妊娠したら考える
0歳から家族で始める予防歯科
U Dental Clinic 牛田
(広島市東区/牛田駅)
最終更新日:2026/04/30
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80%以上の子どもに矯正治療が必要といわれる現代。その要因は、食生活や生活環境の変化などさまざまだが、早くから予防歯科の意識を持つことで、大がかりな治療をせずに状況の改善をめざせる事例は数多くあるという。「U Dental Clinic 牛田」の植田淳二院長は、子どもの歯の健康維持に注力し、虫歯の予防だけでなく、歯列矯正や口腔筋機能療法にも積極的に取り組んでいる。「小さいうちから歯科に通うことで、歯科医院に対する恐怖心を抱かずに済みます。さらに、親子で正しい知識をつけながら虫歯予防に取り組むこともできるんです」と語る植田院長に、子どもの予防歯科について、詳しく解説してもらった。
(取材日2026年4月13日)
目次
家族で楽しく通えて、子どもの発達や成長に必要な予防歯科を実践できるクリニック
- Q子どもの歯科通院は何歳頃から始めるのがよいのでしょうか?
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A
▲キッズスペースは待合と区画を分けて設置
私の中では、早ければ早いほど良いと考えています。幼稚園に行く頃になると、予防接種や通院の経験から「病院は怖いもの」というイメージがつき、歯科医院に行くことも嫌がるようになってしまいがちです。そうなる前、つまり物心がつく前から歯科医院に慣れてもらい、楽しい場所だと感じてもらいたいと思っているんです。また、予防歯科の観点では、妊娠中からできることも数多くあります。もともと歯周病を患っている場合、放置すると早産のリスクにもつながりますし、妊娠中のホルモン変化の影響で妊娠性歯周炎に罹患する可能性もあります。お子さんが生まれる前から予防は始まっていると考え、家族みんなで取り組んでいただけたらと思います。
- Q早いうちから歯科医院に通うメリットを教えてください。
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A
▲治療機材に触れながら少しずつ治療を進める
まず、虫歯予防に関する正しい知識を得ることができます。これは子育てにおいて切り離せない問題なので、親子で身につけていただきたいですね。また、お子さんと私たちの関係性が築かれると、治療がしやすくなる面もあります。歯が欠けたり虫歯を発症したりしたことをきっかけに来院すると、「痛い」「怖い」という印象を持ちやすくなってしまいます。信頼関係があれば安心して治療を受けてもらえますが、そうでない場合は無理に治療を進めざるを得ない場合もあるため、早いうちから慣れておくことが大切です。また、口周りの筋肉は子どもの発達に関わるため、それに関する知識をお伝えできることもメリットだと考えています。
- Q虫歯の予防について詳しく教えてください。
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A
▲院長は3児の父として育児にも向き合っており子どもに慣れている
最も手軽にできることは、歯磨きをきちんとすることに加え、デンタルフロスを活用することです。ただし、虫歯は汚れだけでなく、菌や糖分の取り方など複数の要因で起こります。よく「お菓子をあげすぎないことが大事」といわれますが、量だけでなく時間を決めて食べることも大切です。だらだら食べると口腔内が長時間酸性に保たれ、虫歯になりやすくなるのです。なお、虫歯菌の感染を防ぐため、食器の使い回しを避けることが大事だといわれますが、空気感染の可能性も指摘されています。多くの人が予防に役立つと思って取り組んでいることでも、それだけでは不十分なことがあります。正しい知識を身につけ、日々意識することが予防の第一歩です。
- Q口の周りの筋肉を鍛えることも重要だそうですね。
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A
▲口腔筋機能療法では専門の装具なども活用する
口腔周囲筋と呼ばれる舌や頬、唇の筋肉は、歯並びや噛み合わせと深く関わっています。歯並びと聞くと歯や顎の骨に注目しがちですが、成長期のお子さんは、筋肉の働きが顎骨や口腔周囲の組織の発達に大きく影響するんです。こうした筋肉を整える治療を口腔筋機能療法といい、口呼吸やお口がぽかんと開いた状態の改善、舌を適切な位置へ導くことをめざします。顎骨の健全な成長を促し、永久歯が生える土台を整えることで、将来的な矯正の必要性、後戻りのリスク軽減につながります。最近では「子どもの約8割に矯正治療が必要」ともいわれていますが、小さいうちから取り組むことで、歯並びや噛み合わせへの悪影響を抑えられると私は考えています。
- Q口腔筋機能療法は早いうちから取り組むべきなのでしょうか?
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A
▲治療は子どものペースに合わせて進める
口腔筋機能療法はただ筋肉を鍛えるものではなく、顎骨の成長に合わせて口腔周囲の組織を適切に発達させることをめざすものです。口腔周囲組織の発達不全は、知的機能や体の成長に影響を及ぼす可能性があります。さらに口呼吸が習慣化すると、全身の健康に悪影響を与え、集中力の低下を招くほか、発育や運動機能への影響も指摘されています。また、日常の姿勢も重要で、食事の際に足が床につかないと力が入りにくく、咀嚼や飲み込みに時間がかかってしまいます。このように、口腔周囲の問題は一見局所的ですが、実は全身と深くつながっています。また、矯正治療に関しても早くから取り組むことで、治療の幅を広げられるというメリットもあります。
自由診療費用の目安
自由診療とは子ども矯正/精密検査・診断5万円〜 装置・矯正代30万円〜、マウスピース型装置を用いた矯正/精密検査・診断5万円〜 装置・矯正代50万円〜

