全国のドクター14,501人の想いを取材
クリニック・病院 156,267件の情報を掲載(2026年10月30日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!※

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 足立区
  4. 江北駅
  5. ぜんの眼科 足立江北
  6. 禅野 誠 院長

禅野 誠 院長の独自取材記事

ぜんの眼科 足立江北

(足立区/江北駅)

最終更新日:2026/10/15

禅野誠院長 ぜんの眼科 足立江北 main

尾久橋通り沿い、江北駅から徒歩5分の新築ビル4階に、2026年6月「ぜんの眼科 足立江北」が開業した。シックな色合いとやわらかな間接照明が調和する院内は、眼科クリニックとは思えないほど上質な空間だ。院長の禅野誠先生は、大学病院を中心に約20年にわたり臨床の現場で研鑽を積んできた眼科手術のスペシャリスト。白内障から網膜硝子体まで幅広い手術に情熱を注ぎ、後進の指導にもあたってきた経験豊富なドクターだが、物腰はやわらかく患者の話にじっくり耳を傾ける姿が印象的だ。「自分の生涯をかけて医療をやっていく覚悟を決めた以上は、やれるだけのことをやりたい」と穏やかな口調の中に強い信念をのぞかせる禅野院長に、臨床一筋の歩みや手術設備へのこだわり、地域医療にかける思いを聞いた。

(取材日2026年9月28日)

「見えなかった人が見えるように」臨床一筋の約20年

先生が医師を志したきっかけと、眼科の道を選ばれた理由を教えてください。

禅野誠院長 ぜんの眼科 足立江北1

幼い頃から医師である叔父の姿を見て育ちました。多くの人に慕われ感謝される叔父に憧れ、小学生の頃には医師になりたいと思っていました。ただ、専門については臨床研修の段階でもまだ決めていなくて、臨床研修医としてさまざまな経験をしていく中で、それぞれの診療科に面白さを感じていました。外科に惹かれた時期もありましたが、眼科での実習が転機になりました。小さな目の中を顕微鏡で手術する眼科医療は、高い専門性が求められる分野です。見え方に悩みや不安を抱える患者さんと向き合い、その方らしい生活を支える。その一助となれることに深いやりがいを感じています。視覚は人が生活していく上で非常に重要な役割を担っており、多くの方の力になりたいという思いから眼科の道を選びました。

大学病院や関連病院では、どのような経験を積まれてきたのでしょうか。

大学病院には臨床・研究・教育の3つの柱がありますが、私は一貫して臨床を最も大切にしてきました。目の前の患者さんを診察し、診断し、治療する。現場の仕事こそが医師の基本だと私は思っています。地域の関連病院では、白内障をはじめ、緑内障、斜視や眼瞼下垂までさまざまな手術を経験し、お子さんからご高齢の方まで幅広い年齢層を診てきました。大学病院に戻ってからは網膜硝子体という分野に特に力を入れ、とりわけ網膜剥離などの手術には心血を注ぎました。先輩から技術を学びながら後輩にも教えていく日々にやりがいを感じていましたね。難しい症例に取り組み、患者さんの視機能を守ることができた経験の一つ一つが、今の自分の診療を支える大きな自信になっています。

そうしたご経験を経て、開業を決意された背景にはどのような思いがあったのですか。

禅野誠院長 ぜんの眼科 足立江北2

臨床の現場で経験を重ねるうちに、自分の理念のもとで患者さんを診ていきたいという思いが強くなりました。眼科は医療技術の進歩により日帰り手術の範囲が広がっており、大学病院で培った技術をクリニックでそのまま生かせるという利点があります。やってきたことを地域の皆さんにもっと還元できると考えたことが、開業を決意した理由です。開業場所選びで重視したのは広さです。眼科は検査の待ち時間が長くなる傾向なので、患者さんにゆったり過ごしていただける空間を確保したいと考えました。この場所を紹介していただいた際に一目で気に入り、ここでやろうと決断しました。やるからには中途半端にしたくない。生涯をかけてこの場所で医療に取り組む覚悟を決めた以上は、妥協せずに理想のクリニックをつくりたいと思いました。

先進の設備と技術力を駆使、一人ひとりに合った医療を

手術室も見せていただきましたが、院内設備へのこだわりを聞かせてください。

禅野誠院長 ぜんの眼科 足立江北3

手術の精度を上げて安全性を高めるために、手術室の設備にはとことんこだわりました。手術顕微鏡は大学病院で使用していたものと同等のものを選び、白内障と網膜硝子体の手術機器については先進のものを導入しました。手術機器の性能が上がると、手術の際の患者さんの目にかかる負担軽減や手術時間の短縮につながり、合併症のリスク低下も期待できます。そしてそれは術者である私にとってもメリットのあることなんです。これまで現場で身につけてきた手術の技術を、最高の環境のもとで地域の皆さんのために生かしていきたい。その思いをかたちにするため、院内設備を妥協することなく整えました。

