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朴 載源 院長の独自取材記事

こまごめクリニック

(豊島区/駒込駅)

最終更新日:2026/03/13

朴載源院長 こまごめクリニック main

駒込駅東口から徒歩わずか10秒。落ち着いて過ごせるようにナチュラルな内装にしつらえたという「こまごめクリニック」は2025年に開院。院長の朴載源(ぼく・さいげん)先生は、慶應義塾大学医学部卒業後、国立病院機構東京医療センターなどで30年以上にわたり血液内科を専門に診療を重ねてきた。アメリカ留学で総合内科も学び、救急科外来なども担当して得た広範な知見を日々の診療に生かしている。「何か問題があると感じたときに、まずは診てもらおう、そう思っていただけるクリニックでありたいです」との言葉には、地域医療を担う使命感が込められている。やわらかな物腰で日々患者と向き合う朴院長に、診療への思いや予防医療への取り組み、近隣の大学病院群との連携体制について話を聞いた。

(取材日2026年2月2日)

最初に頼られる、「地域医療の一番手」をめざす

まずはクリニックの特徴や診療への思いをお聞かせください。

朴載源院長 こまごめクリニック1

当院は駒込駅東口から徒歩10秒という立地に、2025年に開院した新しいクリニックです。私がめざしているのは、体調に何か問題があると感じたときに「ここに行けば解決してくれそうだ」と思っていただけるような、地域で一番最初に相談できる場所になること。まずは病状を把握し、ここで対応できるのか、それとも専門家に診てもらうべきなのかを見極めることこそが私の役割だと考えています。慢性の病気をお持ちの方には、定期的に診察して、かかりつけ医として体調管理をしっかりサポートします。急な体調不良、持病の管理、健康診断のアフターフォローまで、気軽に通える場所でありたいと思っています。

精密検査や入院が必要になったとき、適切な病院を速やかに紹介していただけるのでしょうか。

はい。もし専門的な治療が必要となった場合には患者さんを速やかに病院にご紹介できます。この地域は医療体制が非常に充実しています。駒込駅から本郷通りを南に進んでいくと、東京都立駒込病院、日本医科大学付属病院、東京大学医学部附属病院、順天堂大学医学部附属順天堂医院、東京科学大学病院と、名だたる病院が並んでいますよね。私が当院の院長としてすぐ取り組んだ仕事の一つは、近隣の病院と医療連携を結ぶことでした。診療していて特に助かっているのは、病院が総合診療科の診療に対応していることですね。私自身も病院で総合診療に携わっていたので、その仕組みをよく理解しているのですが、複数の診療科で診てもらう必要がある場合でも、総合診療科の医師が病院内で調整役を担ってくださるので、患者さんがご自分であちこち予約を取る負担を減らせるのです。

歯科との連携もクリニックの特長だそうですね。

朴載源院長 こまごめクリニック2

そうですね、同じ医療法人が当院のすぐ近くで駒込駅前デンタルクリニックを運営しており、医科と歯科の連携がしやすい環境にあります。「この患者さんは歯科で診てもらえばもっとわかることがあるのでは」と感じる場面は少なくありません。もうすでに何例か連携したケースがあります。例えば、首のリンパ腺の腫れの原因が親知らずの感染である場合や、頭痛の原因が歯ぎしりである場合などがあります。そのような場合歯科と連携し、歯ぎしりに対してマウスピースを作製するなど治療につなげられます。やりたいと思っていたことが実現できていると感じますね。気軽に紹介できる歯科クリニックがあるのは大きな強みです。

病気にならないために、患者に寄り添った予防医療を

特に力を入れていることはありますか。

朴載源院長 こまごめクリニック3

開院してまだ1年もたっていませんので、まずは、体調が悪くて相談に来た方の診療をしっかりやっていくことが第一です。その上で、予防的な医療も地域のクリニックの大切な役割だと考えています。ワクチン接種による感染症予防もその一つ。また、健康診断で異常を指摘されて来られる方が増えていますので「そもそも病気にさせない」という姿勢で対応しています。まだ症状はないけれど、このまま何もしないままだと大きな問題が起きてしまう、そんな方々に対して日常の健康管理を担っていくつもりです。今年からは体重管理の分野にも本格的に取り組んでいきたいと考えています。

