今田 侑 院長の独自取材記事
【2026年5月開院予定】緑地公園いまだ内科・糖尿病甲状腺クリニック
(豊中市/緑地公園駅)
最終更新日:2026/03/31
【2026年5月開院予定】※開院前の情報につき、掲載情報が変更になる場合があります。
緑地公園駅から徒歩1分。2026年5月開院予定の「緑地公園いまだ内科・糖尿病甲状腺クリニック」は、糖尿病や甲状腺疾患を軸に、地域に根差した幅広い診療を提供。今田侑(いまだ・たすく)院長は研究や臨床での多くの経験を重ねてきた医師だ。その上で「病気ではなく人を診る」を理念に掲げ、重症化前の予防と、生活に寄り添った対話を重視している。仁科周平理事長とは10年来の信頼関係にあり、法人全体の組織力で患者の安心を支える体制を構築。高度な医療を親しみやすく提供する、地域の新たな健康拠点をめざしている。やわらかな物腰が印象的な今田院長に、医師を志したきっかけや開業までの経緯、クリニックづくりのこだわりについて聞いた。
(取材日2026年3月16日)
家族の人生を支える医療を原点に、地域へ恩返し
まずは、医師を志したきっかけからお聞かせください。
小学生の時に祖母を、高校生の時に祖父を相次いで亡くしました。大好きな家族との別れを経験し、医療が患者さん本人だけでなく、家族全員の人生を大きく変えるものだと肌で感じたことが医師をめざした原点です。実家はごく一般的な家庭でしたが、両親は「好きな道に進みなさい」と私の意志を尊重してくれました。祖父母とは同居していて、週末には一緒に出かけるなど、とてもかわいがってもらった思い出があるので、患者さんやそのご家族の気持ちに寄り添いたいと強く思っています。
開業に至るまでの経緯と、この町を選んだ理由をお聞かせください。
大学・大学院時代を豊中市周辺で過ごしたので、この地域には非常になじみがあり、いつか医療で恩返しをしたいと考えていました。理事長の仁科先生とは、病院勤務時代からの先輩・後輩という間柄です。以前から「病気だけを診るのではなく、その人自身を診る」という診療理念を共有していました。大学院での研究生活に一区切りがついた時期と、再び診療の現場で患者さんの力になりたいという思いが重なりましたので、仁科先生に相談したところお声がけいただき、このグループに参加することになりました。緑地公園駅前という通いやすい場所で、地域の皆さんの健やかな毎日を直接サポートできることをうれしく思います。
医院づくりのこだわりやコンセプトを教えてください。
地域の皆さんが体調に不安を感じた時に、真っ先に立ち寄れる場所をめざしています。医療機関特有の緊張感を和らげるため、内装はモノトーンを基調として落ち着いたデザインを採用しています。また、患者さんの利便性を考え、ウェブ予約やウェブ問診システムを導入。院内での待ち時間を短縮し、診察までをスムーズに進めることが可能です。院内の動線も工夫して、車いすやベビーカーを利用されている方が移動しやすい空間に整えました。血液検査も項目によってはすぐに結果がわかりますし、甲状腺や心臓、腹部の超音波検査もすぐにご案内できるような体制を整えています。駅を降りてすぐという立地なので、定期的な通院が必要な方にとっても、負担なく通い続けられる環境だと思いますね。
専門性に基づく知見と、生活に寄り添う親身な助言
これまでのご経歴と専門分野について教えてください。
大阪大学を卒業後、大学院ではiPS細胞を用いた糖尿病の研究に従事し、医学博士号を取得しました。臨床現場では、糖尿病や甲状腺などの内分泌疾患を専門に10年以上研鑽を積んできました。また、救命救急センターでの約8年間の経験も私の大きな財産です。救急現場では、重症化してから運ばれてくる患者さんを多く目にし、日々の生活の中での予防の大切さを痛感しました。現在は、特定の臓器だけを診るのではなく、総合内科に精通する医師として体全体を把握することを大切にしています。救急で培った広い視野と、内分泌疾患の深い知識を組み合わせ、一人ひとりの健康を総合的に管理します。
院名に「糖尿病」「甲状腺」が入っているのも、こだわりでしょうか?
