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玉岡 滉平 院長の独自取材記事

鶴橋駅前たまおか肛門・内視鏡クリニック

(大阪市天王寺区/鶴橋駅)

最終更新日:2026/07/08

玉岡滉平院長 鶴橋駅前たまおか肛門・内視鏡クリニック main

鶴橋駅より徒歩1分の好立地にある「鶴橋駅前たまおか肛門・内視鏡クリニック」。おしりやおなかの不調に悩む人のため、2025年11月に開業したクリニックだ。院長を務める玉岡滉平先生は、消化器外科医として研鑽を積んだ後、おしりのトラブルに悩む人に寄り添った診療をしたいと肛門外科でも多くの患者と向き合ってきたスペシャリスト。受診に伴う不安や恥ずかしさについても深く理解しており、院内のさまざまな部分に院長の優しさから生まれる細かな配慮がうかがえる。「おしりのトラブルは相談しにくく、我慢しがちなもの。だからこそ、相談したいと思ってもらえるクリニックをめざします」と優しい笑顔で語る玉岡院長に、開業の経緯や診療の特徴など、話を聞いた。

(取材日2026年6月11日)

どんなおしりのトラブルも気軽に相談できるように

開業に至るまでの経緯を教えてください。

玉岡滉平院長 鶴橋駅前たまおか肛門・内視鏡クリニック1

大学卒業後は消化器外科を中心に研鑽を積み、内視鏡検査はもちろん、胃がん・大腸がんから潰瘍性大腸炎やクローン病といった難病まで、幅広い消化器疾患の治療に携わってきました。中でも手術には特に大きなやりがいを感じていたのですが、多くの患者さんと向き合う中で「もっと早くに検査を受けていれば良かったのに」と感じることが増えていったのです。そうした日々を過ごすうちに「患者さんにとって身近なクリニックを自分でつくりたい」という気持ちが大きくなりました。そこから少しずつ自分のクリニックに対するイメージを膨らませていったのですが、これまでの経験を生かせる消化器疾患に対する検査・治療はもちろん、肛門に起きるトラブルを専門的に治療できるクリニックにしたいと思うようになりました。

肛門治療を専門とするクリニックの存在は珍しいですよね。

肛門疾患の専門クリニックや診療科は少ない一方、トラブルに悩む人は非常に多くいます。しかし、デリケートな部位のため受診を恥ずかしがり、我慢して悪化させてしまう方が後を絶ちません。おしりのトラブルは消化器疾患と関連する場合もあるため、悩みを気軽に相談できる場所をつくりたいと考えました。開業前は、肛門治療を専門とする病院で多くの経験を積み、治療技術だけでなくデリケートな部位を扱う心構えや、患者さんへの心配りを学びました。この経験を患者さんに還元したいと考えたタイミングでご縁があり、生まれ育ったこの街に開業しました。鶴橋駅から徒歩1分とアクセスが良く、20代の若者から、30~50代の働き盛りのビジネスパーソン、妊婦さんや0歳の赤ちゃん、高齢の方まで患者層は幅広いです。長年悩んでいた方やちょっとしたかぶれなど、さまざまなきっかけで来院いただいています。

診療で大切にされていることはありますか?

玉岡滉平院長 鶴橋駅前たまおか肛門・内視鏡クリニック2

患者さんの来院理由や悩みを問診票や診察の様子からくみ取り、それぞれのニーズに合わせた対応を心がけています。例えば、長年悩んでいて大変な思いをされてきた患者さんのお気持ちをじっくり聞くことや、勇気を出して来院してくださった患者さんのお悩みを解決するために、患者さんの来られた理由や背景なども理解できるように、コミュニケーションをとることを大切にしています。また病院勤務時代の経験から入院できない患者さんのニーズが高いことを実感し、日帰り手術に力を入れています。先日も、お仕事がお忙しいという40代の患者さんが「何年も悩んでいたが、日帰りなら治療したい」と手術を希望されました。日帰り手術が可能かどうかは、症例によって判断いたします。

不安な気持ちに配慮し、患者に寄り添った診療を提供

院内は広々としていてすてきな空間ですね。

玉岡滉平院長 鶴橋駅前たまおか肛門・内視鏡クリニック3

当院は駅からすぐの通院しやすい立地。誰でも気軽に受診していただけるクリニックをめざし、院内はバリアフリー設計を徹底しました。スロープには車輪が滑らないよう細かな凹凸をつけ、車いす用トイレも完備しています。さらに、検査準備室にはトイレつきの個室を設け、車いすの方や体調に不安のある方も安心して過ごしていただけるよう環境を整えました。準備室には複数のブースを設け、それぞれにコンセントを設置。スマートフォンやパソコンを使いながら、下剤の服用から検査までの時間をリラックスしてお過ごしいただけます。院内には2つの診察室と2つの内視鏡室、エコー室や問診室も備えています。クリニックは「行きたい場所」ではないからこそ、少しでも心地良く、安心して過ごせる空間づくりを心がけました。

具体的にはどのような診療が受けられるのですか?