体重をきちんと管理していくことは、やはり大切なことなのでしょうか。

体重のコントロールは、さまざまな健康問題を防ぐためにとても大切で、健康管理の目安と言えます。実は私自身、ある日ふと体重計に乗ってみたら予想以上に体重が増えていて、今より10キロほど重かった……という経験が。それがきっかけで意識して管理するようになりました。この経験を踏まえて、まずお伝えしているのは「定期的に体重計に乗ってくださいね」ということです。日々の生活習慣に対して、体重計の数字を見ることがフィードバックとなり、行動を変えるきっかけになります。今はスマホに数字をメモすれば記録できますし、体重を管理するアプリを使えば日付も自動で記録され、グラフまで作ってくれます。便利な機能ですから活用しない手はありません。そういったものを活用しつつ、無理せず健康を保ちながら適切に体重を落としていくためのサポートをしていきたいと考えています。

一度しみついた生活習慣を見直すのは大変なことですよね。

朴載源院長 こまごめクリニック4

おっしゃるとおりです。以前診ていた70歳の男性の患者さんは、なかなか体重が減らず腰痛にも悩んでおられました。食事を記録してもらったところ、毎日必ず2個のあんパンを食べるという食生活をしていたことがわかったんです。ご本人にとっては長年続けてきた当たり前の習慣なので、気づかなかったんですね。食事指導といっても、一方的にこうしなさいと押しつけることはしません。その方の家庭の事情、仕事の都合など、生活リズムを理解した上で、変えられるところから少しずつ変えていく、寄り添った対応が大切だと思っています。

対話を大切に、長年の診療経験を地域で生かす

改めて、先生の医師としてのこれまでの歩みを伺えますか?

朴載源院長 こまごめクリニック5

慶應義塾大学医学部を卒業後、血液内科の道に進みました。当時は、胃がんも心臓病も外科手術で治療する時代でした。ですが、白血病や悪性リンパ腫など血液のがんは内科的に薬で治療していました。私は患者さんを担当したら最初から最後まで責任を持って診たいという思いがあったので、その思いをより実現しやすい道として血液内科を選んだのです。その後、国立病院機構東京医療センターなどで勤めて、同じ患者さんを30年近く診続けることもありました。また、厚労省のプログラムでアメリカに留学し、総合内科を学ぶ機会にも恵まれました。これまで総合内科の外来や救急科外来も担当してきましたので、そうした幅広い経験を地域の皆さんに還元できればと考えています。

患者さんと接する際に心がけていることをお聞かせください。

一人ひとり状況が違いますので、目の前の患者さんとしっかりコミュニケーションを取ることを大切にしています。当院はまだ開院からそこまで時間がたっておらず、初めて来られる方が多いので、できるだけ時間をかけてお話を聞くようにしていますね。問診票に書いてあることと、実際に診察室に入ってお話しされることが違う場合も少なくないんですよ。大事なお話は、会話を重ねる中でぽつりと出てくることもあります。患者さんの中には医者に相談しにくいと感じている方もいるのではないでしょうか。だからこそ、話しやすい雰囲気づくりを心がけています。一方で、診療が終わった後は患者さんの時間ですから、受付での手続きや薬局のご案内などはできるだけスムーズに、お待たせしないよう心がけています。

最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

朴載源院長 こまごめクリニック6

医療の世界には「後医は名医」という言葉があります。最初に診る前医がきちんと診て、その上で後医に引き継ぐからこそ適切な診断がつくという意味です。まずは私が前医として、しっかり診ることを徹底します。ただ、そこで100%診断がつくとは限りません。だからこそ必要な情報をしっかり引き継ぎ、次に診る先生が困らないようにしています。地域医療連携の中で、最初に診る医師としての責任を果たし、患者さんの状況に応じて適切な医療につなげていきます。現在は20代後半の患者さんが多いのですが、だんだんと認知されていく中で、地元の高齢の方にも安心して通っていただけるクリニックになることができればうれしいですね。地域の皆さんのお役に立てれば幸いです。

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