糖尿病や甲状腺の病気は、初期段階では自覚症状が少ないことが多々あります。院名に掲げることで、不安を感じる方が迷わず相談できる窓口にしたいと考えています。正直なところ、糖尿病の治療は医療ドラマになるような派手な展開があるわけではありません。しかし、正しい知識や具体的な対応方法がわからず困っている患者さんが多くいらっしゃいます。診察室での助言一つが、将来の合併症を防ぎ、人生をより良いものに大きく変える可能性が見込めることが面白いところ。救急現場で深刻な状態を見てきたからこそ、手前の段階で一人ひとりの未来を支えられることに、何よりの魅力を感じています。
診療スタイルや治療方法など、注力していきたいことはありますか?
仁科理事長と同じくして、患者さんを否定したり怒ったりすることはしません。食事についても「指導」ではなく、同じ立場に立つ 「相談」という姿勢を徹底しています。私自身、料理が趣味で日本酒の利き酒師の資格も持っているので、お酒を楽しみながら健康を守るための具体的な工夫を共有できます。例えば、おつまみには糖質の多いものではなく、ちくわを使った餃子や鶏のつくね、ネギを鶏肉で巻いたヘルシーなメニューなど、具体的で満足感のあるレシピを私自身の経験も交えてお伝えします。一度に多くのことを求めるのではなく、次回の受診までに取り組む目標を一つに絞り、着実に前進できるよう支援します。患者さんの生活背景を深く理解し、無理なく治療を継続できる方法を一緒に見つけていくパートナーでありたいですね。
法人の強固な連携を生かし、患者の未来を支える
尼崎市にある本院「にしな内科」との連携について教えてください。
理事長の仁科先生は、私が専攻医の頃から指導を受けてきた10年来の信頼できる先輩です。仁科先生自身が4年半前に開業した際、一人で悩みながら組織をつくり上げた経験を、今の私に還元してくれています。スタッフの講習やカルテの共有はもちろんですが、それ以上の綿密なサポートがあるのが当院の強みです。仁科先生が週に1度は当院で診察を行い、現場でスタッフに直接声かけをしながら教育をバックアップしてくれる予定です。また、診療で判断に迷うような難しいケースでも、すぐに相談して多角的な視点から答えを導き出していきたいと考えています。医師が一人で抱え込まず、法人全体の組織力で患者さんの安心を支える体制は、私にとっても患者さんにとっても非常に心強いものになると感じています。
改めて、どんなクリニックにしていきたいとお考えですか?
めざすのは、患者さんが「こんな些細なことで相談してもいいのかな」と迷わずに済む、風通しの良いクリニックです。風邪や腹痛といった身近な症状から、専門的な糖尿病管理まで一貫して対応できる体制を整えます。診療では、患者さんが「できていること」を一緒に見つけ、前向きに治療に取り組める雰囲気づくりを心がけます。地域の皆さんの健康を守るかかりつけ医として、生活の中に自然に溶け込むような存在になりたいですね。また、患者さんからのご意見を積極的に取り入れ、待ち時間の改善やサービスの向上など、常に変化し続ける柔軟な組織を築いていきたいと考えています。スタッフ全員が患者さんに誠実に向き合い、北摂地域の健康を支える拠点となることが目標です。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。

駅からのアクセスも良く、お仕事帰りやお買い物のついでに立ち寄りやすい立地なので、健康に関する不安は一人で抱え込まずに早めにお聞かせください。どのような体調不良であっても、まずはじっくりとお話を伺うことから始めます。生活習慣病や甲状腺の病気は、早期介入が将来の大きな病気を未然に防ぐことにつながるので、特に早めにご相談いただきたいですね。患者さんがおいしいものを食べて、楽しく過ごすための健康管理を一緒に見つけるお手伝いをしたいと考えています。地域の皆さんの笑顔を支えるため、誠実で温かな医療を提供することを、スタッフ一同お約束します。