一つは肛門外科としておしりのトラブル、具体的にはイボ痔、切れ痔、痔ろうのような肛門の痛みや腫れ、かゆみ、出血などに対する専門的な診断・治療を行います。薬物療法などの保存的治療だけでなく、外科手術も含め幅広い治療の提案が可能ですのでご相談ください。また、消化器内科としておなかの症状にも幅広く対応します。食欲不振や腹痛、吐き気、便秘、下痢、おなかの違和感や張りなど、おなかの調子や排便の様子がおかしいときにもご相談いただけます。さらに胃と大腸の内視鏡検査にも対応します。平日だけでなく第2・第4日曜と土曜の午後にも内視鏡検査を実施していますので、忙しい方にも検査をご検討いただけたらうれしいです。

必要な検査を受けてもらう働きかけをされているのですね。

玉岡滉平院長 鶴橋駅前たまおか肛門・内視鏡クリニック4

内視鏡検査は、必要性が理解できても受けたくないという方が多い検査だと思います。特に大腸内視鏡検査は下剤への不安や、恥ずかしさを感じる方も少なくありません。以前に検査を受けた経験があり、痛みや違和感で「もう受けたくない」と思う方も多いでしょう。ですから当院では、無駄な検査をお勧めすることはありません。腹部エコーや肛門エコーもあるので、まずは負担が少ない検査から実施します。必要に応じて鎮静剤を使用し、希望があれば胃と大腸を同日に検査することも可能です。クリニックでの検査に不安がある場合は、病院への紹介も行います。大切なのは「必要な検査を受けること」。当院でなくても良い。患者さんにとってより良い方法を一緒に考えていきます。

患者の勇気に優しさと専門性で応える

受診に対する抵抗感や恥ずかしさを解消する工夫はありますか?

玉岡滉平院長 鶴橋駅前たまおか肛門・内視鏡クリニック5

診察室内にはカーテンを複数設置して、安心して服の着脱などもできるようにしています。また、診察中に医師と患者さんが2人きりにならないよう、必ずスタッフが同席する体制を整えました。診療の内容によっては、患部の状態を記録するために写真撮影をお願いすることがありますが、必ず事前にご本人の許可をいただいた上で行います。画像を保存するかどうかについても、その都度しっかりと確認し、ご希望に沿って対応しますのでご安心ください。さらに、患部に触れる必要がある診察では、必ず一つ一つお声がけをしながら進め、患者さんが心の準備を整えられるよう、細やかな配慮を心がけています。

患者さんへの説明も重視されているとか。

医学的に正しい治療を提供することはもちろん、それと同じくらい、患者さんご本人が治療内容を理解し、納得していることが重要だと考えます。相談はデリケートな内容も多いので、これまで人に相談できずに不安を抱えたまま受診される方が少なくありません。それでも勇気を持って受診してくださった方に対して、一方的に説明して終わりにするのではなく、「本当に理解できたか」「安心していただけたか」に重点を置いて意思疎通を図っています。検査や治療の選択肢が複数ある場合は、それぞれのメリット・デメリットをご説明した上で、最終的に患者さんご自身が「これなら納得して受けられる」と思える選択ができるように導くことも私の役目だと思っています。

読者へメッセージをお願いします。

玉岡滉平院長 鶴橋駅前たまおか肛門・内視鏡クリニック6

おしりのトラブルやおなかの不調は、人に相談しにくく、我慢して症状を悪化させてしまいがちです。専門的に肛門外科の診察を行う医療機関が少ないからこそ、当院は不安を抱える患者さんの受け皿となり「あそこなら安心」と気軽に相談できる場所でありたいと考えています。受診によって誰もが即座に完治するわけではないですが、「手術の必要性」「薬で対処できる」といった医師との会話により気持ちが楽になる方も少なくないと思います。小さな違和感でも放っておくと日常生活に支障を来すこともあるため、早めの受診が大切です。今後も地域の医療機関と連携を図りながら、培ってきた経験と知識を生かし、何より患者さんの気持ちに寄り添った優しさと専門性のある診療を行います。気になることがあればどうぞ遠慮なくご相談ください。