北川 亮 院長の独自取材記事
越谷レイクタウン駅前おとなこども歯科・矯正歯科
(越谷市/越谷レイクタウン駅)
最終更新日:2026/07/28
越谷レイクタウン駅から徒歩2分の場所に、2026年5月「越谷レイクタウン駅前おとなこども歯科・矯正歯科」が開院した。院長の北川亮先生は、南越谷で約3年半分院長を務める中で患者と真摯に向き合い、地域に寄り添う医療の大切さを実感。その思いを形にするため準備を重ね、この地での開業を決意した。院内は落ち着いた空間で、ベビーカーのまま入れるユニットやキッズスペースを設けるなど、通いやすさにも配慮。「患者さんのために何ができるか」を軸に、一人ひとりに丁寧に向き合う診療を大切にしている。長年、少林寺拳法にも励んでいる北川院長。その中で養った利他の精神でチームを率いる北川院長に、開業への思いや診療の信念について話を聞いた。
(取材日2026年6月1日)
一人ひとりを大切に。信頼から始まる歯科医療をめざす
こちらのクリニックを開業された経緯を教えてください。

数年前、南越谷のクリニックで約3年半にわたり分院長として診療に携わってきました。患者さんと向き合う日々の中で、忘れられないのが直筆のお手紙を頂いたことです。そこには、私が大切にしてきた診療への思いや感謝の言葉がつづられていました。その手紙は今でも大切に保管しており、疲れたときや迷ったときには読み返して、「患者さんのために何ができるのか」という原点を思い出しています。また、「先生が開業するなら通いたい」と声をかけてくださる患者さんの存在も、大きな励みになりました。その言葉に背中を押され、地域に根差し、一人ひとりに向き合えるクリニックをつくりたいという思いが形になっていったのです。そしてご縁があって越谷レイクタウンのこの場所と出会い、「ここでなら地域の皆さまに寄り添う医療ができる」と感じ、開業を決意しました。
院内づくりでこだわった点を教えてください。
小さなお子さん連れの方にも安心して通っていただける環境づくりを大切にしました。ユニットはベビーカーのまま入れるよう幅を計算して設計し、親御さんがお子さんの治療をそばで見守れるスペースを確保しています。待合室にはタッチパネルを備えたキッズスペースを設けるなど、少しでも楽しい気持ちで来院してもらえるよう工夫しています。個室ユニットにはカウンセリングモードを搭載し、検査結果や治療内容を画面で共有しながら丁寧にご説明しています。また、車いすをご利用の方が移乗する負担なく診療を受けられる可動式ユニットも導入しています。年齢やライフスタイルを問わず、どなたにも安心して通っていただける歯科医院をめざして準備を重ねてきました。内覧会では多くの地域の皆さんに足を運んでいただき、分院長時代の患者さんが久しぶりに訪ねてきてくださったことも、とてもうれしく印象に残っています。
どのような診療を大切にされていますか。

私がめざしているのは、治療を繰り返す場所ではなく、健康な状態を長く守るために通っていただける歯科医院です。歯は一度削ったり治療したりすると、少しずつ負担がかかってしまいます。だからこそ、できるだけ治療が必要にならないよう、定期的なクリーニングや検診を通じて予防を続けることが大切だと考えています。そのため当院では、まず保険診療をベースにお口の状態を整えることを重視しています。その上で、再発を防ぐために耐久性の高い素材をご提案することもありますが、信頼関係が十分にできていない段階で自由診療を無理にお勧めすることはありません。どの治療にも理由があり、患者さんに納得して選んでいただけるよう丁寧な説明を心がけています。歯科治療は、患者さんと歯科医師が一緒に進めていくものです。だからこそ、安心してお話しいただける関係づくりを大切にしています。
子どもにも大人にも、まずは信頼関係を築くことから
お子さんの診療において大切にしていることは何でしょうか。

