歯周病を専門とするクリニックで
包括的な治療と予防を
都立大学上田歯科
(目黒区/都立大学駅)
最終更新日:2026/01/29
- 保険診療
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歯周病は“サイレントディジーズ”と呼ばれ、ほとんど自覚症状なく進行するのが特徴だ。「虫歯が痛くて来院した患者さんに歯周病が見つかるケースも少なくありません」と話すのは「都立大学上田歯科」の院長を務める上田隼也先生だ。日本歯周病学会歯周病専門医の上田院長は大学病院で、重度の歯周病から抜歯を余儀なくされた患者に補綴治療やインプラント治療まで数多く行ってきた。だからこそ、そうなる前に早期発見・早期治療に結びつけたいという強い思いを持つ。歯周病を専門とする同院ではどのような検査や治療を提供しているのか、実際の診療の流れを含めて詳しく話を聞いた。
(取材日2026年1月13日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Q初診時は非常に細かい歯周病検査を行っていると聞きました。
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A
当院の歯周病検査では1本の歯につき6ヵ所の歯周ポケットの深さを測る6点法を用いています。歯周病の精密検査に用いる手法ですが、当院では初診の成人の方は基本的に口腔内全体を6点法で検査しています。なぜなら、歯周病は30歳以上の約8割が罹患者または予備軍ともいわれるほど、幅広い世代にリスクとなる疾患だからです。自覚症状がほとんどないまま進行するのも特徴で、早期発見のためには小さな異変も見落とさないよう丁寧に検査をする必要があると考えています。そのほかエックス線検査や必要に応じてCT検査も行い、総合的な検査・診断を行います。
- Q噛み合わせの検査もしているのはなぜでしょうか。
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A
歯周病を進行させる大きな要因はプラークと噛み合わせだからです。歯周病で弱っている組織に不適切な噛み合わせにより強い衝撃が加わると、症状をさらに悪化させてしまいます。一見、歯並びはきれいに整っていても、噛み合わせが適切とは限りません。矯正治療やインプラント治療を受けた直後は問題なくても、時間がたって噛み合わせがおかしくなっている例もあります。噛み合わせの問題が放置されているケースも多いのです。噛み合わせの問題は、歯周病を専門とする歯科医師が得意としている分野でもあります。噛み合わせについて、たとえわずかでも違和感や不安があるときは、ぜひ一度ご相談ください。
- Q歯周病が専門のクリニックをかかりつけにするメリットは?
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A
歯周病を専門的に治療するためには、歯科診療のすべての分野に精通していなければいけないといっても過言ではありません。歯周病治療にもいろいろなアプローチがありますが、私は歯周病を専門としながら補綴治療やインプラント治療に関しても高い技術が要求される大学病院で研鑽を積みました。同時に手用スケーラーによる緻密なスケーリングなど、クリーニングの技術も疎かにしていません。専門的な技術を持つ歯科衛生士はもちろんのこと、歯科医師によるメンテナンスが受けられることも、歯周病に強みを持つクリニックを受診するメリットといえるでしょう。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1問診と検査
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まずは歯科医師との問診で主訴を話そう。その後、歯茎の検査、エックス線画像撮影、CT撮影などの検査を受ける。検査結果をもとに歯科医師が状態を診断し、治療計画を立案。検査画像や口腔内スキャナーによる3Dモデルなどをユニットの大型モニターに映しながらの詳しい説明を受ける。
- 2歯周基本治療
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口腔内のプラークや歯石を除去するための専門的クリーニングを受ける。必要に応じて、虫歯治療、古いかぶせ物・詰め物の交換などを行い、より管理しやすい口腔環境に整えることをめざす。初期の歯周病ならば基本治療だけで済むケースもあるそう。
- 3歯周外科治療
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中等度・重度で歯を支える骨が溶けている場合、骨の再生を目的とした歯周外科治療へ進む。骨の再生を促す薬剤を用いたり、歯茎の形を整えるアプローチを行うケースもある。そのほか、歯ブラシを当てると痛みが出るやわらかい歯茎に、他の部位から硬い歯茎を移植することなども可能だ。
- 4補綴治療
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進行した歯周病により抜歯が免れない場合、同院では入れ歯やブリッジ、インプラント治療などの補綴治療も得意としている。治療においては、見た目の美しさだけではなく日々の手入れのしやすさも重視しているという。
- 5メンテナンス
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歯周病治療においては再発防止のためのメンテナンスは必須であり、定期的に歯科医師、歯科衛生士によるクリーニングを受ける。通院頻度は個々の症状により変化するが、患者の通いやすさを考慮し、相談して決定する。
自由診療費用の目安
自由診療とは歯周組織再生療法/1歯あたり16万5000円~、歯周形成手術/1歯あたり8万8000円~、インプラント治療/44万円~

