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畠山 佳之 院長の独自取材記事

はたけやま内科クリニック

(西東京市/田無駅)

最終更新日:2026/06/26

畠山佳之院長 はたけやま内科クリニック main

閑静な住宅街が広がる一角に、2025年11月に開業した「はたけやま内科クリニック」。院長の畠山佳之先生は日本循環器学会循環器専門医かつ日本糖尿病学会糖尿病専門医で、2つの専門領域を軸にしながら風邪や発熱などの一般内科にも幅広く対応している。木目と白を基調とした明るくゆとりある院内はバリアフリー仕様で、車いすユーザーも通いやすい環境だ。「困ったらまずここに来ればいいと覚えてもらえるクリニックにしたいですね」と笑顔で語る畠山院長に、開業の経緯から診療で大切にしていること、地域への思いまで幅広く話を聞いた。

(取材日2026年5月21日)

糖尿病・循環器の専門性を強みに幅広い診療に対応

まずはクリニックについてご紹介ください。

畠山佳之院長 はたけやま内科クリニック1

2025年11月に、閑静な住宅街が広がるこの地に開業しました。内科・糖尿病内科・循環器内科を標榜し、風邪や発熱といった一般的な症状から、高血圧症や糖尿病などの生活習慣病まで幅広く診ています。この場所を選んだのは、周辺に医療機関が少なく、受診先に困っている方が多いと感じたからです。私は杏林大学出身で、多摩エリアにはもともと親しみがありました。来院される方は50〜60代が中心ですが、小学生から90歳を超える方まで幅広い年代の方がいらっしゃいますね。困ったことがあれば何でも相談できる場所にしていきたいと改めて感じています。

診療面での強みはどのようなところにありますか?

私は日本循環器学会循環器専門医であり、日本糖尿病学会糖尿病専門医でもあります。この2つの専門領域を軸に、一般内科まで幅広く対応できるのが当院の大きな強みです。動悸や息切れなどの不調から心臓・血管疾患まで、安心して受診いただける医療提供をめざしています。糖尿病に関しては、予備群の段階の方から飲み薬で治療中の方、インスリンを使っている方まで幅広い病期に対応しています。必要に応じて近隣の病院へ速やかにご紹介する連携体制も整えています。普段の通院からいざというときまで安心して頼っていただけたらうれしいです。

内科全般の診療についてもお聞かせください。

畠山佳之院長 はたけやま内科クリニック2

当院では、専門的な診療以外にも一般的な内科症状に幅広く対応し、発熱患者のための外来も設けています。予防接種や各種検診にも対応していますので、日頃の健康管理の窓口としてご利用いただけたらと思います。こうした幅広い対応ができる背景には、病院勤務医時代の救急科外来での研鑽があると考えます。救急の現場では糖尿病や心臓の病気に限らず、さまざまな内科系の症状を診てきました。息苦しさや原因のわからない体調不良など、何科を受診すべきか迷うような症状にもまず対応できるのは、その経験があってこそだと思います。当時は、重症化してから搬送されてくる方を多く診てきたこともあり、その手前で気軽に相談できる場所をつくりたいと思ったことも開業を決めた理由の一つです。

医学的根拠と患者の価値観、双方を重視する診療

院内の設備や通いやすさの工夫について教えてください。

畠山佳之院長 はたけやま内科クリニック3

血液検査、エックス線検査、心電図検査、超音波検査など、一通りの検査ができる機器を備えています。血糖に関連する項目や循環器系の検査については当日結果をお伝えできますので、すぐに今後の方針を考えられるのが利点です。院内はバリアフリー仕様にこだわり、車いすを利用されている方や足腰に不安のある方にもスムーズに移動していただけるよう通路を広く取り、バリアフリートイレも完備しています。発熱のある方には専用の診察室を設け、一般の患者さんとの動線を分けられるようにしました。予約なしで受診いただけますし、インターネットとメッセージアプリによる予約にも対応しています。

診療で大切にされているのはどのようなことですか?

一番大事にしているのは、しっかりデータを集めて評価・診断した上で、患者さんの価値観やライフスタイルにも寄り添いながら一緒に治療方針を決めていくことです。医学的根拠がなければあいまいな治療になってしまいますから、必要な検査はきちんと行い、その結果をもとにお話しするようにしています。検査をして「何も問題ありませんでした」とお伝えして安心していただくことも、大切な役割です。一方で、こちらが良いと思う治療を勧めても、患者さんの考え方や生活に合わなければ長くは続きません。ですから、お互いに相談しながら方針を決めていくのが基本です。説明の際は専門用語を避け、例え話などを交えてわかりやすくお伝えするようにしています。「ここに来て良かった」と思っていただけるような診療をめざしています。

読者に伝えたいことはありますか?

畠山佳之院長 はたけやま内科クリニック4

健康診断で異常を指摘されたら、放置せずに早めに受診していただきたいですね。「もう少し様子を見よう」と一度先延ばしにすると、その間に病気が進んでしまうことは少なくありません。例えば生活習慣病は自覚症状が乏しいからこそ、データをきっかけに少しでも早く動くことが大切です。当院では生活習慣病と、その他の病気も完結できる体制をめざしています。複数の医療機関にかかると情報の共有がうまくいかなかったり、通院そのものが患者さんの負担になったりすることがあり、その点を少しでも解消したいのです。今後はオンラインでの栄養指導も導入予定で、食事面からのサポートも充実させていきたいと考えています。

地域のかかりつけ医として気軽に頼れる場所をめざして

先生が医師を志したきっかけやこれまでの歩みをお聞かせください。

畠山佳之院長 はたけやま内科クリニック5

子どもの頃に医療機関にかかる機会が多く、医師や医療関係者の方々に支えてもらったという実感があります。その経験から、自分も同じように誰かの力になりたいと思ったのが医師をめざした原点です。家族に医療関係者はいませんでしたが、その思いは自然と強くなっていきました。杏林大学を卒業後、活発でダイナミックな診療科に憧れがあり、循環器内科を選択しました。心臓や血管の病気と向き合ううちに、治療だけでなく予防の大切さを痛感し、その予防に欠かせない糖尿病についてもしっかり学ぶことにしたのです。病院に勤務し研鑽を積む中で、臓器や分野ごとではなく、一人の患者さんを総合的に診たいという気持ちが大きくなり、開業を決意しました。

スタッフさんや、先生ご自身のやりがいについて教えてください。

日頃からスタッフには「患者さんの立場に立って、笑顔で優しく接してほしい」と伝えています。ありがたいことにスタッフの対応をお褒めいただくことが多く、私もとても感謝しています。話しやすい雰囲気のスタッフがそろっていますので、気軽に声をかけていただけると思います。私が医師としてやりがいを感じるのは、患者さんとの信頼関係を実感できた時ですね。患者さんから笑顔であいさつをいただけると、こちらの活力にもなりますし、この仕事を続けていて良かったと心から感じます。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

畠山佳之院長 はたけやま内科クリニック6

体の調子が気になっていても、どこに行けばいいかわからない、そもそも病院はなんとなくハードルが高いと感じている方は少なくないと思います。そのような場合に気軽に来ていただけたらうれしいです。専門的な病気のご相談であっても、ちょっとした風邪であっても、何でも構いません。今後は検査の幅をさらに広げながら、来てくださる方により安心していただける体制を整えていきたいと考えています。大通りから少し入った場所にありますが、「ここにクリニックがあるんだ」とまず知っていただけたら、それだけで何よりうれしく思います。