お子さんの診療で何より大切にしているのは、信頼関係を築くことです。私は、お子さんも大人と同じ一人の人間だと考えています。そのため、「子どもだから仕方ない」と決めつけるのではなく、一人ひとりの気持ちに寄り添いながら診療しています。いきなり歯を削ったり治療を始めたりすることはせず、まずはお話をしながら、「この先生なら大丈夫そう」と感じてもらうことを大切にしています。泣いたり治療を怖がったりするお子さんも少なくありませんが、焦る必要はありません。少しずつ通院を重ね、歯科医院やスタッフに慣れてもらうことで、多くのお子さんが治療を受けられるようになります。私自身も子育て中の父親として、お子さんや親御さんの不安に寄り添いたいと思っています。「ここなら任せられる」と感じていただけるよう、焦らず丁寧に向き合うことを大切にしています。
力を入れている診療についても教えてください。
私が特に力を入れているのは、詰め物やかぶせ物などの補綴治療です。例えば前歯の見た目でお悩みの方には、単に歯をきれいに整えるだけでなく、その方の性別やお顔立ち、全体のバランスまで考慮しながら、自然で違和感のない仕上がりをめざしています。歯科技工士任せにするのではなく、私自身も完成イメージを細かく共有しながら、一人ひとりに合った治療を心がけています。
専門的な治療についても相談できますか?

当院では、矯正治療は矯正を専門とする歯科医師が、インプラント治療はインプラントを専門とする歯科医師が担当しており、それぞれの分野の専門性を生かした診療体制を整えています。複数の悩みを抱えている患者さんにも院内で連携しながら対応できるため、安心してご相談いただけるのではないでしょうか。特に矯正治療については開院前から多くのお問い合わせを頂いており、地域のニーズにお応えできるよう診療日を増やして対応しています。
スタッフが主役。地域で親しまれるクリニックへ
スタッフさんの雰囲気もすてきですね。

私は、歯科医師一人では良い医療は実現できないと考えています。日々患者さんと接し、お口の変化に気づく歯科衛生士や、安心して通院できる環境を支える受付スタッフなど、それぞれが大切な役割を担っています。そのため、スタッフは単なる従業員ではなく、患者さんの健康を一緒に支える大切な仲間です。採用の際も、技術や経験だけでなく、人柄や診療理念への共感を大切にしてきました。おかげさまで、患者さんのために何ができるかを真剣に考え、同じ方向を向いて歩んでくれる素晴らしいスタッフに恵まれたと感じています。クリニックの雰囲気やスタッフ同士の関係性は、患者さんの安心感にもつながるものです。これからもスタッフ一人ひとりを尊重しながら、同じ志を持つチームとして力を合わせ、地域の皆さんに信頼していただけるクリニックをめざしていきたいと思います。
先生が大切にしている考え方を教えてください。
私が大切にしているのは、常に謙虚でいることです。今の自分があるのは、自分一人の力ではなく、これまで出会った多くの方々に支えていただいたおかげだと思っています。もともと歯科医師をめざしていたわけではありませんが、大学時代に出会った留学生たちの姿に刺激を受け、自分も目的を持って生きたいと考えるようになりました。歯科の道へ進む決意をしたときには、家族や高校時代の恩師が背中を押してくださり、その支えがあったからこそ今があります。だからこそ、自分の足りない部分は素直に認め、周囲の力を借りながら成長していきたいと考えています。少林寺拳法を通じて学んだ利他の精神も私の原点の一つです。相手によって考え方や感じ方は異なることを忘れず、患者さんやスタッフ一人ひとりと誠実に向き合うことをこれからも大切にしていきたいですね。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。

私たちがめざしているのは、地域で最もホスピタリティーあふれるクリニックになることです。患者さんのお話にしっかり耳を傾け、不安や悩みに寄り添いながら、一人ひとりに安心して通っていただける場所でありたいと思っています。そのためにスタッフ全員で、「患者さんの笑顔のために自分たちに何ができるか」を日々考えながら診療に取り組んでいます。歯科医院に対して、「怖い」「緊張する」といったイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。だからこそ私たちは、治療の技術はもちろんのこと、人と人とのつながりや温かいコミュニケーションを大切にしています。お口のことで少しでも気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。地域の皆さんに長く信頼していただける存在をめざし、これからもスタッフと力を合わせて歩んでまいります。
自由診療費用の目安
自由診療とは歯列矯正/35万円~、インプラント治療/30万円、セラミックを用いた補綴治療/5万円~

