吉田 舞子 院長、吉田 幸洋 先生の独自取材記事
築地駅前内科・婦人科クリニック
(中央区/築地駅)
最終更新日:2026/10/28
ファミリー層やビジネスパーソンなどさまざまな人が行き交う築地駅前に2026年8月に開業した「築地駅前内科・婦人科クリニック」。一般内科、腎臓内科、糖尿病内科、甲状腺に特化した外来、婦人科に対応し、体調不良から慢性疾患、月経トラブルや不妊などの女性の悩みまで広く相談できる体制を整える。吉田舞子院長は大学病院などで腎臓内科を専門としてきた経験から、生活習慣病の管理と治療を得意とする。同院の特徴は、内科と婦人科の両方に専門性を持つこと。舞子院長は内科と婦人科の垣根を超えた診療で多くの女性を支えてきた。産婦人科領域のエキスパートで、大学病院の教授を務める吉田幸洋先生も診療に携わる。「症状だけでなく、患者さんの生活背景にも配慮する医療をめざします」と話す舞子院長と幸洋先生に診療への思いを聞いた。
(取材日2026年9月4日)
内科と婦人科、それぞれの専門家が垣根を越えて診療
まずは舞子院長が開業を決めたきっかけから聞かせてください。

【舞子院長】これまで大学病院と地域医療の現場で、腎臓疾患を専門とした内科診療を行ってきました。大学病院での急性期医療にもやりがいを感じていましたが、次第に予防医学とそれに深く関わる生活習慣病治療に興味を持つようになったのです。生活習慣病は患者さんとコミュニケーションを取り、生活背景に寄り添った治療が重要です。それがかなうのは、患者さんと距離が近い地域のクリニックなのではと考えました。築地にはファミリー層やシニア層、外国からの観光客の方、ビジネスパーソンなど多様な方々が行き交われていますので、そうした幅広い方々の健康を支えていきたいと考えています。
内科と婦人科の両方を専門的に診ていることが特徴ですね。
【舞子院長】私は腎臓内科を中心に経験を重ねてきましたが、内科と婦人科の垣根を越えて、女性の悩みにも数多く対応してきました。その経験を生かし、内科と婦人科それぞれの専門家が在籍する体制にしています。当院の顧問として、産婦人科のエキスパートである幸洋先生も診療しています。幸洋先生は現在も順天堂大学にて教授として勤務されており、非常に経験が豊富なので心強い限りです。女性の体調不良には月経やホルモンバランス、貧血や生活習慣病など複数の要素が関わるので、内科と婦人科の両視点を大切にしながら症状の背景を整理して診療にあたります。また、同じ女性として育児や仕事に奮闘している女性を支えたいという思いもあります。女性の患者さんに「駅から近いから仕事の前後に来られます」「女性医師がいて助かる」などと言っていただけるとうれしいですね。
内科と婦人科を同時に診られると、患者さんにはどんなメリットがあるのでしょう?

【舞子院長】例えば風邪で受診した女性が、実は生理についても悩んでいるという話になったら、「このまま婦人科で診察しますか?」とご提案できます。婦人科で不妊の相談をしている女性が、実は糖尿病などの内科疾患が原因で不妊になっているといったケースもありますので、そんなときは内科で検査・治療を進めることも可能です。
【幸洋先生】婦人科の受診に抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、女性が体の具合が悪くて何科を受診すべきか迷ったら「まずは婦人科へ」と考えていただくとよいですよ。婦人科で治療できるものは治療して、そうでない場合は何科を受診すべきかアドバイスします。当院の場合は内科の受診が適していると判断されれば、迅速に対応できますので患者さんにも安心していただけると思います。
日々の不調や慢性疾患の管理、女性特有の悩みまで対応
舞子院長のこれまでのキャリアを聞かせてください。

