全国のドクター14,392人の想いを取材
クリニック・病院 156,901件の情報を掲載(2026年8月11日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 広島県
  3. 広島市南区
  4. 広島駅
  5. ひろさわ内科駅前クリニック
  6. 広沢 秀泰 院長

広沢 秀泰 院長の独自取材記事

ひろさわ内科駅前クリニック

(広島市南区/広島駅)

最終更新日:2026/08/06

広沢秀泰院長 ひろさわ内科駅前クリニック main

広島駅からペデストリアンデッキで直結している商業施設・エールエールHIROSHIMAの7階に「ひろさわ内科駅前クリニック」はある。2026年3月に開業した同院では、総合診療科 感染症分野で研鑽を積んだ広沢秀泰院長が幅広い内科診療を行っている。勤務医、クリニック院長としての経験を持ち、新型コロナウイルス感染症などの重篤な疾患の治療にも携わってきた。その経験と知見を生かし、感染症の代表である風邪からはじまり、高血圧や高脂血症などの生活習慣病、日常のちょっとした悩みまで、町のかかりつけ医としての診療に力を入れている。自分自身が本当にいいと思った技術や設備を積極的に導入し、地域住民の不調や悩みに真摯に向き合う広沢院長の素顔にふれた。

(取材日2026年6月23日)

患者と真摯に向き合う「これこそが医師」を目指して

初めに、先生が医師を志したきっかけを聞かせてください。

広沢秀泰院長 ひろさわ内科駅前クリニック1

私の曽祖父が医師で、祖母から医師の素晴らしさを聞いていたのがきっかけです。曽祖父は最期まで地域に貢献し、とても慕われていたと聞いていました。数ある職業の中でも、医師は人に貢献でき、喜んでいただける仕事であり、とてもやりがいのある職業だと感じました。そういった思いから、医学部に進学することに決めたんです。

大学・勤務医時代の印象深い思い出はありますか?

大学の臨床実習では、さまざまな診療科を体験する中で、総合診療科の先生がとても印象的でした。患者さんの話をしっかり聞き、診断がつかなくて困っている人の診断をする姿を目の当たりにして「これこそが医師だ」と感じました。また、県立広島病院でも尊敬できる医師と出会えました。地域医療出身の何でも診るというスタンスの先生で、大規模病院で専門性の高い医療を提供している先生たちの中で、患者さんに寄り添い、病気でなく人を診るという医療を目の当たりにして感銘を受けました。それから私も総合診療科の医師をめざすことにし、総合診療科・感染症科を中心に、救急救命科、消化器内科、腎臓内科などで診療経験を積み、感染症の診療で知られる沖縄県立中部病院での研鑽後、総合診療科・感染症科部長を務めるなど、ひとくちに内科と言っても幅広く経験を積むことができました。

勤務医の頃から、いつか開業しようとお考えだったのですか?

広沢秀泰院長 ひろさわ内科駅前クリニック2

県立広島病院での勤務では、開業医の先生方が紹介してくださる患者さんを診るため、責任やプレッシャーを感じながら診療することもありましたが、とてもやりがいを感じていました。その後実家の事情で退職することになり、ご縁があって開業医のクリニックで院長職を経験する機会がありました。実際に開業医の立場として勤務したことで、地域の患者さんを診るというのが自分に合っていると思えたので、開業を決意しました。

開業の際、この場所を選んだ理由についてお聞かせください。

開業医である立場を経験していたので、やはりせっかく開業するならたくさんの患者さんが通いやすい好立地での開業をめざしました。また、私は広島駅の北口のエリア出身なので、この辺りは地元なんです。クリニックのテナントは数少ないのでタイミング次第ですが、本当に幸運なことにこの良い立地で、なおかつエールエールHIROSHIMAの生まれ変わるタイミングでの開業となったことも本当に良かったと思っています。もし待ちが長い場合は図書館やエールエールの館内で過ごしていただき、アプリで呼び出しを行うということも考えています。

ありふれた症状や病気ほど、丁寧に診る

特に力を入れている分野について教えてください。

広沢秀泰院長 ひろさわ内科駅前クリニック3

感染症はずっと診てきた実績があり、自分の強みだと思っています。患者さんに多い風邪は、代表的な感染症です。私は常に「ありふれた病気ほど丁寧に診る」というテーマで診療に当たっています。鼻水・喉の痛み・咳がそろうと風邪といわれていますが、「喉だけ痛い」とか「咳だけで鼻水は出ない」などの症状は注意が必要です。扁桃炎やマイコプラズマ肺炎など、抗生物質を使わないと治らない感染症が隠れていることもあります。さらに心配なのは、熱だけ出ている場合です。血液の中に菌が入っている菌血症・敗血症の可能性もあるので、早めに治療を開始しないといけません。そこを丁寧な問診と診察で見極め、検査が必要かどうか判断しています。「普段と違う」と感じたら、迷わず受診してください。

生活習慣病の診療でも大切にしていることはありますか?

