全国のドクター14,199人の想いを取材
クリニック・病院 157,137件の情報を掲載(2026年4月30日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 神奈川県
  3. 茅ヶ崎市
  4. 茅ケ崎駅
  5. 茅ヶ崎いのくち眼科
  6. 井口 聡一郎 院長

井口 聡一郎 院長の独自取材記事

茅ヶ崎いのくち眼科

(茅ヶ崎市/茅ケ崎駅)

最終更新日:2026/04/13

井口聡一郎院長 茅ヶ崎いのくち眼科 main

茅ケ崎駅北口から徒歩約2分、商業ビル5階の医療フロアに2026年4月開院した「茅ヶ崎いのくち眼科」。ブラウン系のトーンで統一された院内は、カフェやホテルのロビーを思わせる穏やかな空間だ。井口聡一郎院長は東京慈恵会医科大学を卒業後、横須賀共済病院や横浜市立大学附属病院など複数の基幹病院で白内障・網膜硝子体手術の腕を磨き、後進の指導にもあたってきた。国内でも導入数の限られた新しい手術機器を備え、ちょっとした目の不調から高度な手術まで幅広く診る。その開業の背景には、祖父母への深い思いと地域への使命感があるという。はつらつとした笑顔で「困ったらあそこへ行こうと思ってもらえるクリニックにしたい」と語る井口院長に、その志と診療のこだわりを聞いた。

(取材日2026年3月31日)

家族への想いを原点に、茅ヶ崎で質の高い眼科医療を

先生が眼科医を志されたきっかけと、これまでのご経歴を教えてください。

井口聡一郎院長 茅ヶ崎いのくち眼科1

親族に医師がおり、幼い頃から人の命を救う仕事に憧れていました。眼科を選んだのは、大学時代に身内が目の手術を受けたことがきっかけです。術後にとても明るい表情で喜んでいる姿を見て、病院はつらい時に行く場所だと思っていたのに、こんなにも人生の質を上げられる医療があるのかと感銘を受けました。私も人を明るい気持ちにできる医師になりたいと思い、眼科の道へ進みました。そして東京慈恵会医科大学を卒業後、同大附属柏病院での研修を経て、横浜労災病院、横須賀共済病院、横浜市立大学附属病院と基幹病院で研鑽を積みました。専門は白内障と網膜硝子体疾患の手術、緑内障治療で、横浜市立大学附属病院では外来医長と副医局長を兼任しながら後進の手術指導にも携わっていました。

開業を決断されるまでには、どのような思いがあったのでしょうか。

勤務医として手術を重ねる中で、制約なく、自分が最善だと思う医療を患者さんに届けたいという思いが強くなっていったのが、開業の原動力の一つです。もう一つ大きかったのは、家族への思いです。祖母が「開業している姿を見たい」とずっと言ってくれていたのですが、91歳になり、元気ではあるものの、いつまでもそうではないかもしれない、と。実は祖父が在学中に他界してしまい、医師になった姿を見せることができなかったという悔いがずっと心にありました。同じ後悔をしたくないという気持ちから、当初の予定を前倒しして開業を決断しました。今、祖母がとても喜んでくれていて、この姿を見せられて本当に良かったと感じています。

開業の場所として、茅ヶ崎を選ばれた理由を伺えますか。

井口聡一郎院長 茅ヶ崎いのくち眼科2

平塚や藤沢の医療機関にも勤めていて縁があったのと、茅ヶ崎から遠くの病院へ通われている患者さんの姿を見ていたからです。特に硝子体手術や網膜の注射治療に対応できる施設が茅ヶ崎エリアには限られていて、大学病院まで片道1時間以上かけて通う方も少なくありません。眼科はご高齢の患者さんが多い分、その負担はとても大きいんです。私自身が得意としている分野だからこそ、この地域で力になれることがあるのではないかと考えました。湘南エリアで生まれ育った土地勘もありますし、茅ヶ崎で最初から最後まで治療を完結できる眼科のクリニックをつくりたいと思ったんです。ちょっとした目の不調から手術が必要な疾患まで、どんなことでもまず受け止められる場所でありたいというのが、当院のコンセプトです。

些細な不調から手術まで、幅広い目の悩みに応える

クリニックづくりでこだわられた点を教えてください。

井口聡一郎院長 茅ヶ崎いのくち眼科3

特にこだわったのは手術周りの設備です。白内障と硝子体の両方に対応できる手術システムを導入しました。発売されて間もない機器で、神奈川でもまだ数件、全国でも数十台しか導入されていないと思います。眼内の安定性が高まり、従来の機器よりも安全性に配慮しつつ、負担の少ない手術をめざせます。また、眼内レンズの度数を計測する機器も備えていて、患者さんと相談して決めた見え方の目標に精度高く合わせられるのが特長です。そのほか、院内の雰囲気づくりにもこだわりました。真っ白な空間で胸がキュッとなるような病院ではなく、カフェやホテルのロビーのように落ち着ける場所をめざしています。手術後に休んでいただくリカバリースペースも同じコンセプトで、ゆったり過ごせる空間にしました。

