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金子 宣由 理事長の独自取材記事

金子歯科クリニック

(横浜市戸塚区/戸塚駅)

最終更新日:2020/04/01

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JRと地下鉄の乗換駅である戸塚から徒歩約2分という立地で長年診療を行ってきた「金子歯科クリニック」。2年ほど前から大がかりな改装と設備や機器の見直しをスタートし、患者の身体的・経済的負担がより少ないクリニックへと生まれ変わった。理事長を務める金子宣由先生がおよそ15年前から取り組んできたインプラント治療にも力を入れているが、近年は予防にも注力し、地域の女性からニーズが高まっている審美歯科にも幅広く対応するようになった。進化を怠らず地域の多様な要望に応え続ける金子理事長に、診療方針や歯科医師をめざしたきっかけなど、さまざまな話を聞いた。
(取材日2018年11月5日)

患者の負担軽減のため設備・機器の見直しに取り組む

こちらで開業したのはどういうご縁からですか?

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戸塚出身で、生まれ育った地元で開業したいと思っており、人との縁でこの場所を選びました。テナントを探していた際、たまたま私たち夫婦の仲人を務めてくださった方が「うちのビルに入ってくれる医療系のテナントを探している」と伝え聞き、「ぜひ私にやらせてください」と手をあげました。開業からもう27年がたちますが、周囲の様子も当時からだいぶ変わり駅に近いところに新しいマンションが次々と建っています。患者層も少し変化し、女性が増えたなという印象です。白い補綴物や目立ちにくい入れ歯など、審美面に配慮した治療を求める方が非常に多いですね。

27年も同じ場所で診療を続けているとは思えないほどきれいな院内ですね。

実はここ数年で設備面を見直し、2年ほど前からは大がかりな改装に着手して、ようやく自分の思ったような形が整いひと段落したところなんです。手直しした箇所はいくつもありますが、院内の床をきれいにし、オペもできる特診室の全面改装、口腔内スキャナーを入れたことなどが大きく変わった点でしょうか。特診室はとにかく明るくして、スタッフが動きやすい動線をつくりました。また施術時間短縮のため、オペで必要になる器具や消毒液などをすぐ取り出せるよう、室内の収納を新たに作り充実させています。歯科用ユニットのチェアは、すべて足元のペダルで操作できるものに変更。オペに必須の無影灯はリモコン追尾式で、簡単に任意の方向へ光を向けられるようにしました。

口腔内スキャナーはどんなことに役立つのですか?

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文字どおりお口の中をスキャンしてデジタル画像を作る装置ですが、口腔内の「形」を立体的に読み込めます。例えばかぶせ物や詰め物を作るために従来必要だった歯型を採らなくてもよくなるわけです。お口の状況を患者さんにご説明する場合も、カラー画像なので非常にわかりやすいと思います。さらに、歯科用CTと組み合わせることで、インプラント治療でも役立ちます。インプラントの土台は、適切な位置・深さ・角度で歯肉へ打ち込まなくてはなりません。これを、歯科医師の感覚で判断するのではなく、CTと口腔内スキャナーのデータをもとに「サージカルガイド」というインプラントを正確に埋め込むためのマウスピースを作り、適切な場所へきちんと打ち込めるようにすれば、オペの傷口は小さくて済み、そのぶん早期の回復が見込めるので患者さんの負担を減らすことも可能です。

通院のたびに改善が実感できる診療を心がける

こちらの診療方針を教えてください。

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できるだけ患者さんの希望に沿った治療を行うということです。例えば、お仕事が忙しくて「1回の治療時間は長くてもいいから、通院する回数を少なくしてほしい」という方もいれば、逆に「連れて来る子どもがまだ小さくてあまり待たせたくないので、毎回の治療時間はできるだけ短くしてほしい」という親御さんもいます。そうした一人ひとりのニーズに合わせた対応をしていきたいですね。もう1つは、初診で来院された時、主訴はなるべくその日の診療内に解決して差し上げるということ。虫歯で痛いという場合はもちろん、歯が折れたり、入れ歯が破損したりした場合でも、日常生活を送るのに困らない状態まで回復を図ることを、勤務医の歯科医師にも徹底してもらっています。

診療にあたって心がけていることは何でしょうか?

