全国のドクター14,213人の想いを取材
クリニック・病院 157,141件の情報を掲載(2026年5月05日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 豊中市
  4. 豊中駅
  5. 【2026年7月開院予定】ばんば脳神経外科クリニック
  6. 馬塲 庸平 院長

馬塲 庸平 院長の独自取材記事

【2026年7月開院予定】ばんば脳神経外科クリニック

(豊中市/豊中駅)

最終更新日:2026/05/01

馬塲庸平院長 【2026年7月開院予定】ばんば脳神経外科クリニック main

【2026年7月開院予定】※開院前の情報につき、掲載情報が変更になる場合があります。
急行電車も停車する阪急電鉄宝塚本線・豊中駅から徒歩3分の医療モールに、2026年7月に開業する「ばんば脳神経外科クリニック」。幼少期を東豊中町で過ごしたという馬塲庸平(ばんば・ようへい)院長がめざすのは、地域の人々の暮らしの中に溶け込むクリニックだ。脳神経外科医として、小児脳神経疾患から高齢者に多い脳卒中まで幅広く診療してきた馬塲院長が、急性期病院を離れ、地域医療に取り組もうと決意した理由とは。開業を決断した経緯や診療への想い、今後の展望などを語ってもらった。

(取材日2026年4月21日)

日常の中で気軽に立ち寄れる場所をめざす

まずは、これまでのご経歴を教えてください。

大阪大学医学部を卒業後、国立病院機構大阪医療センターで臨床研修を受けました。その後、慶応義塾大学大学院で、当時、開発されて間もない革新的技術であったiPS細胞を活用した小児脳神経疾患や神経再生の研究を行い、大阪に戻ってきてからは大阪ろうさい病院、大阪大学医学部附属病院、医誠会病院(現・医誠会国際総合病院)などで脳血管内治療を中心に臨床を行ってまいりました。脳神経外科を専門に選んだのは、人の命に関わる現場で仕事ができる点に魅力を感じたから。頭の先から足の先まで全身を幅広く診られるところも面白いなと思いました。尊敬できる先生との出会いも、脳神経外科に進んだ理由の一つです。

開業に至った経緯をお聞かせください。

医師人生の前半が終わり、後半をどう過ごすか考えていたんです。多くの先生は今の道を極めていくことを選ばれると思うのですが、私は一つを深く掘っていくより、新しい分野で見識を深めたいという想いがありました。急性期病院は緊急性の高い病気を見極め、画像で診断し手術で治療します。一方、個々の患者さんは、重い病気はないけれど症状で困っていたり、不安を抱えている方が非常にたくさんいらっしゃいます。急性期の病院ではそういう方々をじっくりと診ることが難しく、どこかもどかしさを感じていました。そういう病気のほうがガイドラインのような答えがない分、診断や治療を進めることが難しいので、患者さんに近いところで根気強く時間をかけて治療を進めていくことが必要です。もともと地域医療にも関心を持っていたこともあり、人生の後半戦は今までじっくり診て差し上げられなかった方々に目を向けて取り組んでみようと、開業を決めました。

なぜ豊中駅の近くを開業場所に選ばれたのですか?

私の理想は、生活の中に溶け込む医療。学校や仕事の前後や、買い物のついでなど、日常生活の中で利用できるクリニックをめざしたいんです。特に頭痛やめまいでお困りの方は、その症状さえなければ日常生活が送れるでしょう。それなら、そばにいて手助けをしたい。そう思った時、交通の便が良く、駅に近くて人が集まるところが一番だと考えました。急性期病院で働いていると、頭痛を何日も我慢して、運ばれてきた時には重篤な状況に陥ってしまっている方もいらっしゃいます。生活圏の中に脳神経外科があれば、そんな時にも気軽に相談に行ける。検査を受けて早期に診断できれば、社会に復帰して日常生活を取り戻してもらえると思うのです。脳の疾患は、日常の中でこまめに診ることと、早期に診断して早期に治療に結びつけることが大切です。それを実現するためには、便利なところでなければならない。それが、豊中駅の近くを選んだ理由です。