どのような症状があれば、早めに受診したほうが良いのでしょうか。

白内障でよくある訴えは、視界がかすむ、光が異常に眩しい、対向車のライトが怖くて夜の運転がつらくなったといった症状です。50歳を過ぎるとほぼ全員に加齢性の変化は始まっていますから、定期的な検査をお勧めします。緑内障は40代から発生率が急激に上がりますが、初期の自覚症状が乏しいのがやっかいなところです。一度失われた視野は元に戻らないので、早期発見がとても大切になります。また、飛蚊症の裏に大きな病気が隠れていることもありますし、片目ずつカレンダーや障子を見て歪みや左右差を感じたときも、目の奥に異常があるサインかもしれません。ちょっとした違和感でも気にかかることがあれば、まずは早めにご相談いただきたいですね。

お子さんの目の健康を守るために、取り組まれていることはありますか。

井口聡一郎院長 茅ヶ崎いのくち眼科4

スマホなどの普及で、子どもの近視の割合はかなり増えています。近視の増加に伴い強度近視も増えており、これは緑内障や網膜剥離などの近視に伴う疾病リスクも高くなるなど、将来の目の病気に直結してしまいます。抑制が図れるのは目が成長する未成年の間だけですから、早い段階で手を打つことが大切です。当院では点眼治療と、就寝時に特殊なコンタクトレンズを装着して角膜矯正を図るオルソケラトロジーの2つの治療を提供しており、6歳前後から始められます。健診で視力が出なかったなど気になることがあれば、まず一度ご来院いただければと思います。ご家庭では近くを見る時間を1日2時間以内に抑え、外遊びで紫外線を浴びる機会をもたせることも予防に有用です。皮膚に害をなすと避けられがちな紫外線ですが、実は近視予防の効果が望めるという研究もあります。お子さんの将来の見え方を守るために、治療だけでなく予防にも力を入れていきたいですね。

見えることの幸せを、チーム一丸で守りたい

患者さんと向き合う上で、大切にされていることを教えてください。

井口聡一郎院長 茅ヶ崎いのくち眼科5

出身大学に「病気を見ずして病人を診よ」という格言があります。この言葉どおり、病気だけを治すのではなく、それに悩み苦しんでいる患者さんの心にまで思いを寄せて治療するのが医学だと私は考えています。まず患者さんの悩みをしっかり聞いて、納得していただける説明をする。その上で、医学的な正解を押しつけるのではなく、どういう治療方針がいいか一緒に答えを見つけていくような診療を心がけています。人が得る情報の8割以上は目からだと言われていますが、お孫さんの運動会や七五三、成人式など、大切な人の節目を自分の目で見届けたいという思いは誰にでもあるはずです。見えることの幸せは、きっと心も明るくしてくれる。その大切な「見える」を守ることが、私の使命だと思っています。

一緒に働くスタッフの皆さんについても伺えますか。

スタッフは眼科経験のある方がほとんどですが、それ以上に一人ひとりの人柄が素晴らしいです。内覧会の時も患者さんへの接し方がとても朗らかで、相手を思いやりながら動いてくれている姿を見て、出会ってまだ1ヵ月ほどでしたが「うちのスタッフはいいな」と心から感じました。最大の財産ですね。患者さんとの信頼関係は私一人で築くものではなく、チーム全員で積み重ねていくものです。「笑顔と信頼の数で、茅ヶ崎でナンバーワンの眼科チームになる」が私たちの目標です。「困ったらあそこへ行こう」と地域の皆さんに思っていただけるクリニックにしたいと考えています。

最後に、読者へメッセージをお願いいたします。

井口聡一郎院長 茅ヶ崎いのくち眼科6

私だけでなくスタッフ全員が、患者さんの立場に立った診療を志しています。手術はもちろん、ちょっとした見えづらさやお子さんの視力など、日常の些細な気がかりにも丁寧にお応えしたいと思っています。もちろん手術が必要な場合には、新しい機器とこれまでの経験を生かして、最後まで責任を持って対応いたします。最初の診察から術後のフォローまで一貫してお任せいただけるのが、当院の強み。目のことで少しでも気になることがあれば、どうぞ遠慮なくご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

近視抑制の点眼治療/1ヵ月4000円、オルソケラトロジー/18万円(検査費等含む) ※詳しくは診察時にお問合せください