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成川 純之助 院長の独自取材記事

ゆうび歯科クリニック

(横浜市栄区/本郷台駅)

最終更新日:2022/01/13

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本郷台駅近くの「ゆうび歯科クリニック」成川純之助院長は、信州大学医学部附属病院口腔外科で研鑽を積んだ歯科口腔外科の専門家。専門性を生かして親知らずの抜歯や歯科小手術、インプラント治療にも対応する。また骨粗しょう症や不整脈など全身疾患を持つ患者に対する歯科治療にも医科と連携して取り組む。「口腔外科として、高齢化社会に必要とされる医科と歯科の連携を進めたい」と意欲的だ。一方で、入れ歯治療や子どもの予防歯科など地域に根差した歯科診療にも注力。「大学病院などの規模の大きい医療機関と、いわゆる“町の歯医者さん”の、中間的なポジションをめざしています」と語る。地域にも浸透し、若い世代や、口腔外科診療を求める患者も増えてきたという。そこで、成川院長に診療の特徴や、歯科医師としての思いを聞いた。

(取材日2021年11月13日)

口腔外科の専門性とクリニックの身近さを両立した歯科

まず、こちらのクリニックについて教えてください。

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父が、歯科衛生士だった母と2人で、1968年に横浜市鶴見区に開業したのが当院の始まりです。「ゆうび」という名前は、父と母の名前からとっているんですよ。1975年に栄区に移転して、2010年からは私が院長となり、今日に至ります。診療内容は一般的な歯科と口腔外科で、多いのは虫歯や歯周病の治療、入れ歯治療、親知らずの抜歯、顎や舌の痛みを訴える方など。ホワイトニングや、セラミックを用いた補綴治療を求められる方も多いですね。患者さんは近隣にお住まいの高齢者が中心ですが、最近は20代、30代の若い方も増えており、特に口腔外科に関しては、少し遠方からも来られています。

先生は信州大学医学部附属病院で研鑽を積んだそうですね。

私は鶴見大学の出身ですが、あえて知り合いがいない病院で学びたいと信州大学医学部附属病院を選びました。当初は初期研修が終わったら戻るつもりでしたが、夢中で仕事をしているうちに11年がたちました(笑)。外来医長や病棟医長も務め充実していましたが、管理業務が増えて臨床に専念することが難しくなってきたので、歯科医師として長く仕事を続けたいとこちらに帰ってきました。父は引退していますが、父の患者さんもほとんど残っていただくことができ、うまく引き継ぐことができたかなと思っています。一般歯科の細かい治療や、開業医ならではの患者さんとの付き合い方は父に学んだところが大きかったですね。

こちらの設備や施設面には、どのような特徴がありますか。

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診察台それぞれにモニターを設置し、デジタルエックス線などで撮影した画像を映して、病状や治療方針をわかりやすく説明しています。心電図のほか、点滴や採血の設備も整えていますので、高血圧や不整脈などの症状がある方の外科的な歯科治療にも対応できます。また被ばく量の低い歯科用CTにより、エックス線検査では確認が困難な歯のひびや根尖病巣もわかり、特に親知らずの抜歯に対しては、顎の骨深くに埋まった歯も安全に配慮して抜歯を行えるようになりました。また、もともと衛生面には力を入れていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、口腔外バキュームを追加するなどさらに衛生管理を徹底しています。

親知らずの抜歯や、有病者の歯科治療にも取り組む

口腔外科としては、どんな診療を行っているのですか。

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口の中だけでなく、目の下から鎖骨までの顎顔面が口腔外科の領域です。顎関節症や、良性腫瘍や嚢胞、口内炎など粘膜疾患、口の中に症状が出る手足口病や帯状疱疹、ヘルペスなどの内科、皮膚科疾患の方も幅広く対応します。当院でがんの手術や治療はできませんが、口の中や舌のできものの病理検査や、口腔がん手術後の歯の治療などのサポートは行っています。多いのは、親知らずの抜歯や、良性腫瘍などの小手術ですね。現代人は顎が小さくなっている傾向があり、親知らずが埋まったり、横向きに生えたりしている人が少なくないのです。手前の歯に悪い影響を与えることもあるので、早めに抜歯したほうが良いと考えています。特に女性は妊娠中に親知らずのトラブルが起きることが多いので、若いうちの抜歯をお勧めしています。またインプラント治療も口腔外科の領域で私も多くの治療経験がありますので、歯科用CTや滅菌設備も整備して対応しています。

診療の際に心がけていることは?

