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石川 浩雅 院長の独自取材記事

豊洲イーウェルクリニック

(江東区/豊洲駅)

最終更新日:2025/11/27

石川浩雅院長 豊洲イーウェルクリニック main

豊洲駅から徒歩3分、2025年11月に開業した「豊洲イーウェルクリニック」。内科、皮膚科、アレルギー科、泌尿器科に対応するプライマリケアクリニックだ。石川浩雅院長は勤務医時代、忙しくて医療機関を受診できない人や医療につながらない人を多く見てきた経験から、時間と空間の壁を取り払う医療を実現すべく開業を決意。クリニック名の「イーウェル」には、心・体・社会的健康を意味する「ウェルビーイング」への思いが込められ、SNSを活用した革新的な診療システムで患者の利便性を追求しながらも、「人を一番大事にする」という理念を貫く。そんな石川院長に開業への思いや独自の診療哲学について話を聞いた。

(取材日2025年10月30日)

医療にアクセスしやすい診療環境のDXを実現

開業医へ転身された経緯を教えてください。

石川浩雅院長 豊洲イーウェルクリニック1

前職では、働く人々の健康を支える仕事に従事していましたが、治療が思うように進められないというジレンマを感じる場面が多くありました。受診したくても時間がなくて諦める方、形だけ受診しても継続的な治療につながらない方など、医療が本当に必要な人に届いていない現状を目の当たりにしました。このような時間的かつ空間的な壁は、DX(デジタルトランスフォーメーション)によって乗り越えられるのではないかと考えるようになりました。また、複数の医療機関を回る負担も、プライマリケアや総合診療の経験を生かせば、一ヵ所でまとめて診ることが可能になるのではないか。そんな思いから、開業を決意しました。豊洲を選んだ理由は、若い世代が多くDXとの相性が良いこと、そして前職の勤務地が近く、当時の患者さんにも継続して利用していただきたいという願いがあったからです。

「イーウェル」という特徴的なクリニック名に込めた思いとは?

健康を損なうと、働けなくなるだけでなく、仕事や生活のパフォーマンスも大きく低下してしまいます。だからこそ、心も体も、そして社会的にも元気になってほしいという思いを込めて、最近よく耳にする「ウェルビーイング」の“ウェル”を取りました。“イー”には2つの意味があります。1つは「いいよね」の“いい”、もう1つは電子化(Electronicization)を進めたいという思いからの“E”です。ロゴマークに使われている3つの色は、心・体・社会的健康をそれぞれ表しており、それらが一つの形になることで「真の健康」が実現するというメッセージを込めています。「あなたのための納得できる医療を通じて、ウェルビーイングをめざす」ことが私たちの理念です。

DXを活用した診療システムについて教えてください。

石川浩雅院長 豊洲イーウェルクリニック2

患者さんの目線に立ったシステムを構築しました。メッセージアプリケーションを通じて予約と問診が可能で、オンライン決済から服薬指導まで一貫して完結できます。診察室にはプリンターを設置しており、診察終了後すぐにその場で処方箋をお渡しできます。事前登録された方は、待ち時間なしでスムーズに帰宅することが可能です。さらに、オンライン服薬指導にも対応しており、薬剤師からの説明を受けた後、その日のうちに薬がご自宅に届く仕組みを整えています。また、AIによるカルテ記載システムを導入することで、患者さんとの対話に専念できる環境を実現しました。大学院で学んだ医療政策や医療経営の知識を生かし、患者さんの負担を限りなく減らすハード面の取り組みに力を入れています。

働く世代を中心にウェルビーイングのサポートを

幅広い診療科を標榜されていますが、どのような診療体制ですか?

石川浩雅院長 豊洲イーウェルクリニック3

当院では、内科・皮膚科・アレルギー科・泌尿器科を標榜しています。これは、地域のプライマリケアとして「まず診てくれるクリニック」でありたいという思いからです。小さなお子さんからご高齢の方まで、幅広い世代のさまざまなお困り事に対応できる体制を整えました。ただし、診療科の幅広さだけでなく、深さも追求することを大切にしています。都市部の診療所として、働く人々も含めた地域の皆さんにとって、「まずかかれる診療所」であることをめざすとともに、総合病院まで行かなくても、身近な場所で専門性の高い医療を受けられるクリニックでありたいと考えています。

診療で大切にしている「価値に基づいた医療」とはどのような方針ですか?

