歯科衛生士が担う
将来を見据えた予防とメンテナンス
HALSA DENTAL CLINIC
(京都市下京区/四条駅)
最終更新日:2026/02/12
- 保険診療
虫歯や歯周病を「治療する」ことから一歩進んで、「防ぐ」ことを重視する予防歯科。近年は、年齢や生活背景に応じたきめ細かなケアが求められている。今回、京都市下京区で一人ひとりに合わせた予防歯科に取り組む「HALSA DENTAL CLINIC(ヘルサデンタルクリニック)」にて、歯科衛生士の徳高奏副院長にインタビューを実施。専門性やメンテナンスで大切にしている考え方や歯周病ケアの大切さ、日常生活で意識したいポイントなどを丁寧に教えてもらった。
(取材日2026年1月19日)
目次
専門性で支える、一人ひとりに合わせたの予防歯科
- Qこちらでは、どのように予防歯科に取り組んでいますか?
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A
▲「症状がなくてもケアを続けることが大切」と話す徳高副院長
患者さん一人ひとりに合わせたプログラムに沿った予防歯科行うことを大切にしています。口腔内の状態や生活習慣に応じて、ケア用品やセルフケア方法を個別に提案し、プロケアとセルフケアの両輪でお口の健康を維持していきます。ライフステージに応じた支援にも力を入れ、妊娠期からのサポートや、保護者と一緒に取り組むお子さんのケアにも注力しています。特にお子さんの場合は、年齢や成長段階に応じて、噛む・飲み込む・話すといった口腔機能の発達や、舌の使い方、姿勢、食習慣なども含めて丁寧に確認します。歯並びや虫歯だけを見るのではなく、その背景まで踏まえながらお口の健康を長期的に守るサポートをしています。
- Q歯科衛生士の専門性の高さも強みだと伺いました。
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A
▲歯周病治療・予防における専門性が高い歯科衛生士が在籍している
ありがとうございます。当院の歯科衛生士は歯周病治療・予防における専門性が高く、大きな強みだと考えています。私自身、祖父が歯科医師という環境で育ち、歯科は身近な存在でした。「歯はきちんとケアすれば何十年も使える」その価値に魅力を感じて歯科衛生士を志しました。現在も日々の診療を通じて患者さんから多くを学ばせていただいています。歯周病ケアは、患者さんとともに取り組み、患者さんご自身が変化を実感していただきやすい分野です。「楽になった」「悩みが解消された」と思ってもらえたらうれしいですし、大きなやりがいになります。
- Qメンテナンスの際は、どんなことを心がけていますか?
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A
▲口の健康を長期的に守るサポートをしている
私たち歯科衛生士は、治療を補助するだけでなく、患者さんの一生涯にわたってお口の健康を支える専門家だと考えています。実際に「一生」関わることは難しいかもしれませんが、できるだけ長く寄り添い、患者さんにも「この人にずっと任せたい」と思ってもらえる存在になることが重要です。歯科医院は「痛い」「怖い」「できれば行きたくない」という印象を持たれがちですが、安心感を持っていただけるよう、信頼関係の構築を大事にしています。患者さんの希望は、「丁寧に説明してほしい」「今日は静かに受けたい」「話を聞いてほしい」などさまざまですので、その日の気持ちも含めてくみ取りながら対応することを心がけています。
- Qクリニックとして、特に大切にしていることは何ですか?
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A
▲患者と対話し、想いや気づきを引き出すことを心がけている
当院では「予防」と「対話」を大切にし、特にMI(Motivational Interviewing)、つまり「問いかけ話法」を用いて、患者さん自身の想いや気づきを引き出すことを心がけています。また、患者さん自身に痛みや自覚症状がない場合でも、「今ケアを行うことで将来どのようなメリットがあるのか」を、根拠を示しながら丁寧にお伝えしています。その上で「今は大丈夫」と感じられる場合には、その判断を尊重し、無理に治療を勧めることはありません。0歳から高齢者まで、できるだけ良い口腔内の状態を長く維持できるよう、スタッフ一丸となってサポートしています。
- Q健康な歯を保つために、気をつけるべきことはありますか?
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A
▲普段からのブラッシングや歯間ブラシなどの活用も重要
日々の生活の中で大切なのは、「症状がなくてもケアを続けること」だと考えています。歯周病は痛みが出にくく、気づかないうちに静かに進行する病気です。そのため、違和感を覚えたときには、すでに状態が進んでいるケースも少なくないのが現状ですが、定期的にケアを受けている方は、こうした深刻な状態に至らないよう防げますし、たとえこれまで定期的に通院されていなかった方でも、ここからどのように歯を守っていくかを一緒に考えていきますので、遅すぎることはありません。日々のケアの大切さを、ぜひ知っていただきたいですね。

