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池園 剛 院長の独自取材記事

いけぞの内科クリニック

(福岡市中央区/六本松駅)

最終更新日:2026/01/09

池園剛院長 いけぞの内科クリニック main

西鉄バス・梅光園口停留所から徒歩約4分、住宅街の中にあるクリニックモール内に「いけぞの内科クリニック」がある。2025年11月に開業した同院の院長・池園剛(いけぞの・ごう)先生は、消化器・内視鏡内科を専門とする医師。福岡大学筑紫病院で消化器内科全般の研鑽を積み、特に炎症性腸疾患の診療に強みを持つ。「もう少し早く受診していれば……」と思わずにはいられない患者を数多く診てきた経験から、胃がん・大腸がんの早期発見への思いは人一倍強く、「症状がない時こそ検査が大事」と訴える。私生活では2児の父親でもあり、穏やかな話し方が印象的だ。地域のかかりつけ医として「皆さんの健康をずっと見守っていけるクリニックになりたい」と語る池園院長に、開業の経緯や診療への思いなどについてじっくりと聞いてきた。

(取材日2025年11月26日)

医師の家系で育ち、地域医療への使命感を抱く

まずは、先生が医師を志されたきっかけから教えてください。

池園剛院長 いけぞの内科クリニック1

祖父も父も医師という家系で育ちました。北九州の戸畑にある実家のクリニックでは、小さい頃から診療を見に行くこともよくありました。父がエコーや胃カメラで患者さんを検査している姿を間近で見ていたんです。そのような環境で育ったので、自然と「自分も医師になりたい」という思いが芽生えていきました。進路を決める時期になるといろいろと悩みもしましたが、やはり父と同じ消化器内科の道に進みたいという気持ちが強く、川崎医科大学への進学を決意しました。

卒業後は、どのような経験を積まれたのでしょうか。

福岡大学筑紫病院の消化器内科に入局しました。最初は救急がメインでしたが、先輩の姿を見ながら内視鏡検査の技術を覚え、徐々に自分でも検査を行うようになっていきました。そちらの病院の特徴は、IBD(炎症性腸疾患)の患者さんがかなり多いことでした。正直なところ、当時は専門知識がまだまだ十分ではない頃でしたので驚きはしましたが、現場に立ち、クローン病や潰瘍性大腸炎などの患者さんを多く担当することで、軽症から難病、そして重篤な症状まで対応できる幅広いスキルを身につけることができました。その後は薬院の佐田医院、戸畑共立病院などでも経験を積み、一般外来や内視鏡を中心にキャリアを重ねていきました。

この場所での開業を決めた理由をお聞かせください。

池園剛院長 いけぞの内科クリニック2

最初は、兄が継承している実家のクリニックを手伝うことも考えていたんです。ただ、その頃も福岡から北九州まで片道1時間以上かかる通勤を続けていて、この生活を持続するべきか悩んでいました。そんなタイミングで、ここ六本松の物件とご縁があって。40台分の駐車場を備えたクリニックモールで、利便性の高さに魅力を感じました。初めて見に来た時、周りが住宅街で、マンションも多く、子どもから高齢者まで幅広い世代が暮らしているエリアだということを実感したんですよね。「この地域に住んでいる方たちの健康をずっと見守っていきたい」と思ったのが開業の決め手になりました。皮膚科やリウマチ科もあるモール内なので、連携しながら地域に貢献していきたいです。

「もっと早く受診していれば」と悔やまずに済む診療を

特に力を入れている診療について教えてください。

池園剛院長 いけぞの内科クリニック3

一番注力しているのは、胃がん・大腸がんの早期発見です。大学病院時代、体重減少などさまざまな症状が出てから受診される方をたくさん診てきました。検査してみると、進行がんですでに内科的には対応できない状態になっているんです。そんな、「もう少し早く受診していれば」と思わずにはいられない患者さんをたくさん診てきたからこそ、疾患の早期発見には強い想いがあります。早期の胃がんや大腸がんであれば、今は内視鏡で治療できる時代です。ですが、早期がんはほとんど症状がありません。だからこそ「症状がない時の検査」が大事だと、強く訴えていきたいと思っています。

内視鏡検査について、患者さんの不安を軽減する工夫はありますか?