医学的に正しいことが、必ずしも患者さんの生活に合うとは限りません。例えば糖尿病の治療では、食事制限や運動療法に取り組むことが理想的ですが、現実的にはそれが難しい方も多くいらっしゃいます。だからこそ、患者さんとの対話の中で合意点を見つけ、治療を進めていくことが大切だと考えています。また、患者さんの様子に合わせて、ロジカルに説明するかどうかも柔軟に使い分けています。患者さんが求めていることを把握することは重要ですが、同時に、医療のプロフェッショナルとして無理なことは無理と誠実に伝える姿勢も大切にしていますね。

特に力を入れている診療領域について教えてください。

石川浩雅院長 豊洲イーウェルクリニック4

アレルギー診療を疾患の軸として、肺活量検査や一酸化窒素濃度検査など、院内で迅速に行える検査体制を充実させています。実は私自身も、幼少期からアトピー性皮膚炎に悩まされてきました。医療機関での長い待ち時間のつらさを身をもって経験したことが、患者さんの負担を少しでも減らしたいという思いにつながっています。また、睡眠時無呼吸症候群など、働く世代のパフォーマンス低下につながる疾患の治療にも注力しています。健康上の問題によってパフォーマンスが落ちている状態は、企業にとっても個人にとっても大きな損失です。「眠くて頭が働かない」「頭痛や生理痛で集中できない」といった、一見小さな不調が仕事の質を大きく左右することもあるので、そうした働く世代特有の健康課題に、積極的に対応していきたいと考えています。

「人」を軸にした地域医療の展開

クリニック運営で最も大切にしていることは何ですか?

石川浩雅院長 豊洲イーウェルクリニック5

先にお話ししたように、当院ではDXやハード面の整備に力を入れていますが、私が最も大切にしているのは「人」です。スタッフ全員をプロフェッショナルとして尊重し、それぞれの専門性を最大限に生かしてもらうことを重視しています。採用時に重視したのは、コミュニケーション能力のみでした。どれだけDXを進めても、最終的に患者さんと接するのは“人”だからです。その上で、スタッフの成長も促したいと考えています。新しいスキルを身につける機会を提供することで、当院でのキャリア形成につながるよう工夫しており、例えば看護師さんであれば、内科だけでなく皮膚科の看護にも携わることで、キャリアの幅を広げることが可能です。結果的に患者さんへより良い医療を届けることにつながると信じています。

今後どのようなクリニックをめざされますか?

この地域で働く人も暮らす人も、困ったときに「あそこに行けば安心」と思ってもらえるような、地域に根差したクリニックをめざしています。不安に思っていることがあれば、まずは当院に相談しに来ていただきたいですね。インターネットで検索を重ねるうちに不安が大きくなる前に、専門家に相談することで解決できることは多いと考えています。診療時間は他のクリニックと同程度ですが、カルテの自動入力などの仕組みによって診察に集中できる環境を整えています。その結果、限られた時間をまるごと対話に充てることが可能になりました。診療体制を工夫することで、短時間でも充実した診療を提供する。このクリニックモデルを将来的には広げていき、医療アクセスの壁に悩む多くの方々の力になりたいと考えています。

読者へのメッセージをお願いします。

石川浩雅院長 豊洲イーウェルクリニック6

当院では、小さなお子さんから高齢者まで、幅広い世代のさまざまなお困り事に対応できる体制を整えています。これまで忙しくて受診できなかった方も、オンライン診療をはじめとするDXを活用した効率的な診療システムにより、気軽に受診していただけます。他のクリニックで「じっくり話を聞いてもらえなかった」「ちょっと合わなかった」と感じた方も、違う角度から医療を提供できるかもしれません。健康に関するお悩みがあれば、いつでもご相談くださいね。

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