神田 正和 院長の独自取材記事
にじのわ大人こども歯科 そよら長原院
(大阪市平野区/長原駅)
最終更新日:2026/06/05
大阪メトロ谷町線・長原駅から徒歩1分、駅前のショッピングモール2階に「にじのわ大人こども歯科 そよら長原院」はある。爽やかな水色の外観が目を引き、院内は明るく洗練された雰囲気。ベビーカーや車いすが診療台のそばまで入れるバリアフリー設計で、家族みんなで通いやすい環境が整う。院長の神田正和先生は祖父・父と3代続く歯科医師家系に育ち、地域住民に感謝される2人の背中を追ってこの道へ進んだ。「長く通っていただける歯医者さんにしたい」と穏やかな笑顔で語る神田院長は、笑気吸入鎮静法やレーザー治療など痛みや不安への配慮にも力を注ぐ。幼い頃から同院に訪れていた患者が高校生になり歯科医師をめざしているという温かなエピソードとともに、地域に根差す歯科診療への思いを聞いた。
(取材日2026年5月19日)
祖父、父の背中を追い、家族で通える歯科医院を開業
まずは御院について教えてください。

当院は「みんなが来やすいように」という思いを軸にした歯科医院です。親しみやすさや温かさを大切にし、ロゴのデザインにもその気持ちを込めました。院内はバリアフリー設計で、車いすやベビーカーが診療台のすぐそばまで入れるようにしてあります。来院される方は0歳のお子さんから100歳を超える方まで本当に幅広く、ファミリー層が多いのが特徴です。お子さんの予防処置をきっかけに親御さんが来てくださり、そこからおじいちゃんおばあちゃんへとつながる3世代での来院も自然に生まれています。駅近の商業施設内のため駐車場も完備しており、土日診療やウェブ予約と合わせて通いやすい環境を整えました。「にじのわ」の名前は、息子の保育園のクラス名と予防の輪が広がるようにという願いから名づけています。
先生が歯科医師の道を志されたきっかけを教えてください。
祖父も父も歯科医師でしたので、小さい頃から診療の現場にふれる機会が多い環境で育ちました。どちらも地域密着型の歯科医院を営んでおり、ご近所の方を中心に皆さんから感謝されている姿が強く印象に残っています。そうした背景もあって、自然と医療系の道に進みたいと考えるようになりました。歯科医師になった後は勤務医として長く臨床に携わり、漠然と「いつかは自分も開業を」という思いは抱きつつも、目の前の患者さんと向き合う日々が続きました。それでも、祖父や父のように地域の方々と深く関わりながら診療にあたりたいという思いはずっと心の中にありました。当院の原点は、やはりあの頃に見た2人の姿にあるのだと感じています。
この場所で開業された経緯をお聞かせください。

大阪歯科大学を卒業した後は、大阪市内の歯科医院で審美歯科や自由診療の施術について学び、守口市の商業施設内の歯科医院では年中無休の体制の中で急患対応を含むさまざまな治療に携わりました。年齢を問わず幅広い患者さんを診てきた経験が、今の診療の土台になっています。以前も商業施設内の歯科医院に勤めていましたので、こうした環境での開業にはなじみがありました。ちょうどそよら長原駅前のグランドオープンのタイミングでお話をいただき、この一帯が再開発地域で今後子育て世代が増えていくと聞いて、ご家族みんなで来てもらえる歯科医院をめざしたいという自分の思いと重なりました。町が変わっていくなら一緒に成長していけるのも楽しいだろうなと感じて、開業を決めました。
痛みや不安の緩和を図り、長く通える歯科医院に
診療ではどのようなことに力を入れていますか。