できる限り患者さんのお話をよく聞くということです。歯科医師として正しいと思う治療はあっても、それを一方的に押しつけてしまっては、患者さんは満足できません。どんな治療を望んでいるのか、丁寧にご希望を伺った上で一緒に治療計画を考えていけば、納得感が違ってくると思うんです。そのためにも、カウンセリングには時間をかけています。また、歯の治療は長くかかることがよくあるので、何度も通う患者さんのモチベーションを保つため、「飽きない治療」を心がけています。「飽きない」というのはつまり、当院に通うたびに変化を感じていただけるようにするということです。治療を受けても変化が感じられなければ、飽きるというか、通院も気が重くなってしまうかもしれません。毎回の治療のたびに、良くなっている、治ってきていると感じていただくことをめざしています。

今、力を入れていることは何でしょう?

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歯周病対策を中心にした予防歯科です。予防に力を入れ始めたのは、今から十数年前「歯茎がはれて痛い」と来院されたある50代の患者さんとの出会いがきっかけです。原因を探るためセルフケアについて尋ねたところ、熱心ながら間違ったブラッシングをしていることがわかりました。そこで当時、注目を集めていた電動歯ブラシをお勧めしたところ、セルフケアがうまくできるようになったのです。そのことから、改めてブラッシング指導の重要性に気づき、予防に注力するようになりました。歯周病は糖尿病や循環器疾患など全身の病気とも密接に関係していることが周知されてきたせいなのか、予防のニーズは年々増えているため、当院では歯科衛生士5、6人が常時対応できる体制を整えました。診療時間を長めにとり、丁寧にブラッシング指導やスケーリングなどを行っています。

15年前から手がけてきたインプラント治療に注力

インプラント治療に力を入れているとお伺いしました。

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費用のかかる治療ですから「毎日何人も」というわけではありませんが、比較的患者さんは多いほうだとは思います。インプラント治療と出会ったのは大学卒業後の勤務医時代で、もう30年近く前になるでしょうか。クリニックレベルでインプラント治療を行っているところはほとんどなかった時代と記憶しています。当時は材料の品質が決して高くなかったものの、ここ20年ほどで飛躍的にクオリティーが上がってきたため、当院でも積極的に行うようになりました。インプラント治療は、費用が許容範囲内であれば、歯を失った際の第一選択肢としてお勧めしたい治療法だと考えています。ブリッジや部分入れ歯のようにほかの健康な歯を傷めることもほぼありませんし、噛んだ感触も違和感がほとんどないというメリットがあります。審美的にも元の状態に近づけられるので、力を入れている診療の一つになっています。

先生が歯科医師をめざしたきっかけは?

子どもの頃から手先が器用で、高校時代に将来の進路を決める際に、「この手先の器用さを生かせる仕事に就きたい」と考え、歯科技工士をめざしました。技術はもちろん美的センスが求められ、人間が生活していく上で欠かせないものを作っていくという点に魅力を感じたんです。ところが歯科大学に入学した時に、同じ大学の2学年上にいたいとこから、「歯科技工士もやりがいのある仕事だと思うが、患者さんの生活を直接的に支えていくという意味で歯科医師もいいのでは」とアドバイスをもらい、確かに直接、「人間」を相手にする仕事というのも責任があってやりがいがありそうだと納得し、歯科医師をめざすようになりました。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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熱心にブラッシングに取り組んでいる方は増えましたが、間違った磨き方をしているケースが多いのも事実です。一生懸命に磨き続けていても、やり方が間違っていれば逆効果になることもあります。例えば、磨きすぎて歯がすり減るといったことですね。歯の根元のほうが削れて知覚過敏などを引き起こす恐れも考えられます。歯の根元を触って段差ができているような方は、ブラッシングで力を入れすぎないよう意識してみてください。一番良いのは、定期的に歯科医院に通ってブラッシング指導を受けること。当院では、検査から現状のご説明、ブラッシング指導まで一定時間をかけ丁寧に行うプログラムを提供していますので、お口の健康を保つためにもぜひ活用していただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オールセラミッククラウン(奥歯)/5万4000円、インプラント治療/オペ・上部構造一式:36万円~

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