「苦しい」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、今は鎮静剤も使用できますし、経鼻内視鏡といって、鼻から入れる細い内視鏡も取り入れています。嘔吐反射などが強くどうしても苦手といった方でも、経鼻内視鏡なら大丈夫という方は多いと思います。胃に関してはピロリ菌の有無を調べるだけでも検査の価値がありますし、大腸がんの多くはポリープが大きくなってがん化するといわれていますから、良性のうちに取っていくだけでも予防になるんです。大腸検査の下剤も3種類用意して、患者さんに合わせて選択できるようにしています。気負うことなく、「ちょっと頑張ってみよう」といった気持ちで受けていただけたらと思っています。

炎症性腸疾患や生活習慣病の診療についてもお聞かせください。

池園剛院長 いけぞの内科クリニック4

福岡大学筑紫病院で培ったクローン病・潰瘍性大腸炎といった炎症性腸疾患の診療は、私の強みの一つです。生活習慣病については、40代、50代から早めに治療していくことが大事だと考えています。基本は食事と運動で、塩分を抑えた食生活や適度な運動が何より大切。どんなお薬よりもそれが一番なんです。ただ、皆さん忙しいですから、なかなか行動に移すのは難しいという方が多いかもしれません。そういった方にはお薬で調整を図る方法もありますし、話を聞いてもらうだけで気分が楽になるということだってあるでしょう。丁寧でわかりやすい診療を心がけて、患者さんをサポートしていきたいと思っています。

気軽に相談できる温かいクリニックをめざして

六本松エリアで、どのような役割を担っていきたいですか?

池園剛院長 いけぞの内科クリニック5

この辺りには内科はいくつかあるんですが、内視鏡検査を行っている内科が少ないんです。六本松エリアに不足している内視鏡検査を提供することで、地域医療に貢献したいと考えています。もちろん内科で通っていただきたい気持ちもありますが、ほかにかかりつけがある方でも、内視鏡検査だけでも受けていただけたらと思います。その上で、もし「全部診てください」ということであれば、しっかり診させていただきます。先ほどお話ししたように、クリニックモール内には皮膚科やリウマチ科の先生もいらっしゃいます。先生方ともご縁を深め、連携体制を少しずつ築いていけたらと考えています。

先生がめざすクリニック像について教えてください。

誰もが来やすい温かいクリニックにしたいんです。患者さんの健康寿命延伸に貢献したいという思いがありますので、そのためにも気軽に受診してもらえるような雰囲気づくりを大切にしています。実は私、6歳と4歳の子どもがいまして、休日は子どもと遊ぶのが何よりの楽しみなんです。子育て世代の方も多いエリアなので、近い年齢のお子さんを育てている親御さんとも共感できる部分があると思います。趣味は野球観戦で、地元のプロ野球チームの大ファンなんですよ。開業準備中に応援している野球チームの優勝を決める試合を見ることができ、最高にいい気分で準備を進めることができました(笑)。そんな話題でも患者さんと距離を縮められたらいいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

池園剛院長 いけぞの内科クリニック6

風邪症状から胃が痛い、おなかが痛いといった一般的な症状まで、なんでも相談していただきたいです。悩まずに取りあえず受診していただいて、いろんな検査や診察、お話を聞いていくことで病気も見つかることがありますし、話を聞いてもらうだけで、気分が楽になることもあります。特に症状がない方にも、健康診断や各種予防接種などを通じて健康維持のためのサポートを提供しています。地域のかかりつけ医として、病気の治療だけでなく、皆さんの健康維持、病気の再発予防、生活の質の向上をめざしていきます。「皆さんに健康で長生きしてもらいたい」。その思いで診療にあたっていきますので、お気軽に受診してください。

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