高山 政樹 院長、高山 久美子 副院長の独自取材記事
生駒駅前たかやま内科・内視鏡クリニック
(生駒市/生駒駅)
最終更新日:2026/06/18
生駒駅から徒歩1分、駅南口からつながるすぐの商店街に2026年3月に開業した「生駒駅前たかやま内科・内視鏡クリニック」。AIを活用した内視鏡診断支援システムなど充実した設備を備え、幅広い症状に対応している。院長を務める高山政樹先生は、近畿大学奈良病院や天理よろづ相談所病院などで消化器疾患を中心に経験を重ねてきた医師だ。妻である副院長の高山久美子先生は、麻酔科や訪問診療、内科外来など幅広い分野に携わってきた。それぞれの専門性を生かしながら、地域に根差したクリニックとして患者に寄り添う診療をめざす2人に、開業までの経緯や診療にかける思いについて話を聞いた。
(取材日2026年5月1日)
夫婦で築く、生駒の地に寄り添うクリニック
開業に至った経緯や、この地を選ばれた理由を教えてください。

【高山院長】これまで大学病院や基幹病院で長く経験を積み、日々の診療にやりがいを感じていましたが、以前から「地域に根差した医療をしたい」という思いがあり、2026年3月に開業しました。大学病院などでは異動によって患者さんと長く関わることが難しい面もありますが、クリニックであれば一人ひとりを継続して診ていくことができます。もともと両親が奈良出身ということもあり、私自身も幼い頃から奈良には親しみがありました。生駒は、勤務医時代から診療に携わってきた地域でもあり、地域の専門医との連携も取りやすい環境です。駅から近くアクセスの良い立地も魅力でした。実際に開業してみると、穏やかで温かい患者さんが多く、この地域で開業して良かったと感じています。
お二人のご経歴を教えていただけますか?
【高山院長】近畿大学卒業後、近畿大学奈良病院や倉病院などで、消化器内科を中心に経験を積んできました。中でも内視鏡診療は長く携わってきた分野で高度な知識と技術を学ばせていただきました。体への負担を抑えながら診断や治療ができる点に魅力を感じています。一方で、地域のクリニックでは専門領域だけでなく、発熱や生活習慣病など幅広い症状に対応することも大切です。まずは何でも相談していただき、必要に応じて適切な医療機関につなぐ、その入り口の役割を担える存在でありたい。そう思えるのも、これまでの経験があってこそだと思います。
【久美子副院長】福井大学医学部を卒業後、神戸労災病院の麻酔科で経験を積んだ後、内科医とし勤務し、内科の外来や訪問診療に携わってきました。そんな経験が現在の診療に生かされていると思います。
どのような患者さんが多く来院されていますか?

【久美子副院長】高血圧症や糖尿病などの生活習慣病から、風邪症状や腹痛といった急性症状まで、幅広い患者さんに来ていただいています。内視鏡検査をご希望される方や、健診をきっかけに受診される方も多いですね。近くにシニア向け住宅があるため高齢の患者さんも多い一方、駅前という立地から、会社帰りの働き盛りの世代や、お子さんの習い事の合間に来院される親御さんもいらっしゃいます。生駒の方は穏やかで優しい方が多く、私たちも温かい雰囲気の中で診療させていただいています。
【高山院長】地域の皆さんが気軽に足を運んでくださっている印象がありますね。「何科を受診したらいいかわからなくて」と相談に来られる方も多いので、まずはしっかりお話を伺うことを大切にしています。
内視鏡検査を軸に、幅広い不調に対応
開業にあたり、設備や内装でこだわった点を教えてください。