即日検査も可能。閉塞感の少ないMRI検査

クリニックの診療の特徴を教えてください。

脳神経と言われても、多くの人はどこからが脳でどこからが脳じゃないか、神経はどこまでなのかわかりませんよね。ですから、とにかく何でも来ていただければ診させていただきます。中でも症状として特に多い頭痛、めまい、物忘れの診療には力を入れていますね。診断と治療が難しく、根気強く取り組んでいく必要がありますから、患者さんと信頼関係を築きながら、じっくりと腰を据えた治療を行っていけるようにしています。実は脳神経外科は領域が広くて、手や足など体のしびれの検査や診断や、頭部外傷の創傷処置にも対応しています。ですから、けがをされた方もお越しいただければと思います。

先進のMRIを導入されたそうですね。

MRI検査は、おりのようなものの中に顔を入れてトンネルの中に入るため、閉塞感が苦手だという方も多いんです。当院では、トンネルの中に海や空など開放感のある映像を投影できるシステムを使ったりして、閉塞感が少ない環境で検査を受けていただける先進のMRIを導入しました。すべての不安を解消するのは難しいかもしれませんが、少しでも患者さんの安心につながればと思います。映像を投影するシステムの活用や十分なプレパレーションにより、小学生くらいからは検査できる子が増えてくるのではないかなと考えています。緊急性が高い病気かどうかを診断するために、MRI検査は欠かせません。当院では早期に検査をして不安を解消することをめざし、即日検査ができる体制を整えています。

患者さんと接する際に意識していることはありますか?

患者さんに症状を自発的に言っていただくことを意識しています。「こういう症状はありませんか?」と聞いてしまうと、どうしても可能性が狭まってしまいます。あらゆる可能性を想定するために、患者さんにはあえて「今日はどうされましたか?」「お加減どうですか?」と、オープンエンドクエスチョンで問いかけ、ざっくばらんにお話しいただいています。「問診票に書いたとおりだけど……」と思われるかもしれませんが、自由に話していただいた上で必要な情報を拾い上げ、どういう症状でお困りなのか、どういう病気が考えられるのかを組み立てていくスタイルです。また、わからないことはできるだけ質問していただいて、解消できるようにしたいと思っています。

見たいのは、患者の安心した笑顔。何でも気軽に相談を

クリニックの理念を教えてください。

当院の理念は、「みんなが笑顔になるクリニック」です。医師やスタッフが笑顔になるのはどんな時かを考えてみると、患者さんが良くなった時や、患者さんが安心した笑顔をされる時だなと思うんです。ですから、「みんなが笑顔」というのは、患者さんが笑顔になって、われわれも笑顔にしていただくということ。そういうクリニックをめざすためには、安心感が必要です。安心していただけるような院内の環境や、病状を適切に理解していただけるような丁寧な説明など、工夫を凝らしています。例えば、MRIの画像の説明の際、わかりやすく画像を提示するためにソフトウェアを導入しました。

院内の環境面でこだわったことはありますか?

院内のデザインは木目調の装飾を使うなど、落ち着いた雰囲気にしています。片頭痛の患者さんの中には光過敏になっている方もいらっしゃいますから、暖色系の照明を選ぶなど配慮しました。MRI検査は非常に大きな音がするため、防音室の中に機器を設置しています。どうしても音は漏れてしまうと思いますが、できるだけ静かで落ち着いた雰囲気の院内になるよう努力しています。

最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

馬塲庸平院長 【2026年7月開院予定】ばんば脳神経外科クリニック1

目標は、地域に信頼されるクリニックです。脳の病気は発症してしまうと麻痺などの後遺症が残るものが多く、それによって生活が大きく変わってしまいます。発症する年齢が若ければ若いほど、ハンディキャップを抱えた人生は長くなります。ですから、脳の病気にならないように予防することが大切です。予防のためには、血圧や生活習慣病を適切に管理したり、定期的な画像検査で脳の状態を把握していくことが大事なのですが、それらは日々の積み重ねだと思います。ですから、皆さんが負担なく通える便利な脳神経外科をめざしたいと思います。ウェブ予約や土日診療にも対応していきますので、少しでも不安に感じたら、お気軽にお立ち寄りください。駅前のMRIは社会インフラのようなものだと考えています。近隣のクリニックや先生方と連携して、地域全体で活用していけるようにしたいですね。