予防を中心に据えた診療を大切にしています。隣に小児科クリニックがあり、近くに体操教室や英会話教室もある環境ですので、お子さんや子育て世代のニーズに早い段階からお応えできると考え、小児歯科にも力を入れるようになりました。お子さんと接するときに特に意識しているのは、「これからこんなことをするよ」と事前にきちんと伝えることです。慣れていないお子さんの不安は「何をされるかわからない」というところから来ることが多いので、鏡でお口の中を一緒に確認しながら「頑張ろうね」と声をかけるようにしています。また、小児矯正や大人向けのマウスピース型装置を用いた矯正、インプラントなど幅広い選択肢を用意しました。患者さんに提供できるものは多いほうがいいと考えてのことです。
痛みや不安への配慮で取り組まれていることはありますか。
笑気吸入鎮静法という不安を和らげるための方法を導入しており、特にお子さんに使うことが多いですね。治療への怖さを強く感じるお子さんを診察する際には、笑気吸入鎮静法についてお声がけするようにしています。レーザー治療にも力を入れていて、初期の虫歯へのアプローチをはじめ、幅広く活用しています。レーザーの一番のメリットは、痛みの軽減が見込める点です。なかなか手が届きにくいところにもアプローチできるため、治療の幅が広がるのも大きな利点ですね。こちらは保険適用で受けていただけます。麻酔に関しても痛みのコントロールはかなり気にしている部分で、できるだけ負担を感じにくいよう配慮した上で処置に入るようにしています。こうした工夫を一つ一つ重ねることが、患者さんの安心感につながればと考えています。
日々の診療で大切にされていることを教えてください。

地域の患者さんに長く通い続けていただける歯科医院にしたいというのが、私の根底にある思いです。治療の判断基準は「自分がしてもらってうれしいかどうか、家族に提供できるかどうか」で、自分がされたくないことはしないと決めています。患者さんの表情をよく見て、つらそうだなと感じたら対応を変えますし、不安を取り除くための声かけもできるだけ多めに行っています。予約の時間を守ることも意識しています。皆さん忙しい中で足を運んでくださっていますから、お待たせしないよう努めています。院内は明るめの照明で清潔感を保ち、快適に過ごしていただける空間づくりにこだわりました。そうした一つ一つが、また来たいと思っていただける歯科医院につながると考えています。
幼かった患者が歯科医師の夢を語るまで
長く患者さんと向き合う中で、印象深い出来事はありますか。

最近、とてもうれしいことがありました。以前の歯科医院で小さな頃から診ていた女の子がいて、ずっとメンテナンスに通い続けてくれていました。今では彼女は高校生に成長しました。ご両親からお話を聞いたところ、その子が「歯科医師になりたい」と言っていると。それを知った瞬間、自分がやってきたことは間違いじゃなかったのだなと、すごくうれしかったですね。今はご家族で当院に足を運んでくれています。小さかった子が成長して同じ道をめざしてくれていることが、歯科医師としての何よりの励みになっています。もしいつか一緒に働けるような関係になれたら、たいへんうれしいですね。こうしたつながりが持てることこそ、この仕事を続けていく原動力だと感じています。
スタッフの皆さんの雰囲気や、今後の展望を教えてください。
スタッフにはすごくいい人たちが集まってくれていて、本当に助かっています。20代から50代まで幅広い年齢層ですが、みんな仲が良く明るい雰囲気です。私がこうしてほしいなと思うことをくみ取って自発的に動いてくれますし、忙しいときにはしっかりカバーしてくれます。患者さんへの声かけも含めて、安心して任せられる存在ですね。今後一緒に働く仲間としては、人として魅力のある方に来ていただけたらうれしいです。一緒に働いて楽しいだろうなと思える方なら、どんな方でも大歓迎ですね。今後の目標としてはまず、地域にしっかり根づくことが一番だと思っています。まだ開業して間もないですから、地域の皆さんに知っていただくところから始めて、少しずつ満足していただける歯科医院に育てていきたいですね。
最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いします。

お口のことで少しでも気になることがあれば、まずは気楽に相談に来ていただければと思います。いきなり治療を始めるわけではありませんので、最初はお話をするところからで十分です。一度お会いしてお話を聞かせていただければ、何かお力になれることがあるかもしれません。歯科医院が苦手だなと感じている方もいらっしゃると思いますが、痛みや不安を和らげるための工夫をいくつも重ねていますので、どうか構えずにお話しに来ていただけたらうれしいです。お子さんからご年配の方まで、ご家族皆さんで通っていただける歯科医院をめざしています。この地域で皆さんと長くお付き合いしていけたらいいなと、心から思っています。
自由診療費用の目安
自由診療とは小児矯正/5万5000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/55万円~、インプラント/33万円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

