全国のドクター14,264人の想いを取材
クリニック・病院 157,135件の情報を掲載(2026年4月16日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 西東京市
  4. 保谷駅
  5. 山口耳鼻咽喉科こどもとおとなのいびきクリニック
  6. 成長や発達に関わる子どものいびき今と将来のために早めの対応を

成長や発達に関わる子どものいびき
今と将来のために早めの対応を

山口耳鼻咽喉科こどもとおとなのいびきクリニック

(西東京市/保谷駅)

最終更新日:2026/04/15

山口耳鼻咽喉科こどもとおとなのいびきクリニック 成長や発達に関わる子どものいびき 今と将来のために早めの対応を 山口耳鼻咽喉科こどもとおとなのいびきクリニック 成長や発達に関わる子どものいびき 今と将来のために早めの対応を
  • 保険診療

一般的に「いびき」というと大人の症状を思い浮かべがちだが、実は子どもにも起こり得る体の不調のサインの一つだ。見過ごされやすい一方で、成長や将来の健康にも関わる可能性があるため、早めに気づくことや対応が大切とされている。こうした子どものいびきや睡眠時無呼吸症候群の診療に長年携わってきたのが、「山口耳鼻咽喉科こどもとおとなのいびきクリニック」の山口宗太院長だ。山口院長は東邦大学医療センター大橋病院の耳鼻咽喉科で研鑽を積み、睡眠時無呼吸症候群を中心とした診療にも従事。国立成育医療研究センターでは難治症例にも関わってきた。「いびきはよくあることと軽く考えず、気になることがあればご相談ください」という山口院長に、子どものいびき・睡眠時無呼吸症候群について、原因や受診の目安、治療法まで詳しく話を聞いた。

(取材日2026年3月19日)

子どものいびきの原因はアデノイドや扁桃の肥大だけではない。鼻の治療を含めた総合的な治療を

Q睡眠時無呼吸症候群は、子どもが発症することもありますか?
A
山口耳鼻咽喉科こどもとおとなのいびきクリニック 保谷駅から徒歩4分と通院に便利な立地

▲保谷駅から徒歩4分と通院に便利な立地

子どもの睡眠時無呼吸症候群は、実は少なくありません。好発年齢は3~10歳くらいです。子どもは大人と違い「息苦しい」「眠れていない」といった不調を自分でうまく訴えることができないため周囲が気づきにくく、見逃されやすいという側面があります。だからこそいびきをはじめ、日常のちょっとした変化に周囲の大人が気づき、気になる様子が続く場合には早めに医療機関へ相談することが大切です。

Q子どもの睡眠時無呼吸症候群は、どのような原因がありますか?
A
山口耳鼻咽喉科こどもとおとなのいびきクリニック 症状を詳しく聞いて適切な検査や治療に結びつける

▲症状を詳しく聞いて適切な検査や治療に結びつける

子どもの睡眠時無呼吸症候群の場合、原因として多いのがアデノイドや扁桃が大きいことに加え、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎といった鼻の病気が挙げられます。特にアデノイドや扁桃は3歳頃から大きくなり、5~6歳くらいが肥大のピークとなり、10歳ぐらいまでは肥大が残ります。それらの影響で気道は狭まり、いびきが出やすくなる傾向があります。一方、大人の場合は少し事情が異なり、一番大きな原因はいわゆる肥満です。これに加え、もともとの骨格でのどの空間が狭いこと、男性であること、年齢による変化、そして扁桃や鼻の問題などいくつかの要因が重なって起こります。子どもと大人では、同じ睡眠時無呼吸症候群でも原因は異なるのです。

Q放っておくと、どのようなリスクがありますか? 受診の目安は?
A
山口耳鼻咽喉科こどもとおとなのいびきクリニック いびきが3ヵ月続く、睡眠時に呼吸が止まる様子があれば受診を

▲いびきが3ヵ月続く、睡眠時に呼吸が止まる様子があれば受診を

一番重要なのは骨格への影響、体重増加不良、低身長です。無呼吸や口呼吸が長く続くと顎の成長が十分に進まず、将来アデノイドや扁桃が小さくなっても気道が狭く、睡眠時無呼吸症候群になりやすい骨格になることがあります。また扁桃肥大によって食事量が減ったり睡眠中の呼吸努力で体力を消耗することで、体重増加不良や低身長につながることがあります。さらに口呼吸が続くとポカンと口を開けたままになるアデノイド顔貌になることも。風邪をひいていないのに3ヵ月以上いびきが続く、寝ている時に呼吸が止まるなど、不安を感じた時点でご相談ください。早い段階でいびきや睡眠時無呼吸症候群の対応をすることが将来への大切な投資になります。

Qこちらではどのような検査を受けることができますか?
A
山口耳鼻咽喉科こどもとおとなのいびきクリニック 必要に応じてCT検査を実施。各種検査機器を導入している

▲必要に応じてCT検査を実施。各種検査機器を導入している

まずは耳鼻咽喉科の通常の診察で症状や経過を伺うところから始まります。その上でファイバースコープで鼻からのどまでを観察し、アデノイドや扁桃の大きさ、鼻炎や副鼻腔炎の有無を確認します。この検査は30秒ほどで終わります。またアレルギー性鼻炎が疑われる場合には血液検査を行い、副鼻腔炎が疑われる場合にはCTや鼻汁の培養検査を追加することもあります。さらにご自宅でできる簡易睡眠検査で呼吸や酸素の状態を確認します。こちらは小さなお子さんでも実施可能な検査で2日間行います。これらの検査結果をもとにお子さんの状態を総合的に評価し、それぞれに合った適切な治療方針を提案していきます。

Qどのような治療があるのですか?
A
山口耳鼻咽喉科こどもとおとなのいびきクリニック いびきを軽く考えず、気になることがあれば早めに相談を

▲いびきを軽く考えず、気になることがあれば早めに相談を

手術ありきではなく、保存的治療をしっかり行うことを大切にしています。特にアレルギー性鼻炎の治療は重要で、抗アレルギー薬やステロイド点鼻薬を用いて鼻の通りの改善を図ることで鼻呼吸ができるようになることが目標です。副鼻腔炎がある場合には抗菌薬や去痰薬を併用し、5歳以上のアレルギー性鼻炎のお子さんには舌下免疫療法も検討します。アデノイド肥大に対しても薬物療法を行いますが、こうした治療で十分な改善が見込めない場合には、扁桃摘出術やアデノイド切除術などの手術を目的に、適切な医療機関へ紹介します。検査結果や症状に応じて個別に判断し、できることから早期に治療を開始することが大切です。

ドクターからのメッセージ

山口 宗太院長

当院では、日本耳鼻咽喉科学会耳鼻咽喉科専門医として長年睡眠時無呼吸症候群の患者さんを中心とした睡眠の外来に力を注いできた私が、患者さん一人ひとりの細かなところまで丁寧に対応することを心がけています。CTなどの設備も活用しながら、できるだけ正確な診断と治療につなげていくことを重視します。地域のクリニックとして、まずはここでできる治療を最大限行い、その上で必要な場合には耳鼻咽喉科のある総合病院などの専門施設と連携していく、という形が一番良いと考えています。お子さんの成長を見据えた長期的な視点での医療を提供していますので、いびきや呼吸の仕方などで少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。