五十嵐 千穂 院長、池澤 崇文 副院長、池澤 佑典 先生の独自取材記事
千里山田プリンス歯科クリニック
(吹田市/山田駅)
最終更新日:2026/07/10
阪急千里線、大阪モノレール線の山田駅から徒歩約10分。大通りに面したビルの2階に、2026年5月13日にオープンした「千里山田プリンス歯科クリニック」。院長の五十嵐千穂先生は、主に小児矯正と入れ歯治療で多くの臨床経験を積んできたスペシャリストだ。同院の開設にあたっては、歯科口腔外科を専門とする豊中市のY’s歯科クリニック院長でもあり、五十嵐先生の夫である池澤佑典先生と、その弟の池澤崇文副院長も加わり、各自が専門スキルを発揮しながら一般歯科から自由診療、予防歯科に至るまで、幅広い診療項目を展開する。地域に根差し、“子どもから家族で通える歯科クリニック”をめざす3人に、開院への想いや診療のこだわり、今後の展望について話を聞いた。
(取材日2026年6月3日)
幅広い治療で家族に寄り添い大切な歯を生涯守り続ける
まずはクリニックの特徴や開業への思いをお聞かせください。

【五十嵐院長】これまで、夫の佑典先生が院長を務めるY’s歯科クリニックに勤務し、主に小児矯正と入れ歯治療を担当しながら夫婦で力を合わせ、地域の皆さんのお口の健康を守ってきました。おかげさまで、たくさんの方にご来院いただき予約が取れにくい状況になったため、より多くの患者さんにしっかりお応えできるよう活動の場を広げることを決意。私たち自身が暮らす千里山田の地に、新たなクリニックをオープンさせました。
【佑典先生】当院でも互いに連携して診療に携わりますが、今回、副院長として弟の崇文先生が加わり、3人体制で盛り立てていきます。女性院長ならではの強みを発揮しつつ、あらゆる歯科ニーズに対応できるように幅広い診療項目を展開。小さなお子さんから高齢の方まで、誰もが安心して通える地域のクリニックをめざします。
診療方針とクリニック名に込めた想いについてお聞かせください。
【五十嵐院長】当院のコンセプトは「家族の大切な歯を、生涯ともに守る歯科医院」。「ここなら安心して通える」と信頼していただけるよう当院が実践するのは、痛い所だけを治療して終わるその場しのぎの治療ではなく、患者さんの生涯に長く寄り添いご家族と一緒に健康を守っていく包括的な医療です。当院の「プリンス」という名は、当院のほど近くにある王子池にちなんだもの。自然豊かな憩いの場として地域の皆さんに愛されている王子池のように、身近で親しみやすい歯科クリニックとして気軽に足を運んでいただきたい。そのような願いを込めて「千里山田プリンス歯科クリニック」と名づけました。
とても心地良い院内ですが、院内づくりでこだわったところはどこですか?

【五十嵐院長】空間全体については、患者さんが緊張せずリラックスして治療を受けていただけるように、明るく温かな雰囲気を重視しました。親子で治療を受けられるファミリースペースや、小さなお子さんが楽しく歯ブラシの練習ができるキッズルームなど、幅広い年齢の方が快適に過ごせるよう工夫たっぷりのお部屋を多数ご用意しています。
【崇文副院長】設備機器については、外科手術に対応するオペ室やエアフローをビルトインした予防専用チェア、先進の治療機器を充実させ、各診療分野において精度を追求した治療を提供できるように環境を整備していますね。
【佑典先生】高解像度の光学カメラを搭載した口腔内スキャナーを導入すると同時に、フロアの一階に歯科技工室も併設。診療現場との連携で精密な入れ歯やかぶせ物をスピーディーに作ることができる体制も、特徴の一つと言えるでしょう。
各分野のスペシャリストが集まり幅広いニーズに対応
それぞれの専門についてお聞かせください。