【舞子院長】順天堂大学卒業後、同大学病院の腎・血圧内科や順天堂大学医学部附属浦安病院などで経験を積みました。世の中の皆さんはお仕事や家庭などさまざまなバランスを保ちながら生活されています。そうした一人ひとりの背景に寄り添った診療にやりがいを感じたのが、腎臓内科を選んだ理由です。外来での生活習慣病診療や透析治療、重症患者さんを診る集中治療室(ICU)での経験も重ねてきました。ICUに入るような重症患者さんの多くは、決して突然状態が悪くなるわけではありません。早期に専門の医師が診ていれば、防げたかもしれないと感じたケースを何度も目にしてきました。だからこそ、手遅れになる前から関わっていきたいと感じ、クリニックの開業を決意しました。
幸洋先生は大学病院で院長を務めた経験をはじめ、多様なキャリアをお持ちですね。
【幸洋先生】以前は順天堂大学医学部附属浦安病院の院長を務め、今現在も同大学大学院医学研究科産婦人科学特任教授として診療しています。周産期医療が主な専門でしたが、大学病院でお世話になった教授が超音波診断のエキスパートであった影響で、超音波診断においては貴重な経験を積むことができたと思っています。忙しい診療の合間を縫って、カナダへの留学も経験しています。
【舞子院長】当院のような地域のクリニックで幸洋先生の診療が提供できれば、患者さんにより安心していただけると思い、開業にあたってお声がけしました。
お二人のこれまでの経験を生かした診療を行っているのですね。

【舞子院長】内科は腎臓に関連する高血圧・糖尿病などの生活習慣病全般の診療を得意としています。生活習慣病と関連性の深い睡眠時無呼吸症候群については、CPAPを専門的に学んできたため、検査・診断に合わせて治療まで行うことができます。健康診断、予防接種、禁煙に特化した外来にも対応しています。婦人科は月経の悩み、更年期の診療に加え、子宮体がん検査・子宮頸がん検診も実施しており、精密検査が必要になった場合は組織診も当院で実施可能です。不妊治療においては、先進医療の子宮内フローラ検査や男性側の検査にも対応します。
【幸洋先生】私はこれまでの経験を患者さんに還元できるよう、いろいろなことをお伝えしたいという気持ちで診療にあたっています。日本ではまだ認知度が低いといわれる子宮頸がんワクチンの必要性をお話ししたり、妊娠中にワクチンを打つことに抵抗があり迷っている患者さんの相談に応じたりもしています。
迷ったら、かかりつけ医として一番に頼ってほしい
患者さんと向き合うときに大切にしていることを聞かせてください。

【舞子院長】患者さんの目を見てじっくりとお話をするようにしています。患者さんの表情をしっかり見ることで、患者さんが一番心配していることが何か、などわかるものなんです。
【幸洋先生】婦人科の受診に身構えてしまう患者さんもいるかもしれませんが、そのバリアを取り払うために、患者さんの緊張をほぐせるような話し方や態度を心がけるようにしています。
【舞子院長】院内では幸洋先生と患者さんの楽しそうな笑い声が聞こえることも多いです。患者さんが「ありがとうございました!」と明るい声で帰っていかれる様子を見ると、私もほっとします。
検査機器へのこだわりもあるのですね。
【舞子院長】専門家として正確な診断を行い、必要に応じて速やかに病院へご紹介できるよう検査体制の充実にこだわっています。女性に特化した経膣超音波検査装置は、子宮や卵巣の状態を広範囲かつ鮮明に映し出し、短時間で負担の少ない検査が可能です。また、精密顕微鏡「コルポスコープ」は、ごく初期の微細な病変の発見に役立ちます。さらに、少量の採血でHbA1cや炎症・貧血の結果を迅速に判定できる自動血球計数・免疫反応測定装置を導入しており、結果が最短5分ほどで出るので検査がスムーズに進みます。
今後の展望や地域の患者さんへのメッセージをお願いします。

【幸洋先生】気軽に受診してもらいたいです。今後の妊活を考えている方は、不妊の原因になりそうな疾患やトラブルがないか事前にチェックしに来ていただいても構いません。お母さまが更年期の相談、娘さんが月経の相談というように、親子で来ていただくこともできます。
【舞子院長】当院は日比谷線築地駅徒歩0分で、バスでのアクセスも良く、午前診療は14時までなので、お仕事のお昼休憩中の受診も可能です。外国人の方のために、受付スタッフが英語対応もしております。内科と婦人科どちらを受診すべきか迷った時も、かかりつけ医として一番に頼っていただきたいです。
自由診療費用の目安
自由診療とはブライダルチェック/女性:1万9800円~、男性:5500円~、ペア:2万3000円~、子宮内フローラ検査/4万4000円~(ブライダルチェックプランに追加する場合)