高血圧や糖尿病などの生活習慣病は、患者さんも医療者も「よくある病気」と考えがちですが、だからこそ丁寧な診療が大切だと思っています。例えば高血圧でも、すぐに「血圧が高いので薬を飲みましょう」とは考えません。まずは生活習慣やご家族の病歴も含めて詳しくお話を伺い、必要に応じて血液検査なども行います。実は高血圧の中には、ホルモンの異常や腎臓の病気などが原因となる二次性高血圧が隠れていることがあります。頻度は高くありませんが、原因を治療することで改善する場合もあるため、見逃してはいけない病気です。もちろん多くは本態性高血圧ですが、その判断をきちんと行った上で、その方に合った治療を選択することが大切だと考えています。

患者さんはどのような方が多いですか?

広沢秀泰院長 ひろさわ内科駅前クリニック4

若い方が多く、広島駅を拠点に動かれている方の出勤前後や仕事帰りの方も来院されますね。また、新患の患者さんは結構多い印象です。最初は生活習慣病のビジネスパーソンがメインになるかと思っていましたが、風邪、めまい、健診で異常があった方などの一般的な不調での受診が多いです。また、当院にはCTも備えており、レントゲンでは悩ましい肺炎などの急性疾患の診断の幅が広がります。問診や診察も重視しますが、院内でできる血液検査や画像検査も駆使して、可能なら当院で点滴などの治療を行いますし、必要があれば適切なタイミングで病院や専門の先生へ紹介します。

病気だけでなく「人を診る」医師で在り続けたい

診療で大切にしていることはありますか?

広沢秀泰院長 ひろさわ内科駅前クリニック5

医療の現場では「全人的医療」という言葉があります。これは、病気だけを診るのではなく、病気を抱えた“人”を包括的に診るという医療本来の姿だと考えています。患者さんにとって、安心して相談できることや、納得して治療を受けられることはとても重要だと思うんです。時には言葉をかけることで安心していただけるだけでも、それがいい医療になることもあると思っています。そんな想いを持ち続け、患者さんとそのご家族が安心できるように動いていきたいと思っています。診療の場がどれだけ変化しても、この姿勢は変わりません。これからも、患者さん一人ひとりのニーズに合わせたオーダーメイドの医療を提供していきたいです。

水曜日・木曜日も診療されているのですか?

もともと、水曜日や木曜日に多くの医療機関が休診になることに疑問を感じていました。患者さんが体調を崩すのに曜日は関係ありません。ですから、自分が開業するなら水曜日と木曜日は診療しようと決めていました。当院は広島駅直結という立地でもあるため、仕事帰りや学校帰りにも受診していただきやすいよう、木曜日は19時30分まで受付を行っています。その代わり、火曜日の午前と金曜日の午後を休診とし、企業での活動や書類業務などに充てています。現在は子どもがまだ小さいこともあり、日曜日の診療は行っていませんが、今後は地域のニーズを見ながら検討していきたいと考えています。

今後の展望について聞かせてください。

広沢秀泰院長 ひろさわ内科駅前クリニック6

繰り返しになりますが、私は風邪や生活習慣病をはじめ、「何科を受診したらいいかわからない」という症状まで幅広く対応し、初診の方にも気軽に相談していただけるクリニックでありたいと思っています。ありふれた症状や病気ほど丁寧に診る姿勢を大切にしながら、一人でも多くの地域の皆さんの健康を支えていきたいと考えています。一方で、患者さんが増えたからといって、一人ひとりと向き合う姿勢まで変えてしまっては本末転倒だと考えています。より良い医療を提供することはもちろん、予約・会計システムなどもその時々に応じて見直しながら、待ち時間や会計など、診療以外の部分でもストレスなく受診していただける環境づくりを続けていきたいです。

最後にメッセージをお願いします。

地域の皆さんのプライマリケアの窓口として、どんな些細な不調でも相談に乗れる場所でありたいと思っています。必要な場合は、適切な医療機関へすぐにご紹介します。まずは地域の皆さんにとって「困ったときに最初に思い浮かぶクリニック」という存在になれるよう、信頼を得ていきたいです。