胃・大腸から膵臓まで幅広く対応する
苦痛を抑えた内視鏡検査
明石やまだ内科歯科クリニック
(明石市/明石駅)
最終更新日:2026/02/10
- 保険診療
内視鏡検査は、食道がんや胃がん、大腸がんなどの命に関わる疾患を見つけるための検査という印象を持たれがちだ。しかし、胃のむかつきや繰り返す下痢などの身近なおなかの症状から、逆流性食道炎や胃潰瘍、潰瘍性大腸炎やクローン病、ベーチェット病などの炎症性腸疾患、過敏性腸症候群(IBS)、痔といった幅広い疾患を見つけ出すのに、非常に有用な検査でもある。「明石やまだ内科歯科クリニック」では、一般的な胃・大腸内視鏡に加え、膵臓・胆管・胆嚢などを診る超音波内視鏡も導入。日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医である山田恭孝院長が培ってきた技術を生かし、がんの中でも特に予後が厳しいとされる膵臓がんの早期発見に力を注ぐ。山田院長に、内視鏡検査の意義や受診の目安、同院での内視鏡検査の流れについて聞いた。
(取材日2026年1月19日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Q内視鏡検査はどのような人が受けるべきでしょうか。
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A
胃・大腸内視鏡については、40歳を過ぎたら症状や家族歴がなくても定期的な検査を勧めています。そして、年齢に関わりなく、腹痛や便通異常などの症状がある方も対象です。下痢が続く、便秘と下痢を繰り返すといったケースはもちろん、規則的な便通がない場合にも検査を受けていただきたいですね。さらに、大腸や膵臓の疾患には遺伝的要因が関与するとされています。ご親族に大腸がんや大腸ポリープの既往がある方は大腸内視鏡を、膵疾患の既往がある方は超音波内視鏡を、一度受けておくと安心です。他にも、膵臓がんは肥満や糖尿病、飲酒や喫煙などの生活習慣でリスクが高まるため、該当する方は早めの検査を検討してほしいと思います。
- Qこちらのクリニックではどのような内視鏡検査が受けられますか?
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A
当院では、胃・大腸内視鏡に加え、超音波内視鏡も行っています。超音波内視鏡は先端に超音波装置を搭載した内視鏡で、胃内視鏡と同じように口から挿入し、胃や十二指腸の中から膵臓や胆嚢、胆管の状態を観察することができます。通常の腹部超音波のように皮下脂肪や胃などの介在物の影響を受けることが少なく、より鮮明な画像が得られるのが強み。超音波内視鏡であれば、MRIやCTでは発見が難しい1cm前後の小さな病変の発見が見込める可能性も高まります。膵臓がんや胆管がんの早期発見に有用な検査ですが、機器が高額で検査の難易度が高いことから、導入している医療機関は限られているのが現状です。
- Q内視鏡検査ではどのようなことを大切にされていますか?
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A
内視鏡検査では病気を見逃さないことと同時に、患者さんの負担が少なく楽に受けられることも大切だと考えています。一度でも検査をつらいと感じてしまうと、足が遠のき、病気の発見が遅れることにつながりかねないからです。そこで当院では、どの内視鏡検査でも希望に応じて鎮静剤や鎮痛剤を使用し、眠っているような状態で受けていただけるようにしています。検査中は状況を見て声かけを行い、スタッフが背中をさするなど、安心して受けられる環境づくりを心がけています。また、内視鏡検査に造詣が深い女性看護師も在籍し、診察時や検査前に話を伺います。男性である私には話しづらいことも、気軽に質問していただければと思います。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1問診と検査説明
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まず外来を受診し、症状の有無や家族歴、ピロリ菌の感染歴などについて問診を受ける。症状がある場合は、山田院長が詳しいヒアリングと腹部の触診などを行う。内視鏡検査の必要性があると判断された場合は、検査の説明を受け、検査日程を決める。検査日の予約はウェブからもできる。胃内視鏡は受診当日の検査も可能なので、当日検査を希望する場合は朝食を食べずに来院を。胃と大腸内視鏡、胃と超音波内視鏡は同日検査にも対応。
- 2検査前の準備
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検査前日は夜9時までに夕食を済ませる。大腸内視鏡は、検査前の数日は食物繊維が多い食事を避けると良い。大腸内視鏡では、下剤を就寝前と検査当日に服用する。服用に不安がある場合、院内の個室で準備可能。個室には専用のトイレがあり、無線LAN環境も整備。看護師のサポートも受けられる。安全を考慮し、検査中は指にサチュレーションモニターをつけるため、可能であればマニキュアなど爪の装飾は除去しておこう。
- 3内視鏡検査
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大腸内視鏡は検査着に着替える。胃内視鏡と超音波内視鏡は来院時の服装で行われるため、腹部にゆとりのある服装を。希望に応じて鎮静剤・鎮痛剤を投与し、検査を開始。山田院長が経験を生かし、見落としがないよう丁寧に観察する。検査自体は、胃内視鏡7分、大腸内視鏡15~25分、超音波内視鏡15分ほど。大腸内視鏡では、切除可能なポリープがあればその場で切除。超音波内視鏡では病変が疑われる組織の採取を行うことも。
- 4休息
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検査終了後は、リカバリールームに移動する。転倒などのリスクを低減するために、移動は検査時のストレッチャーに横になったまま行われ、その状態で休息を取る。リカバリールームはカーテンで仕切られた半個室で、気兼ねなく過ごせるだろう。鎮静剤を使用した場合は、30分ほどで覚醒の状態を確認。応答に問題がないようであれば、着替えや身だしなみを整えてから待合室へ移動する。
- 5検査結果の説明を受ける
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診察室で撮影した胃や大腸の画像を見ながら、検査結果や今後の流れについての説明を受ける。同院では、わかりやすい言葉を用いて説明することを心がけ、必要に応じて絵に描いて説明をするそうだ。その絵は持ち帰ることができる。ポリープの切除や組織の採取があった場合、病理検査の結果が出るのは約2週間後。再度受診して説明を受ける必要がある。鎮静剤を使用した場合は車の運転ができないので、徒歩や公共交通機関で帰宅を。
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

