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石川葉仁 院長の独自取材記事

はにデンタルクリニック

(横浜市金沢区/能見台駅)

最終更新日:2020/04/01

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京急本線・能見台駅より徒歩1分。「はにデンタルクリニック」はアクセス抜群のところにある。院長の石川葉仁(はに)先生は、春の陽のようなあたたかい笑顔が印象的なドクターだ。趣味だというインテリアのセンスを生かしたお洒落な院内は、光の取り込み方から小物に至るまで、暖かいおもてなしと遊びの心であふれている。専門はできるだけ歯を削ったり抜いたりしない「歯科保存」。他院で抜歯が必要と言われても、顕微鏡を使った新鋭の治療で歯を残すことができる、この道のエキスパートであると同時に、骨の移植など普通なら大学病院を紹介されるような口腔外科の手術も得意としている。専門だけでなく幅広い診療と丁寧な対応で多くの患者から信頼を集める地域のかかりつけ医だ。治療の腕だけではなく、誠実な人柄がにじみでる、そんな魅力たっぷりの石川先生に治療への思いやこだわりの院内について話を伺った。
(取材日2015年3月5日)

こだわりの空間におもてなしの心で誰からも愛されるクリニック

外観だけでなく院内もとてもステキなインテリアですね。まるで雑誌に出てくるお洒落なカフェのようです。

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ありがとうございます。実はインテリアが趣味で、細かいところまで注文してつくってもらいました。若い頃からメキシコやスペインへ行くたびにいつか開業したら使おうと、コツコツと買っていたセラミックなどのインテリア用品を生かして、できるだけ病院らしくならないよう心がけました。もちろん日本で買ったものもあれば、家具職人の方に作ってもらったものもあります。時々、「あれはどこで買ったんですか?」と患者さんに聞かれることもありますよ。季節に合わせて小物を変えたりもしているのですが、ちょっとした変化にも「あそこの絵が変わりましたね」なんて声をかけていただいて、皆さんよく見ていらっしゃるなとますます気合いが入ります(笑)。クリニックに来られる患者さんは緊張していらっしゃることが多いので、気持ちのいい空間やちょっとした小物使いで、不安な気持ちを少しでも和らげることが出来たらうれしいですね。

「はにデンタルクリニック」というのは珍しい名前ですね。

「はに」というのは私の名前です。私が生まれた時、英語教師をしていた母が誰からも愛されるようにと、英語の“Honey”から「葉仁(はに)」と名付けてくれました。響きもいいし、地域の皆さんから愛されるクリニックの名前としてピッタリだと思い、「はにデンタルクリニック」としました。スタッフは私の他に非常勤の医師2名、同じく非常勤の矯正医1名、衛生士6名に助手が2名です。コミュニケーションを大切にしながら、常に新しい情報を共有することで質の高い医療を提供できるようみんなで切磋琢磨しています。

どのような患者さんが来られるのでしょうか。

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小さなお子さんから90歳以上の方まで幅広い年齢の患者さんに来ていただいています。特にキッズコーナーは設けていないのですが、隣に椅子を持って来て治療を見てもらったり、手の空いているスタッフが相手をしたりするので、ご自分の治療がままならないと思いがちなお母さんにも安心して治療を受けていただいています。お母さんが治療を受けてよくなられる姿を見ることで治療室の雰囲気にも慣れますし、治療に対する心構えができるのか、お子さん自身の治療もスムーズにいくことが多いですね。ここはもともと私の実家でもあるので、ご近所の方や前に勤務していた大学病院時代の患者さんに来ていただくほか、特に宣伝はしていないのですが患者さんの紹介やクチコミで来られる方がほとんどですね。診察は基本的に予約制なので、待合室でお待たせすることがほとんどない点もご好評いただいております。

専門の歯科保存のほか、虫歯から口腔外科手術まで手がける

歯科医になられた経緯をお聞かせください。

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小さい頃からとにかく体を動かすのが大好きで、ずっと外で遊んでいるような子どもでした。ただ、働く母の背中を見ながら「何か一生続けられる仕事をみつけなさい」と両親に言われて育ったためか、割と早い時期から歯科医師になろうと決めていましたね。高校では競技スキー部に入り、国体選手にも選ばれていたので、冬は強化合宿のため授業にはほとんど出られないような生活でしたが、家庭教師をお願いして勉強も必死で頑張りました。何とか無事に歯科大学に入学することができたのは、早い時期から準備を進めたおかげだと思っています。私は決して器用な方ではないのですが、何事も投げ出さずにコツコツやるタイプだと思っています。この最後まで諦めない性格のおかげで歯科医師になれたし、今はこの仕事が本当に自分に合っているなと心から思うようになりました。

