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高柳 結平 院長の独自取材記事

青おとなこども歯科クリニック

(豊川市/愛知御津駅)

最終更新日:2025/10/15

高柳結平院長 青おとなこども歯科クリニック main

爽やかな笑顔で「僕自身、歯科医院が苦手だったんですよ」と打ち明ける、「青おとなこども歯科クリニック」院長の高柳結平先生。もともと獣医志望だったが、歯科医療の面白さにのめり込み、大学病院の歯周病科で10年間研鑽を積んだ後、地元に戻ってきた。2025年5月、第三者継承を経て同院を開業するにあたり、前院長と1ヵ月間の引き継ぎ期間を設けて、患者への配慮を徹底。「僕が一番新人なんですよ」と謙虚に語りつつ、歯周病治療の専門性を生かしながら「街の歯医者さん」としてオールラウンドに診療。ベテランスタッフとともに地域の歯科医療を支えている。バイクに釣り、キャンプにDIYと多趣味な一面も持つ高柳院長に、開業の経緯や診療への思いを聞いた。

(取材日2025年7月18日)

第三者継承で実現した地元での開業

こちらのクリニックを開業された経緯について教えてください。

高柳結平院長 青おとなこども歯科クリニック1

大学病院の歯周病科で10年ほど勤務していましたが、もともと地元にはいつか戻ってくるつもりでした。たまたま、こちらの前院長がお辞めになるという話をいただいて見学に来たところ、実は前院長が僕の同級生のお姉さんだったんです。意外なご縁でした。ちょうど子どもも去年生まれて、地元の幼稚園で育てたいという思いもありました。実家からも車で5分ほどの距離でしたから、このタイミングで戻ってこようと決めました。本当は新規で土地選びから始めたかったんですが、今は建築費用もかかりますからね。居抜きというかたちでしたが、地域に根づいたクリニックを引き継げたのは良いご縁だったと思います。

引き継ぎはどのように進められたのですか?

患者さんに迷惑がかからないよう、そして今まで通っていた患者さんもそのまま来ていただけるよう、前院長と相談して1ヵ月前から一緒に働く引き継ぎ期間を設けました。その間に患者さんへのあいさつや情報共有をしっかり行って、5月9日に正式に開業というかたちで進めました。開業時から休む間もなく忙しくさせてもらっていて、皆さん「新しい先生が来てくれて良かった」と言ってくださって。前院長も若い先生でしたが、子育ての関係で急きょ辞められることになったそうで、代わりに引き継いでくれる人を探していたタイミングだったんです。本当にありがたいことです。

先生が歯科医師を志されたきっかけは?

高柳結平院長 青おとなこども歯科クリニック2

正直最初はまったく興味がなかったんです、僕自身虫歯だらけで歯科医院が大嫌いでしたから。でも実際に入ってみたら、これが意外と面白くて。細かい作業が好きだったのもあって、どんどんのめり込んでいきました。大学時代はDIYばかりしていて、手先を使う作業が歯科治療の削ったり形を作ったりする作業と通じるものがあったんでしょうね。結局大学院まで行って、歯周病の技を磨きました。

歯周病の専門家として地域の口腔健康を守る

先生が特に力を入れている診療について教えてください。

高柳結平院長 青おとなこども歯科クリニック3

やはり歯周病治療ですね。大学病院でずっと歯周病科にいましたから、専門的な治療を提供できるのが強みです。ただ、この地域の患者さんは、歯周病についての理解が十分でない方が多い印象がありますね。歯茎から出血していても気にしない方もいらっしゃいます。ですから、まず患者さんの教育から始めています。なぜ歯周病になるのか、放置するとどうなるのか、タブレットを使ってわかりやすく説明します。そして予防歯科の重要性を理解してもらい、定期的なメンテナンスにつなげていく。デンタルIQを上げていくことが、地域の口腔健康向上につながると考えています。

こちらで受けられる治療にはどのようなものがありますか?

