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勝又 徳行 院長の独自取材記事

武蔵新城駅前耳鼻咽喉科

(川崎市中原区/武蔵新城駅)

最終更新日:2026/09/10

勝又徳行院長 武蔵新城駅前耳鼻咽喉科 main

JR南武線の武蔵新城駅北口から徒歩30秒、コアラの親子のロゴマークが目を引く「武蔵新城駅前耳鼻咽喉科」。2025年4月、勝又徳行院長が前身となる耳鼻咽喉科を継承し、新たなスタートを切った。勝又院長は多彩な医療現場で研鑽を積み、がん治療から耳の手術、嚥下診療まで幅広い知見を持つドクターだ。その経験を生かし、赤ちゃんから高齢者まで幅広い世代の診療にあたる。自身も小学生の頃に中耳炎で耳鼻咽喉科へ通った経験があり、現在は子どもの父親でもある勝又院長。その経験を糧に、子どもにも保護者にも優しく寄り添う対応を心がけている。「あらゆる年代の方にとって、まずこちらで相談してみようと思われる存在になりたいですね」と穏やかに語る勝又院長に、診療や患者への思いを聞いた。

(取材日2026年8月17日)

大学病院などで培った多彩な経験を生かして地域で診療

こちらのクリニックを継承開業されたそうですね。

勝又徳行院長 武蔵新城駅前耳鼻咽喉科1

この地で長年親しまれてきた耳鼻咽喉科を、2025年4月に名も新たに武蔵新城駅前耳鼻咽喉科として継承開業しました。私は横浜市港北区の出身で、生まれ育った環境に近い場所での開業を考えていたところ、地域に根差したこちらのクリニックとのご縁をいただきました。前任の藤村先生が地域の皆さんと長年かけて築いた信頼関係を引き継げることに、大きな意義を感じたんです。現在も藤村先生には週1回外来を担当していただき、以前からの患者さんの診察を続けていただいています。継承にあたり、耳と鼻が印象的なコアラの親子をモチーフにしたロゴマークを作りました。完成した後で、親コアラが子コアラを抱っこしている姿が、お子さんの耳の処置をしている場面によく似ていることに気づいたんです。当院がめざす親子に寄り添う姿勢とも重なり、とても気に入っています。

先生が医師をめざし、耳鼻咽喉科を専門に選ばれた理由を教えてください。

身内に医師がいたというわけではないんです。ただ、小学生の頃に中耳炎にかかりやすく、よく耳鼻咽喉科に通院していました。私にとってはそれが「医療の原体験」で、耳管通気という当時の自分には大変な治療を受ける中、担当の先生が「頑張って」と優しく声をかけてくださったことが今でも印象深い思い出として残っています。加えて、患者さんの喜んでいる顔を直接見られること、直接手助けできることに惹かれて医師の道を志しました。専門を選ぶ際には、やはり耳鼻咽喉科がまず頭に浮かびましたね。医師として、手術をはじめとする外科的な治療から、めまいやアレルギーなどの内科的な診療まで幅広く携われる点に魅力を感じ、この道を選びました。

開業までに、どのようなご経験を積まれてきたのですか。

勝又徳行院長 武蔵新城駅前耳鼻咽喉科2

横浜市立大学で初期研修を行い、そのまま同大学の耳鼻咽喉科に入局しました。横須賀市にある衣笠病院では厳しい指導のもと鼻の手術をはじめ基本技術をしっかり磨きました。横浜市立大学附属病院ではがん治療の基礎を学ぶ中で、頭頸部領域への関心が深まったんです。その流れで神奈川県立がんセンターの頭頸部外科に進み、放射線化学療法や内視鏡治療を経験しました。その後は聖隷横浜病院で耳の手術を専門的に学び、中耳炎を中心に耳科の研鑽を重ねたんです。横浜市立大学附属市民総合医療センターでは嚥下に関する診療にも取り組み、横須賀共済病院の耳鼻咽喉科では医長として診療にあたりました。がん・耳・嚥下とさまざまな領域を経験してきたことが、当院での幅広い診療に生きていると感じますね。

一方通行ではなく、親子に寄り添う診療を大切に

来院される患者さんや、クリニックの特徴についてお聞かせください。

勝又徳行院長 武蔵新城駅前耳鼻咽喉科3

前任の藤村先生の頃から通われている年配の患者さんが引き続き多くいらっしゃる一方で、若いご夫婦がお子さん連れで来てくださるケースもかなり増えています。このあたりは新築マンションの建設が続き、子育て世代の方が多い地域なんです。お子さんの中耳炎やアレルギー性鼻炎から、年配の方の難聴やめまいまで、幅広い年代・症状に対応しています。予約は24時間対応のウェブ予約に加え、電話でも受けつけています。ウェブでの操作が難しい方でも電話1本で予約していただけるよう、あえてスタッフが直接対応する形を残しているんです。あらゆる年代の方に信頼していただき、「まずはここで相談しよう」と思っていただけるクリニックが、私たちのめざす姿です。

お子さんの診療では、どのようなことを心がけられていますか?

