細井 俊輔 院長、細井 恭子 副院長の独自取材記事
ベル矯正歯科・口腔外科 Belle Braces Dental.
(福岡市博多区/博多駅)
最終更新日:2026/07/02
2026年4月、博多駅エリアに開院した「ベル矯正歯科・口腔外科 Belle Braces Dental.」は、歯科口腔外科領域を専門とする細井俊輔院長と矯正歯科を専門とする細井恭子副院長の2人の歯科医師が診療を行うクリニックだ。ワンストップでの歯列矯正、口腔内全体を捉えたトータルな治療など、それぞれの強みを融合させた診療を特徴に持つ。また院内は照明やインテリアなど細部にまでこだわり、サロンのような雰囲気。プライバシーにも配慮された居心地の良い空間で診療を受けることができる。「治療を受けるというよりはフラっと遊びに行くような感覚で、気軽に相談してほしい」と朗らかに話す2人に、これまでの経歴やクリニックのコンセプト、患者に対する姿勢について詳しく話を聞いた。
(取材日2026年4月30日)
専門性をハイブリッドさせ、トータルな歯科診療を提供
まずは開院にあたっての意気込みをお聞かせください。

【俊輔院長】当院には歯科口腔外科や一般歯科の領域で研鑽を重ねてきた私と、矯正専門歯科医院で経験を積んだ副院長という専門性が違う歯科医師がいます。その2つの領域をハイブリッドさせることによって、トータルで治療を完結させられるクリニックにできるのではないかと期待しています。歯科医師である前に夫婦という強みを生かして、密な連携で質の高い歯科医療を提供していきたいと思います。
【恭子副院長】矯正専門のクリニックだと虫歯治療や親知らずの抜歯などは、他のクリニックにお願いすることになります。それが同じクリニック内で治療計画を共有しながら対応できるとなれば、患者さんの負担を大きく軽減できるはず。ワンストップで対応できる歯科として、皆さんに知ってもらいたいですね。
お二人のこれまでのキャリアについて教えてください。
【俊輔院長】大学卒業後は大学病院や総合病院の歯科口腔外科で、口腔がんや交通事故など命に関わるような症例に関わってきました。歯科口腔外科は歯科の中でも最後の砦のような存在ですし、長時間にわたる手術や救急科外来など、かなりハードではありましたが、とてもやりがいのある仕事でした。その後は歯科医院で口腔外科の知識と技術を生かしつつ、一般歯科について学びました。
【恭子副院長】もともと美容や「人ををきれいにすること」に興味があったので、歯科医師として何かアプローチできる分野はないかと考え、矯正歯科を専門にしました。研修終了後は矯正歯科の専門歯科医院で長く勤務し、院長として多くの矯正に携わってきました。これまで幅広い症例を経験する中で、裏側・表側のワイヤー矯正やマウスピース型装置を用いた矯正などさまざまな方法に対応し、一人ひとりに合った無理のない矯正法をご提案することを心がけて診療を行ってきました。
そうした中で開業に至った決め手は何でしょうか?

【俊輔院長】実は副院長とは大学の同級生なんです。卒業後、結婚して将来どうするかと話すことも多かったのですが、二人で開業しようという目標を立てました。それぞれが専門性の高い領域に進んでキャリアを積み、しっかりと患者さんの治療ができるようになったタイミングだと考えて開業を決意しました。それぞれの強みを生かしたトータルでの歯科診療を考えると、学生さんや働く世代の方々に来ていただきたいと考えました。そういった患者さんのアクセスのしやすさを考慮して、博多駅エリアにクリニックを構えることにしました。特に矯正歯科は定期的に通院してもらう必要がありますし、通いやすさは非常に重視したところです。
クリニックも美容室のようにきれいになれる場所へ
落ち着いて洗練された印象のクリニックになりましたね。