基本的にはオールラウンドに何でも対応できるようにしています。一般的な虫歯治療から歯周病治療、外科処置、インプラント治療、矯正まで。小児矯正にも力を入れています。目の前に小学校があることもあり、お子さんにもっと来てもらいたいですね。高齢の患者さんが多いので、入れ歯の治療も多いです。すり減った入れ歯をそのまま使い続けると噛み合わせが崩れてきますから、定期的なチェックが必要なんです。「街の歯医者さん」として、赤ちゃんからお年寄りまで、どんな相談にも乗れるよう体制を整えています。もちろん必要があれば、連携先の病院などへの紹介もスムーズに行えます。

診療で大切にされていることは何ですか?

高柳結平院長 青おとなこども歯科クリニック4

一番は丁寧な説明です。患者さんが何をされているかわからないまま治療が終わるのは良くないと思うんです。特に歯周病治療は回数もかかりますし、毎回何をしているのか理解してもらうことが大切です。大学病院で学んだのは、メリット・デメリットをきちんと説明し、患者さんに選択してもらうこと。それと、治療で妥協しないことですね。時間がかかっても、やるべきことはきちんとやる。もう一つは、僕自身が歯科嫌いだったので、来ない人の気持ちがよくわかるんです。「久しぶりなんです」と言われても「そうですよね」って。だからこそ、なるべく痛みを抑えた治療に取り組み、患者さんが通いやすい雰囲気をつくるよう心がけています。

ベテランスタッフとともに地域医療の未来へ

スタッフの皆さんとの連携はいかがですか?

高柳結平院長 青おとなこども歯科クリニック5

本当に恵まれています。前のクリニックから勤めていたベテランスタッフがそのまま残ってくれて、中にはもっと前、初代の頃からいる歯科衛生士さんも。患者さんのことを熟知していて、「この人はこうですよ」と教えてくれます。僕なんか一番の新人ですから(笑)。常勤が3人、パートが1人で、皆さん本当に優秀です。患者さんとの信頼関係もできていますし、僕が入ってきてもスムーズに受け入れてくださった。逆に僕のほうが助けられています。歯周病のメンテナンスは歯科衛生士さんの腕が重要ですが、皆さんしっかりとした技術を持っていて、僕が最後にチェックする体制も確立できています。チーム医療として理想的な環境だと思います。

今後の展望についてお聞かせください。

まずは子どもの患者さんを増やしていきたいですね。小児矯正も導入していますし、予防の観点からも子どもの頃からの口腔ケアは重要です。個室を増設する予定もあり、インプラント手術などにも対応しやすくなります。まだウェブサイトもつくっていないので、これから情報発信にも力を入れていきます。SNSは始めましたが、もっと定期的に更新して、クリニックの雰囲気を知ってもらいたい。基本は今までどおり地域密着で、困ったときに頼れる「街の歯医者さん」でありたい。将来的には天井にモニターをつけて、子どもが治療中にアニメを見られるようにしたいとも考えています。院内のDIYも少しずつ進めていく予定です。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

高柳結平院長 青おとなこども歯科クリニック6

歯科医院が苦手な方も、まずは気軽に来ていただければと思います。クリーニングだけでも構いません。僕自身が歯科嫌いだったので、苦手な気持ちはよくわかります。でも、困ってから来るよりも、困る前に来ていただくほうが結果的に楽なんです。当院は「街の歯医者さん」として、特別なことはしていませんが、丁寧な治療と説明を心がけています。優秀なスタッフもいますし、対応も丁寧です。なるべく近い日程で予約も取れるようにしています。歯をきれいにしたいな、ちょっと気になることがあるなと思ったら、お電話いただきたいです。一緒に口の健康を守っていきましょう。他のクリニックと比較していただいて、その上で当院を選んでもらえればうれしいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/44万円~、小児矯正(拡大装置、ワイヤー矯正込み)/66万円~

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