もう生理痛を我慢しない
ピルで生理のコントロールをめざす
つくばレディースライフクリニック
(つくば市/つくば駅)
最終更新日:2026/06/11
- 保険診療
女性の人生において、何十年にもわたり付き合うことになる「生理」。頭痛や腹痛、むくみ、イライラ、ニキビなど、生理前から生理が終わるまでを数えると、月の半分は生理に伴う不調に悩まされることになる。程度の差はあれ、ほとんどの女性がこのような経験をしているのではないだろうか。そんな女性たちに「我慢しないで、医師を頼ってください」と呼びかけるのは、「つくばレディースライフクリニック」の石川貴久院長。生理痛を含む月経困難症の症状緩和にはいくつかの方法があり、その代表的なものがピル。現代ではさまざまなタイプの薬が開発され、40歳以上の服用や長期サイクルが可能なものも含め、同院では10種類以上のピルを扱っているという。ピルは誰でも服用できるのか、そのメリットや体への影響について、石川院長に話を聞いた。
(取材日2026年6月1日)
目次
月経困難症や生理周期のコントロールが図れるピル。40歳以上の服用や長期サイクルが可能なタイプも
- Qピルを服用するメリットについて教えてください。
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A
▲ピルの効果や服用について丁寧に説明する石川院長
最も大きなメリットは、月経困難症の緩和が期待できることです。ピルを服用すると排卵が抑制されます。そもそも生理痛や過多月経は厚くなった子宮内膜が剥がれ落ちることで生じるのですが、ピルを服用している間は子宮内膜が薄い状態になりやすいです。そのため、痛みも出血も少なくなることが期待でき、女性ホルモンも一定にコントロールすることが図れるのです。服用期間はピルの種類によって異なり、28日単位のほか、最長で120日、あるいは77日続けて飲めるものもあるんですよ。休薬期間中も偽薬が用意されているタイプならば、その後の飲み忘れの心配もないでしょう。
- Qどのような人に向いている薬ですか?
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A
▲症状やライフスタイルに応じて選択できるピルを10種類以上用意
生理中の不快な症状でお悩みの方、生理周期が不規則でお困りの方が主が対象です。子宮内膜症などの患者さんは生理痛などの症状が強く出る傾向にありますが、ピルはその緩和にも役立ちます。生理が始まっていれば何歳からでも服用でき、高校生や大学生の方からのご相談も多いです。また、これまで40歳以上の方には慎重な判断が必要でしたが、現代では新たな選択肢となる薬も開発されています。服用中の不正出血などに注意が必要ではありますが、年齢によって低用量ピルを諦めていた方にとっては検討できる幅が広がったといえますね。更年期で乱れがちな生理周期を整えることにもつながります。
- Q長期間飲むことによる体への影響はないのでしょうか?
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A
▲医師に相談の上、定期検査と適切な服用を徹底することが重要
医師の診断のもと、適切に服用するのであれば問題ありません。ただし血栓症や肝機能障害のリスクはゼロではありませんので、必ず、医師の指示どおりに定期検査を受けましょう。市の子宮頸がん検診を利用するのも良いですね。また、服用中の体は妊娠時に近い状態となり、排卵も抑えられるため、妊娠を考えるタイミングではピルの服用を中止することになります。この場合も妊娠への影響はほぼありません。それまで何年飲み続けていたとしても、ピルの服用をやめれば体は元の状態に戻ります。万が一、ピルの服用中止後に生理が来ないようならば、医師に相談してください。
- Q検査やピルの処方、その後の通院についても教えてください
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A
▲女性スタッフも在籍。相談しやすい環境を整えている
まずは問診で月経の状態や持病などについて伺い、必要に応じて血液検査などを行って、ピルの服用が適しているかを判断します。その上で、10種類以上のピルの中から患者さんのお考えや生活スタイルに合ったものを選び、まずは1ヵ月分からスタート。その服用中に再度ご来院いただき、自覚症状を伺い、血液検査や超音波検査で異常がないかを確認します。問題がなければ、定期的に検査を行いながら継続していきます。途中で長期サイクルのタイプに切り替えたり、まだ症状がひどいようならば漢方薬を用いたり、症状によっては片頭痛などの治療につなげることも。患者さんには安心してピルを服用し、毎日を快適に過ごしてほしいですね。
- Qピルを処方する際に工夫していることはありますか?
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A
▲一人ひとりの悩みに寄り添いながら、無理のない治療を提案
当院では10種類以上のピルを扱っていますから、その方に合った処方を行うよう心がけています。月に1回は生理が来てほしいという方もいれば、できるだけ生理の間隔を空けたいという方もいますからね。それぞれのピルには特徴がありますので、メリットだけでなくデメリットもきちんとお伝えした上で、どれがいいかを一緒に相談して決めていきます。私に話しにくいことがあれば、女性スタッフにご相談ください。これから女性スタッフによるカウンセリングを強化すべく、スタッフたちは日々知識のブラッシュアップに努めています。また、できるだけお待たせしないように受付や案内にも工夫を凝らしており、どの薬を選んでも院内処方が可能です。