【高山院長】患者さんの幅広い訴えに対応できるよう、検査機器の充実を図りました。内視鏡検査をはじめ、院内で採血や心電図、エコー検査など幅広く対応できる体制を整えています。また、AIを活用した内視鏡診断支援システムを導入し、見落としの防止にも役立てています。必要に応じて地域の医療機関とも連携しながら、CTやMRIなどの精密検査へスムーズにつなげられる体制も整えました。専門性を大切にしながらも、気軽に相談していただけるクリニックでありたいですね。
【久美子副院長】院内は木目調やグリーンを取り入れ、病院らしい緊張感を和らげられるような空間づくりを意識しました。検査に不安を感じる方も多いため、少しでもリラックスして受診していただける雰囲気を大切にしています。
診療の際に大切にされていることは何ですか?
【高山院長】まずは患者さんに話しやすいと感じていただくことを大切にしています。体調に不安があって受診される方が多いので、気安く何でも相談していただける雰囲気づくりを心がけています。内科では症状がはっきりしない段階で来院される方も多いため、まずはしっかりお話を伺い、必要に応じて適切な医療機関につなぐことも、地域のクリニックとして大切な役割だと思っています。専門分野に限らず、幅広く相談していただける存在でありたいですね。
【久美子副院長】2人体制で診療しているため、待ち時間の軽減につながるだけでなく、それぞれの視点から患者さんを診られることで幅広い症状に対応しやすい点も強みだと思っています。体調面だけでなく、生活背景なども含めて丁寧にお話を伺うことを重視しています。それぞれの専門性を生かしながら、安心して通っていただける体制を整えていきたいですね。
特に注力されている内視鏡検査について教えてください。

【高山院長】内視鏡検査は、私自身これまで長く携わってきた分野であり、当院でも力を入れている診療の一つです。内視鏡の強みは、病変を映像で確認できるだけでなく、ポリープなどを発見した際には、その場で切除まで行える点です。患者さんの負担軽減につながる一方で、苦しそう・怖いといったイメージから、検査をためらう方も少なくありません。当院では、できるだけリラックスした状態で検査を受けていただけるよう鎮静剤を使用しています。検査を受けた方に「思っていたより楽だった」と思っていただけたらうれしいですね。また、AIを活用した内視鏡診断支援システムも導入し、見落とし防止にも役立てています。健診をきっかけに来院される方も増えているので、早期発見・早期治療に貢献できればと思っています。
身近なかかりつけ医として、地域とともに歩む
お二人が医師をめざしたきっかけを教えてください。

【高山院長】家系に医療関係者はいませんが、幼い頃に大きなやけどをして病院でお世話になった経験があり、医療という仕事を身近に感じていました。また、救命救急を題材にした医療番組などを見て、「人の役に立つ、やりがいのある仕事だ」と感じたことも大きいです。消化器内科を選んだのは、研修医時代に内視鏡に魅力を感じたからです。開腹することなく診断や治療ができる点に惹かれ、この分野で経験を積んできました。
【久美子副院長】祖父や父も医師でしたが、私はもともと文系で、当初は医療の道を考えていたわけではありませんでした。ただ、高校生の時に自身が入院・手術を経験したことで医療に興味を持ち、そこから医学部をめざしました。
忙しい毎日だと思いますが、休日はどのように過ごしていますか?
【高山院長】開業したばかりということもあり、休日もクリニックに出て備品をそろえたり、足りない物を買いに行ったりすることが多いですね。忙しい毎日ではありますが、妻の手料理のおかげで健康管理もできています。また、家族と過ごす時間は大切にしたいと思っています。娘が2人いるので、家では男性は私1人だけ(笑)。少し圧倒されることもありますが、にぎやかで楽しいですね。
【久美子副院長】私は健康維持のために軽く走ったりするようにしています。今は開業直後で慌ただしい日々ですが、家族で過ごす時間が良いリフレッシュになっています。忙しい中でも、無理をしすぎないよう意識しています。
今後の展望と、読者へのメッセージをお願いします。

【高山院長】何でも相談できる身近なクリニックをめざしています。幅広い症状に対応しながら、地域のかかりつけ医として長く患者さんと関わっていきたいですね。専門的な検査や治療が必要な場合には、地域の医療機関とも連携しながら適切な医療につなげていきます。症状がはっきりしない段階でも、まずは気軽に頼っていただければと思います。
【久美子副院長】今後は訪問診療にも対応し、注力していきたいと考えています。高齢化が進む中、通院が難しい方にも継続して医療を届けられる体制を整えていきたいですね。診療だけでなく、ご自宅での生活背景にも目を向けながら、その方らしい暮らしを支えていければと思っています。気になることがあれば気軽にご相談ください。
自由診療費用の目安
自由診療とは胃カメラ 1万5400円(税込)
大腸カメラ 2万5300円(税込)
胃カメラ + 大腸カメラ 3万6300円(税込)