なるべく患者さんとよくお話しするよう心がけています。治療に関する専門的な話もしますが、リラックスしていただいて治療に対するストレスを軽減することも大切ですから、雑談することも多いですね。また、お話の中で、病歴や服用している薬のこともしっかり確認します。高齢者の方は有病者が多いですし、特に骨粗しょう症の治療の場合、抜歯したときの治癒力を阻害する薬を服用されていることがあるのです。整形外科の先生との連携しながら治療を行うこともあります。高齢化社会の中で、医科と歯科の連携がいっそう重要になっていきますので、どちらにも詳しい歯科口腔外科医として橋渡しをしたいと考えています。そして大学病院などの専門施設と、いわゆる「町の歯医者さん」の中間的なポジションで、歯と口腔の疾患に対して専門性の高い治療を身近に提供することをめざしたいと考えています。

先生の立場から、気になることはありますか。

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虫歯の補綴治療は一生使い続けられると考えている方が多いように思いますが、保険診療で使う金属の詰め物やかぶせ物の耐用年数は5年から10年。それを過ぎると中で腐食が起きたり、接着剤が流れだしたりして、二次う蝕になりやすいのです。まずは正しい予防で虫歯をつくらないように、なってしまったらできるだけ虫歯が小さいうちに治療を受けていただきたいですね。また最近、高齢の方の口腔機能の低下、オーラルフレイルが全身にも影響を与えることがわかってきています。若いうちから予防に取り組むと虫歯や歯周病の予防だけでなく、歯を守ることで咀嚼・嚥下機能も維持することができて健康寿命の延伸につながることを知っていただきたいですね。口腔外科の分野では、がん化する可能性のある口腔扁平苔癬などの粘膜疾患の患者さんが多いことが気になります。口腔がんや舌がんを心配している方も増えていますので、早期発見や啓発にも取り組みたいですね。

地域のニーズに応えて、小児予防歯科や審美歯科も対応

ところで、プライベートな時間の過ごし方を教えてください。

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休みの日は、3人の娘と過ごすことが多いですね。以前は釣りにも出かけていましたが、今は外出ができないので自宅で鉄道模型を作っています。やはり細かいことが好きなんですね(笑)。栄区歯科医師会の写真同好会にも参加して写真も趣味としています。

これからの展望について聞かせてください。

専門性の高さと、町のクリニックの親しみやすさを兼ね備えた歯科医院として、歯と口腔の診療を通して地域の皆さんの健康を守っていきたいと考えています。一般歯科の分野では、入れ歯治療、予防に力を入れ、ブラッシング指導や口腔衛生管理もしっかり取り組んでいきたいですね。訪問診療は、平日の診療時間内に対応することは難しいので件数は少ないのですが、ニーズは増えていくと考えられるので、もっと対応できるようにしていきたいと考えています。審美面のニーズも高まってきています。今は、昔に比べてホワイトニングの種類も増え、使いやすくなっています。また、保険診療の範囲も変わってきており、奥歯のかぶせ物も保険診療で白い材質の治療ができる場合もありますから、患者さんのご希望に沿う形で対応していきたいですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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歯科は、誰でも一生のうちに、必ずかかることのある診療科だと思います。ぜひ信頼できるかかりつけ医を見つけ、できるだけ若いうちから定期的に検診とクリーニングを受けて歯の健康を守り、トラブルや病気の早期発見につなげてください。またお子さんの場合、乳歯のうちから虫歯が多いと永久歯も虫歯が多くなります。歯が生えてきたら、定期的に通院して予防処置やブラッシング指導を経験すると歯科に慣れ、予防につながりやすくなると思います。私は子育ても経験して子どもの扱いにも慣れていますから、安心して受診してください。当院は、虫歯や歯周病の治療、入れ歯治療、予防など一般歯科に加え、歯科口腔外科として親知らずの抜歯や歯科小手術、インプラント治療、唇や頰までを含めて口の中の症状に幅広く対応しています。お子さんから高齢の方まで、患者さんのご希望に沿える診療をしたいと考えていますので、なんでも気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ホームホワイトニング/2万5000円~、セラミックを用いた補綴治療/8万円~、インプラント治療/35万円~

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