具体的にどのような手術に対応できるのでしょうか。

白内障、緑内障、網膜硝子体などの疾患で日帰り手術を行っています。白内障手術ではレンズ選びも大切にしています。近年は多焦点眼内レンズなど性能の良い選択肢が増えていますので、患者さんの生活スタイルやご希望に合わせてご提案しています。網膜硝子体手術は難しい症例もある分野です。長年この領域に深く携わってきた経験があるからこそ、クリニックで対応できるものと大学病院に紹介すべきものとの見極めが的確にできると考えています。無理をせず適切に判断することも、眼科医としての大切な役割です。また、大学勤務が長かった分、他の診療科の先生方とのつながりもありますので、眼科以外の疾患が見つかった際にも必要に応じてご紹介します。常にその方にとってベストな医療を提供できるよう努めています。

患者さんとの向き合い方で、大切にしていることはありますか?

禅野誠院長 ぜんの眼科 足立江北4

診療で最も大切にしているのは、まず患者さんのお話をしっかり聞くことです。どんな症状で何にお困りなのか。そこを丁寧に聞き取ることで、その方に合った医療を提供できると考えています。もう一つ心がけているのは、診察から手術、術後の経過観察まですべて私自身が一貫して担当するということです。当たり前に聞こえるかもしれませんが、この当たり前をきちんと守ることが患者さんの安心につながると思っています。そして、私が良いと思う治療が患者さんにとってのベストとは限りません。考え方やご事情は一人ひとり異なりますから、手術に抵抗がある方には別の方法も一緒に考えます。その上で納得いただけるかたちで治療に臨んでいただけるよう、対話を重ねることを心がけています。

ストレスを感じさせない空間づくりと地域への思い

待合室の開放的な雰囲気がとても印象的ですが、院内づくりのこだわりを教えてください。

禅野誠院長 ぜんの眼科 足立江北5

広くて明るい空間をつくりたいというのが一番のこだわりです。眼科は待ち時間が長くなりがちですので、その時間を少しでも快適に過ごしていただきたかったのです。待合室の椅子は長時間座っても疲れにくいものを選び、羽田空港の搭乗口で使われているものと同じタイプを採用しました。大きな窓からは高架を走る日暮里・舎人ライナーの姿が見えますし、自然光もたっぷり入ります。内装は病院らしさよりもくつろげる雰囲気をめざし、シックさと明るさを両立させたデザインにしました。ストレスなく通院できて居心地がいいと感じてもらえたらうれしいですね。また、手術室の隣にはリカバリールームを設けています。手術前の患者さんの緊張を少しでも和らげられるよう、落ち着いた照明の中でリラックスして待てる空間にしました。

開業されてからの手応えと、今後の展望をお聞かせください。

開業してみると、高齢の方だけでなく若い世代の患者さんも想定以上に多く、幅広い年齢層の方に来ていただいています。特に手術を希望される方が多く、できるだけ速やかに対応したいという思いから手術日を増やしました。ホームページなどで経歴をご覧になって来てくださる方も多く、その期待に応えなければと身が引き締まります。今後もクリニックで対応できる手術はしっかり行い、高度な対応が必要な場合は大学病院と連携して診ていきます。この地域は日暮里・舎人ライナーからアクセスしやすく、子育て世帯からご高齢の方までさまざまな世代が暮らしています。そうした皆さんの目の健康を守り、地域の発展につながるような医療を提供し続けていきたいと思っています。

最後に、地域の方々や読者へメッセージをお願いします。

禅野誠院長 ぜんの眼科 足立江北6

お子さんからご年配の方まで、目のことで困っていることがあれば、まずはご相談ください。手術については長年技術を研鑽してきた自負がありますので、他の医療機関で対応が難しいと言われた方や、手術を受けるか迷っている方にも、一人ひとりに合った治療方針をお伝えできると思います。「最近少し見えにくい」「以前より目がかすむ」といった段階で、早めに診させていただくことで、その後の選択肢が広がることがあります。一人で思い悩まず、ちょっとおかしいなと感じたタイミングで気軽に足を運んでいただければうれしいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

多焦点眼内レンズを用いた白内障手術(検査を含む)/35万円程度