私自身にも子どもがおりますので、お子さんに優しく接することを日々心がけています。耳鼻咽喉科を怖がるお子さんも少なくないので、好きなことや興味のある話題にふれながら処置をするなど、リラックスできる雰囲気づくりを大切にしています。お子さんだけでなく親御さんにもしっかり声をかけて、親子の表情を見ながら進めるようにしているんです。一度痛い思いをしてしまうと「ここに来るのが嫌だな」と忌避してしまうことが多いので、麻酔をうまく活用するなど痛みへの配慮も欠かしません。ぜひ耳垢取りだけでも気軽に受診していただければと思います。こまめに耳の状態を確認しておけば、耳垢が固まってしまう前に対応できますし、お子さんの負担も少なくて済みますからね。

親御さんとのやりとりで、意識されていることはありますか?

勝又徳行院長 武蔵新城駅前耳鼻咽喉科4

おうちでの過ごし方やお薬の飲ませ方の工夫について、親御さんと丁寧にお話しするよう心がけています。保育園に通っているお子さんが多い今、お薬を1日3回飲むのが難しいご家庭は少なくありません。そうした場合には1日2回の処方に切り替えるなど、柔軟に対応しています。こちらが「こうしたがほういいですよ」と一方的にお伝えしても、ご家庭で実践できなければかえって不安になってしまいますよね。ですから、おうちでどのように過ごされているかを確認しながら、一緒に治療の進め方を考えるようにしています。耳、鼻、喉の症状のほか、アレルギーの管理も得意とする分野です。気になることがあれば気軽にご相談いただければと思います。

困ったときにまず頼れる、地域の相談窓口をめざして

スタッフの皆さんについて教えてください。

勝又徳行院長 武蔵新城駅前耳鼻咽喉科5

スタッフには、患者さんの立場に立って安らげるような対応をしてほしいとお願いしています。実際、私たち側で慌ただしい場面があったとしても、それが患者さんに伝わらないよう配慮してくれていますね。継承前から働いてくれているスタッフもおり、以前のクリニックの運営について教えてもらいながら引き継ぎを進めてきました。私自身、スタッフの皆さんから学ぶことも多いんです。一方通行ではなく、お互いに意見を出し合いながらより良いクリニックをつくっていきたいと思っています。特にお子さんをリラックスさせる対応は、以前から耳鼻咽喉科クリニックで働いてきた経験豊富なスタッフの協力が欠かせません。子育て経験のあるスタッフが多いこともあって、その対応力にはとても助けられています。

今後、力を入れていきたい治療や取り組みはありますか。

まずは全世代の患者さんから信頼していただき、納得感のある診療を提供し続けることが一番大切だと考えています。若い世代の方にも安心して通っていただける診療を積み重ねていけば、年配の方にも引き続き頼りにしていただけるはずですので、そこは丁寧に取り組んでいきたいですね。治療面では、鼻の治療に使う機器を少しずつ拡充して、対応できる範囲を広げていく予定です。藤村先生から引き継いだ基本の診療を土台にしながら、一歩ずつ治療の選択肢を増やし、地域の皆さんにとってより頼りになる存在をめざしていきます。

最後に、地域の皆さんへメッセージをお願いします。

勝又徳行院長 武蔵新城駅前耳鼻咽喉科6

藤村先生が築いてこられた信頼を引き継ぎ、地域の皆さんに安心と納得のできる医療を届けていきたいと思っています。どういう症状で耳鼻咽喉科に行けばいいのかわからないという方も多いかと思いますが、首から上で目と脳を除いた領域は耳鼻咽喉科の守備範囲ですので、少しでも気になることがあればまずご相談ください。もちろんクリニックですから、すべての病気に対応できるわけではありません。ただ、必ずいい方向へ筋道を立てられるよう全力を尽くします。そして、この地域には専門性の高い病院がたくさんありますので、必要な場合には迅速かつ適切にご紹介させていただきます。耳鼻咽喉科領域の最初の相談先として頼っていただければうれしいです。