【俊輔院長】私たちのクリニックは、皆さんが行きたくない場所にはしたくなかったんです。できるだけ居心地が良い空間、過ごしやすい環境にしたいと思ってシックな内装にこだわりました。細かいインテリアや照明など、一つ一つ時間をかけて選びました。あとは患者さんのプライバシーに配慮するため、診療室は半個室と個室の造りになっています。
【恭子副院長】お花が好きなので、毎週違うお花を飾っています。矯正歯科は毎月通うことになるので、何か一つでも楽しみを持って通院していただくきっかけにしたくて。また、空間全体に香りづけをしていて、こちらも季節によって変えていきたいと考えています。クリニック全体は曲線をモチーフにしており、光が差し込む大きな丸窓やパウダールーム内の鏡など、空間を楽しめるよう工夫しています。
クリニックのコンセプトについて教えてください。
【俊輔院長】トータルで歯科治療を完結できること、そして患者さんに快適に過ごしていただくことをめざしています。歯列矯正は身近な存在になりましたが、当院では見た目の美しさだけではなく、機能性も大切にしています。噛み合わせをしっかり確立することで、その結果として、見た目の美しさも付随してくるものと考えています。もちろん一般的な歯科治療やホワイトニングなども幅広く対応できます。
【恭子副院長】将来的に自分の歯を長く使っていただけるように維持していくことを治療計画の目標に設定しているので、一人ひとりに合った適切な治療を提案していきたいと思います。歯科も美容室のようにきれいになれる場所として、皆さんにワクワクしながら通ってもらえるクリニックにしていきたいですね。
お二人の専門性が打ち出せるコンセプトですね。

【俊輔院長】矯正歯科医がいることで、治療の選択肢が増えると思っています。歯並びが原因で虫歯などの治療が必要な場合、治療を進めても何年後かには同じことを繰り返しているかもしれません。専門性の高い矯正治療を専属で行う歯科医師が機能性という点を改善できれば、今後の口腔内の健康に寄与することができると思います。その上で矯正治療における口腔外科的処置や、より円滑に治療を進められるようなサポートをしていきたいと思っています。
【恭子副院長】エックス線検査や歯科用CT検査の診断を、歯科口腔外科の先生と相談しながら進められるのは矯正歯科の面からも頼もしいポイント。それに矯正中は装置をつけているため歯磨きが難しく、虫歯になるケースも考えられます。矯正専門のクリニックだと装置を外して他のクリニックで治療を受けてもらうことが多いのですが、当院はそのまま治療できるので患者さんの負担を減らすことにつながります。
説明を重視し将来の口腔健康を守る診療をめざす
どんなトラブルの時に相談すれば良いのでしょうか?

【俊輔院長】矯正歯科以外の一般歯科にも幅広く対応しているので、お口のことで困り事があればどんなことでも相談いただいて構いません。中でも歯科口腔外科領域は私の知識と経験で大部分をカバーできるので、親知らずの抜歯の難症例など「他のクリニックで断られてしまった」という場合にも受診いただければと思います。
【恭子副院長】私は矯正歯科が専門なので、歯並びが気になる、笑顔にコンプレックスがあるといった方。ワイヤーを使った矯正、マウスピース型装置を使った矯正のどちらにも対応していますから、矯正歯科について知りたい、相談したいという場合もカウンセリングに来ていただきたいと思います。それに、虫歯を治療して矯正もしたいといった、複数のトラブルを抱えている方も大歓迎です。
患者さんと向き合う中で大切にしていることを教えてください。
【俊輔院長】当たり前ですが、患者さんへの説明を重視しています。お口の中の治療はご自分で見ることができませんし、外科処置にはリスクも伴うため十分時間を取ってお話しすることが大切です。症状がないケースであっても、放置したらどうなるのか、なぜ治療が必要なのかを説明し納得してもらった上で治療を行います。
【恭子副院長】矯正は時間がかかるものですし、自由診療のため経済的負担も大きくなります。そのため「早く終わりたい」「費用を安く済ませたい」と希望される患者さんも少なくないんです。仮に要望どおり前歯だけを矯正したとして、その後、噛めなくなってしまっては意味がありません。時間とお金がかかる分、自分の大切な人を診療する気持ちで治療計画を立てるように心がけています。
最後に読者へメッセージをお願いします。

【俊輔院長】矯正歯科や外科処置は、処置に対する不安や経済的な負担から一歩を踏み出しにくい治療かもしれません。当院はスタッフも優しい雰囲気の人ばかりなので、治療を受けるというよりはフラっと遊びにいくような感覚で気軽に相談に来てもらえるとうれしいですね。
自由診療費用の目安
自由診療とはワイヤー矯正/98万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/93万5000円~、ホワイトニング/3万3000円~