【五十嵐院長】もともとは入れ歯治療が専門だったのですが、勤務医時代、女性医師ということもあって子どもの患者さんを任されることが多く、その中で小児矯正治療に興味を持つようになりましたね。現在は入れ歯治療と小児矯正を主に担当しています。
【崇文副院長】私と佑典先生は、歯科口腔外科が専門です。外科的処置を得意としており、親知らずの抜歯やインプラント治療など、難治療にも対応しています。特に、佑典先生はY's歯科クリニックの院長として幅広い症例に対応していたため、他の歯科クリニックからの紹介を受けて当院で患者さんを引き受けるケースも少なくありません。
小児矯正と入れ歯治療、歯科口腔外科のスペシャリストがそろうわけですね。
【佑典先生】そうですね。さらに、当院では他にもさまざまな専門スキルを持つ歯科医師が活躍していますので、特定の分野にとどまらず、幅広い歯科治療において適切な方法をご提案できるのが強みとなっています。そして、それらの専門スキルを集結し、互いに連携し合いながらより良い歯科診療を追求するのが当院のめざすところ。「歯が痛い」「入れ歯が合わない」などのお口のお悩みはもちろん、健康な歯を守るための予防・ケアの相談、噛み合わせや生活習慣など、複数の要因を捉えた長期的かつ包括的なお口の健康づくりを、チーム一丸となってサポートしていきたいと考えています。
どのような患者さんが多いのでしょうか。

【五十嵐院長】現在は、オープン前の内覧会やウェブサイトをきっかけに来てくださる方がほとんど。主訴としては本当にさまざまで、痛みや不具合を治すための治療はもちろん、ホワイトニングやセラミック治療などの審美歯科や定期的なメンテナンスを行う予防歯科、外科処置を伴う歯科口腔外科治療など、ニーズも年齢も幅広い患者さんが来られています。それこそ、小さなお子さんから親御さん、おじいさん・おばあさんと、ご家族みんなで通われるケースも徐々に増えてきました。近年では、乳児期から口腔機能や歯並びのケアに関心を寄せる親御さんも多く、発育に関する相談で来院される方もいらっしゃいますね。
丁寧な説明と納得の治療で家族の成長を見守る場所に
患者さんと接する上で心がけていることを教えてください。

【五十嵐院長】これまで大切にしてきたことは、患者さんへの丁寧な説明と、納得のいく治療を一緒に考えていく姿勢です。歯科治療にはさまざまな選択肢があるからこそ、「その方にとって何が本当に良いのか」を常に考え、患者さんが心から納得できる治療を探っていくことです。それは、小さなお子さんの場合でも同じ。親御さんだけじゃなく、意思表示できる年齢のお子さんであれば、本人の気持ちにしっかりと耳を傾けることを心がけています。
【崇文副院長】特に、手術となる患者さんはご不安だと思いますので、その不安を取り除けるよう、丁寧にコミュニケーションを取るようにしています。口腔内の状況や術前・術後での説明、その後のケアに至るまで、詳細な説明を通して少しでも安心して治療に臨んでいただきたいですね。
これから特に力を入れていきたいことはありますか?
【佑典先生】1番の目標は、やはり「家族みんなで通える歯科医院」というコンセプトをしっかりと追求していくこと。その基本理念をしっかりと守りながら、患者さんのご要望や時代の要請に柔軟に対応していければと思っています。
【五十嵐院長】乳児の口腔機能検査もその一つですね。親御さんからの相談を受け早めに検査を受けていただくことで、その後の適切な訓練やケアにつなげていきたいと考えています。
【崇文副院長】治療技術や設備機器についても、どんどん新しいものを学び、取り入れていきたいですね。若い歯科クリニックだからこその柔軟性やスピードは、当院の強みでもあります。それによって治療の選択肢を広げ、患者さんの満足度を高めていきたいです。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。

【佑典先生】生涯にわたり歯の健康を守るためには、悪い歯を作らないという予防が重要です。虫歯でも歯周病でも、痛くなった時には症状がかなり進んでいるということ。できれば痛くなる前に気軽に訪れて、何でもご相談いただければうれしいですね。
【五十嵐院長】現在私は、治療を手がける歯科医師でもあり、子育て中のママでもあります。この地域で子育てをしているご家族と同じ目線で健康を考えていくと同時に、歯科治療の専門家としてご家族の成長を見守れる場所でありたいという想いで取り組んでいます。お子さんの歯の生え替わりを一緒に見守り、その成長を支える。生涯をかけてともに歩む地域のクリニックとして、皆さんとの出会いを楽しみにしています。
自由診療費用の目安
自由診療とは矯正治療/24万2000円~、小児矯正/28万6000円~、インプラント治療/46万2000円~、ホワイトニング/1万7600円~、セラミック治療/3万9600円~