先生の専門はどのような治療なのでしょうか。

専門は歯科保存ですが、虫歯からインプラント、歯周病、口腔外科の手術まで幅広く対応しています。「歯科保存」とはいつまでも自分の歯で噛めるよう、できるだけ歯を削ったり抜いたりせずに行う治療のことです。まずは基本となる治療をしっかり丁寧に行い、その上でよりよい状態へと質を高めていくことで患者さん自身のQOL(生活の質)も向上するのではないでしょうか。当院では顕微鏡や拡大鏡を使いながら裸眼ではまったく見ることのできない細かい部分の治療を行います。他院で抜歯が必要といわれた歯を当院で残すことができて、大変喜ばれたこともありますし、レントゲンで骨が再生してきた様子を見て、「痛みがとれただけでなく、本当に歯を残すことができたんですね」と感激された患者さんもいらっしゃいます。当院ではただ治すだけではなく、そこから先をどうやってよりよい状態に整え維持していくかという点に力を入れています。治療が終わった後に、自分に自信がついたという方や、おいしくご飯を食べられるようになった、口元を隠さずに人前で笑えるようになったと喜ばれる方も大勢いらっしゃいますよ。それこそ、まさにQOLの向上でとてもうれしく思います。

患者さんと接する時はどのようなことを心がけていらっしゃいますか?

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不安な気持ちで来られる方がほとんどだと思うので、いきなりその人の心の中へ土足で踏み込むようなことはせず、まずは安心していただけるよう親切丁寧な治療に徹します。具体的には、できるだけ痛くないようにすること。そして今どのような治療をしているのか、あとどれくらいかかりそうなのかなど、その方にその都度その都度、しっかりとわかるようお伝えするようにしています。派手さはなくても基本的な治療をしっかり行って、限られた時間の中で一つ一つを丁寧に誠実に対応することで、少しずつ信頼関係を築いていくことができるのではないかと思っています。小さかったお子さんが高校生、社会人になってから来て下さることがあるのですが、あまりの成長ぶりに驚くと同時に、こんなに大きくなってからも当院を訪れてくれることを本当にありがたいと思います。このような人と人とのつながりは本当にうれしいことですし、かかりつけ医として地域貢献できているのかなと励みになりますね。

ただ治すだけではなく、そこから先の人生をよりよくするための治療を

お忙しい毎日だと思いますが、ストレスがたまったりしませんか?

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開業してからはなかなかまとまった休みがとれず、旅行はあまりできなくなってしまいましたが、最近はジムに通ったり、昔のスキー仲間と日帰りでスキーに行ったりしています。気心の知れた仲間と滑って、他愛もないおしゃべりをして、温泉に入って……。もう、至福の時ですね。病院経営は初めてのことばかりで診療以外の雑務も行わなければいけないので本当に大変ですが、休みのとれない時でも少し長めに歩いたり、電車の窓から外の風景を眺めたりするだけでもけっこういい気分転換になります。ストレス解消と気負わなくても、ちょっと目先を変えてみたり、大好きなインテリアのことを考えたりするだけで充分幸せな気分になれますね。最近「人生は楽しむためにある」と考えるようになってきたら、いろいろなことがありがたく思えて、今まで以上に楽しい気持ちで過ごせるようになってきた気がします。

医療人として先生がめざす姿とは?

16世紀の外科医師パレの言葉に「我手当てし、神これを癒す」というものがあるのですが、これこそが医療の原点だと思っています。我々は医療を施すけれど治すのは本人であり神様なのだという謙虚さを忘れてはいけないと思うのです。新しい治療法が次々と発表される中、日々研磨し医療の質を向上させることは医療人として当然のことですが、最高の医療を施しさえすればそれでいいのかというと決してそんなことはない。私の専門は保存歯科ですが、母校の大学病院を退職した後、横浜市立大学医学部の大学病院で口腔外科も専門にやってきました。ですから「歯を削ってまでブリッジを入れるのか」「歯を削らずにインプラントを入れるのか」、両方の立場から客観的にメリットデメリットを説明し、的確なアドバイスをすることができます。医師としての質が向上することで患者さんの選択の幅が広がるのです。最終的に選ぶのは患者さんですが、「プロとしてやるべきこと」と「人として寄り添うこと」を両立させながら、治療について患者さんと一緒に考え、よりよい結果が得られるようお手伝いできればと考えています。

最後に読者へメッセージをお願いいたします。

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歯周病は30代、40代からのケアが大切と言われています。ちょうどその年代というのは出産や仕事でとても忙しい時期なので、虫歯がないから安心とか虫歯かもしれないけれど痛くないから大丈夫と思ってしまいがちですが、決してそんなことはありません。今は予防の時代です。より早くケアや治療を始めれば、時間的にも費用的にも負担は少なくて済みますし、治療後はその良い状態を維持するためのメンテナンスを定期的に受けることで、自分の健康を自分で守ることができます。悪くなってからかけこむのではなく、まずは自分の口の中の状態を知るところから始めていただきたいですね。また、お子さんの歯が生えてきたらなるべく早い時期に健診に来ていただくことをお勧めします。1歳半、3歳児検診で見落としがちな口腔内の異常を発見できますし、仕上げみがきのやり方や歯ブラシの選び方などアドバイスできることも少なくありません。お子さんが小さい頃から正しい方法を身につければ、それだけ長く健康を守ることができるのです。最適だと思う治療を一緒に考えていけるよう、まずは気軽にご相談いただけたらうれしいですね。

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