健康診断が早期発見への第一歩
生活習慣病の予防・治療のために
世田谷おおえ内科・呼吸器クリニック 上北沢駅前院
(世田谷区/上北沢駅)
最終更新日:2026/10/09
- 保険診療
本人には自覚症状がないうちに進行して動脈硬化を促進させ、心筋梗塞や脳卒中など命に関わる疾患のリスクを高めてしまう生活習慣病。自分では気づくことができないからこそ、健康診断で定期的に体の状態を把握し、生活習慣の改善などを行うことが重要だ。「世田谷おおえ内科・呼吸器クリニック 上北沢駅前院」の大江俊太郎院長は、生活習慣病を放置して心疾患や脳血管疾患を発症する患者を多く診てきた経験からも、「健康診断で早期発見・早期治療に努め、重大な疾患を未然に防ぐことが大切です」と話す。生活習慣病の診療では頸動脈エコーや心エコーの検査なども行い、各種健康診断にも力を入れる大江院長に、生活習慣病の治療や健康診断の重要性について詳しく話を聞いた。
(取材日2026年9月8日)
目次
自覚症状なく進行するのが生活習慣病の怖さ。早期発見・早期治療のためにも健康診断を
- Q生活習慣病の怖さはどのような点にありますか?
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A
▲自覚なく進行する生活習慣病は早期管理が大切
高血圧や脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病の怖さは、本人が自覚しないうちに進行していくことです。放置しているうちにある日、心筋梗塞や脳出血、肺出血などを引き起こして、重篤な状態になってしまうというリスクが高まっていくのです。私は大学病院でICU(集中治療室)に在籍していたため、それらの疾患で搬送される患者さんも多く診てきましたが、運ばれてきた方を調べてみると、コレステロール値が高かったり、糖尿病であったり、もともと血圧が高い方だったり……ということがしばしばありました。そうした実体験からも、生活習慣病を放置せず、コントロールする自覚を持つことが大切だと考えます。
- Q生活習慣病の予防には何が大切なのでしょうか?
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A
▲健康診断の指摘を放置しないことが大切
やはり、健康診断をしっかり受けていただくこと、そして健康診断で指摘された点があれば、それを放置しないことです。例えば脳出血になった場合、現在の医療技術であれば救命が期待できるケースは多いですが、それでも、まひが出るなど体に影響が残ってしまうリスクは存在します。そうなる以前に、まず予防をしておくことが大切なのです。健康診断の意義は、疾患を早期発見し、早期治療につなげることにありますから、ぜひ受けていただきたいと思います。
- Q生活習慣病の治療についてお聞かせください。
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A
▲患者に合わせた無理のない治療を実践
多くの場合は、まずは生活指導で、食事・運動習慣の改善から始めます。始めてから3ヵ月後くらいに様子を見て、血圧が下がっているかなどをチェックしながら、どのように治療をしていくのか、その後の方針を立てていくことが基本になります。食事・運動習慣の改善だけで済む場合もありますし、数値によっては内服薬でより積極的な治療が必要となることもあり、患者さんによってケースバイケースとなります。
- Q貴院の生活習慣病治療の特徴を教えてください。
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A
▲検査結果をもとに最適な治療方針の提案に努める
生活習慣病に限らずですが、当院では検査を重視しています。例えば、脂質異常症であれば頸動脈エコー検査を行い、脂肪のプラークがどの程度たまっているかを調べますし、あるいは高血圧の方であれば心エコー検査を実施して心臓への負担の程度を確認しながら、治療の参考にしています。健康診断の数値だけで判断するのではなく、もう一歩踏み込んだ検査に基づいて治療を行うのが当院の特徴です。治療方針に関しては、より緊急性が高い患者さんにはもちろん必要な処置を行いますが、基本的にはその患者さんがどのように暮らしたいかなどのご意向を尊重しながら診療を行っています。
- Qこちらではさまざまな検査に力を入れておられるのですね。
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A
▲専門性を生かした健診で病気の早期発見、早期治療へつなげる
はい。先ほどお話しした生活習慣病に関わるエコー検査もそうですが、特定健診や企業の定期健診などにも力を入れています。呼吸器内科の医師はエックス線の読影に強みがあり、肺がんの有無に気づきやすい側面があるため、呼吸器内科を専門としているクリニックで健診を受けるメリットは大きいと考えます。当院では、さらにチェック漏れを防ぐために読影は2人体制で行い、何か異常が見つかればワンストップで治療につなげられるように努めています。

