高橋 英子 院長、有田 美江 先生、藤野 紘亘 先生の独自取材記事
けやき歯科醫院北柏
(柏市/北柏駅)
最終更新日:2026/07/27
JR常磐線北柏駅前のクリニックモール内に開院した「けやき歯科醫院北柏」。我孫子の本院、金町の分院に続く3院目の歯科医院として、本院で大切にしてきた「患者と長く関わり、生活に寄り添う診療」を受け継ぎながら、子育て世代から高齢者まで通いやすい環境づくりに取り組んでいる。一般歯科、小児歯科、矯正歯科を中心に、予防や口腔機能管理にも力を注ぎ、治療が必要になった時だけでなく、日々の健康維持や成長支援のためにも気軽に足を運べる場所をめざす同院。広い待合室や子どもと一緒に入れる診療室、電車が見える診療室など、家族で通いやすい工夫も随所に見られる。高橋英子院長、藤野紘亘先生、有田美江先生に、開院の背景や診療体制、地域への思いを聞いた。
(取材日2026年6月11日)
めざすのは「おなかにいる時から通えるクリニック」
北柏に開院した経緯を教えてください。

【高橋院長】我孫子にある本院「けやき歯科医院」は開院して20年ほどになり、定期的に通ってくださる患者さんが多いため、予約が取りづらい状況が続いていました。そこで、近隣に同じように通いやすい場所をつくりたいと考えたのが始まりです。北柏は我孫子の隣駅で生活圏も近く、駅前の再開発によりクリニックモールが整備されたタイミングでもありました。以前から駅前を見ていたこともあり、ここなら本院からの患者さんも、地域の方も通いやすいのではないかと感じました。駅から徒歩1分とアクセスが良いのでスタッフも行き来しやすく、本院と連携しながら診療できる点も大きな理由です。
御院のコンセプトについてお聞かせください。
【高橋院長】人生のそれぞれの段階に寄り添える歯科医院でありたいと考えています。お子さんであれば成長や口腔機能の発達を見守り、大人の方では予防や機能維持、必要に応じて審美的なお悩みのご相談にも対応します。歯は生活と深く関わるものなので、診療室の中だけで完結するのではなく、その方の暮らしやご家族との関係も含めて支えていきたいです。家族のように近い距離感で関わりながら、信頼関係を築き、長く通っていただける場所にしていきたいですね。
院内設計や設備の特徴を教えてください。

【有田先生】現在は診療ユニット4台ですが、将来的には10台まで拡張したいと考え、配管を準備しています。ご家族で通っていただくことを想定して待合室は広めにし、漫画も多く置いています。一部のユニットにはお子さんが遊べるスペースを用意し、親御さんが治療中も安心して過ごせる環境を意識しました。お子さんは歯科医院を怖がってしまうことが多いですが、小さい頃から歯科医院に慣れることで、通院が自然な習慣になります。窓から電車が見える診療室もあるので、「電車が見える歯医者さんに行こう!」と声をかけていただきやすいのではないでしょうか。設備としては、CT、セファログラム、口腔内スキャナー、パノラマエックス線撮影装置、滅菌設備など、先進の機器を備えています。
専門性を生かしたチーム診療
対応されている症状と、スタッフの体制を教えてください。

【高橋院長】一般歯科、小児歯科、矯正歯科を中心に、予防歯科や口腔機能管理にも対応しています。基本的に歯科医師2人、歯科衛生士は2~4人体制で、本院と行き来しながら勤務しています。矯正歯科を専門とする私をはじめ、歯科医師それぞれに得意分野があるので、患者さんのニーズや症状によって多角的な診療を提案することができます。
【藤野先生】私はもともと本院で勤務していまして、開業と同時にこちらに異動してきました。画像診断を専門としており、エックス線画像やCT画像をもとにした診断面で支えています。
【有田先生】私は実は院長と高校時代からの友人なのです。長年の付き合いで互いの人柄や診療への考え方をよく知っているので、遠慮なく相談や提案ができます。専門としては、ホワイトニングをはじめとした審美面やエイジングケアの領域に知見があります。
画像診断の専門家がいる歯科医院は珍しいのではないでしょうか。
【藤野先生】歯科診療では、お口の中を目で見るだけではわからないことが多くあります。そのため画像を正しく読めることは、歯科診療の質を支える大切な要素となります。例えば虫歯の治療でも、インプラントの術前検査でも、矯正治療でも、エックス線画像やCT画像から得られる情報によって治療計画は変わります。画像診断の際には歯や骨、歯根の周囲など、肉眼では見えない部分まで確認しています。一般歯科や矯正担当の歯科医師とともに多角的に画像を見るという視点が、患者さんにより適した治療を提案するための支えになっています。
診療方針について教えてください。

【有田先生】基本は保険診療を大切にしながら、予防とカウンセリングを重視しています。治療には複数の選択肢があることも多いため、まず検査結果やお口の状態をわかりやすく説明し、その上で患者さん自身に選んでいただくことを心がけています。歯科医師として「これしかありません」と押しつけるのではなく、それぞれのメリットや注意点、費用面、通院回数なども含めて伝え、一緒に治療計画を考えることが大切です。ご自身で納得して選んだ治療であれば、患者さんも前向きに取り組みやすくなりますし、その後の予防にもつながっていくと思います。
予防と連携で地域の健康を長く支えたい
患者さんとの関係づくりで大切にしていることは何ですか?

【高橋院長】本院では赤ちゃんの頃から見てきた方が成長し、家族ぐるみで通ってくださる関係がありました。歯科衛生士も長く担当することで、ご家族のことや成長の過程までわかるような、近い距離感の関係ができていました。当院でも同じように地域の方と長く関わっていきたいと考えています。
【有田先生】子どもの同級生や保育園の先生、ママ友など身近な方が来院されることもあり、診療室の中だけでなく日常の延長線上で相談を受けるような距離感があります。時には直接「歯が抜けたけれど大丈夫?」といった連絡をいただくことや、「しっかり磨けていないみたいだから、先生から指導してください」と頼まれることも。地域の歯科医院として、家族のような親しみやすさを大切にしたいと考えています。
本院やモール内の他院との連携はされているのでしょうか?
【有田先生】本院とはスタッフが行き来し、歯科衛生士の教育や、患者さんの継続的な診療に関して連携を行っています。長く本院に通われていた方が、北柏のほうが近いからと来院されることもありますし、担当していた歯科衛生士が行き来していますので、担当を変えずに施術を受けていただくこともできます。また、同じクリニックモール内には泌尿器科などもあり、将来的には連携の体制を整えたいと考えています。例えば透析治療を受けている方では、歯周病管理などお口の健康が全身状態に関わるケースもあります。地域の医療機関同士で情報を共有しながら、全身の健康にも目を向けていきたいですね。
今後、地域にとってどのような存在でありたいとお考えですか?

【高橋院長】地域に根差し、ご家族で長く通っていただける歯科医院にしていきたいです。妊娠期の方には生まれてくるお子さんのお口の育ちについて伝え、乳幼児期からは歯科医院に慣れることや口腔機能の発達を支え、成人の方には虫歯や歯周病の予防、シニア世代には食べる・話す・飲み込む機能の維持をサポートしていく。さらに、ホワイトニングなどのご相談にも応じながら、その方の年齢や生活に合った選択肢を提案したいと考えています。「何かあった時に相談する場所」ではなく、「日頃から健康を守るために通う場所」として親しまれる存在をめざしたいと思っています。
自由診療費用の目安
自由診療とは可撤式矯正/5万円~、ホームホワイトニング/3万円~、オフィスホワイトニング/2万8900円~

