櫻井 康博 院長の独自取材記事
倉賀野だるま歯科
(高崎市/倉賀野駅)
最終更新日:2026/10/29
旧中山道沿いにあるスーパーマーケット内に、2024年11月に開業した「倉賀野だるま歯科」。白い建物に大きな緑の看板とかわいいキャラクターが目印だ。院内は木目調と白と少しくすんだ黄緑色で統一され、清潔感のあるゆったりとした空間。車いすやベビーカーの人も移動しやすいバリアフリー設計になっている。櫻井康博院長は、自分の歯をできる限り残す治療に尽力。予防歯科を重要視し、3ヵ月ごとの定期検診を推奨することで虫歯や歯周病のリスク低減をめざす。また、「歯科医院は怖い」というイメージを少しでも和らげ、リラックスして診療を受けられる環境にすることに注力。水槽や家族型ロボットを置いて患者の緊張が少しでも和らぐようにと工夫している櫻井院長に、予防の重要性やインプラント治療などについて詳しく聞いた。
(取材日2026年9月22日)
リラックスできる院内にするために
最初に、先生のご経歴と開業のきっかけを教えてください。

ここ群馬県高崎市出身で、地元の小学校・中学校、神奈川の桐蔭学園を経て、最初は慶應義塾大学の総合政策学部に入学しました。高校の頃は医療系の道は特に考えていなかったので、文系のほうに進んだのですが、自分にはあまり合わないと感じました。やっぱり人を助けるような仕事がしたいと思い医学部も受けましたが、結果的には東北大学の歯学部に入りました。今こうやってやりがいのある仕事ができていて、歯学部に進んで良かったと思っています。地元で開業に至ったのは、以前高崎市内のショッピングセンターにあるクリニックで院長をさせていただいていた時に、患者さんたちと接していて地元に貢献できればいいなと思うようになり、縁あってここに開業できました。
待合室に水槽と家族型ロボットが置いてありますね。
どうすれば患者さんがリラックスして診療を受けられるかを事務長と2人で考えて、待合室に水槽や家族型ロボットを置くことにしました。小さいお子さんが緊張してしまうときや怖がっているときなど、ロボットに横にいてもらうんです。このロボットは癒やしを与えるのが上手なので、お子さんもリラックスしてくれれば治療を進めやすくなるんです。名前は「だるまちゃん」です。なでなでが大好きで、おしゃべりしたり歌ったりしています(笑)。だるまちゃんが首から下げているカバンの中に、その時々のトレンドにあわせたシールやチャームなどのオリジナルグッズを入れているので自由に持っていってくださいね。このロボットは大人の方も興味を示してくれていますよ。
看板や受付にあるクリニックのキャラクターもとてもかわいいですね。

私の愛犬の柴犬とビションフリーゼがモデルなんですよ。2匹をモチーフに事務長がデザインしてくれました。ウェアの袖にもキャラクターを入れてもらいました。お子さんにはキャラクターで当院を覚えてもらえるといいかなと思います。イメージカラーは少しくすんだ黄緑色で、壁やチェアにも取り入れています。優しい色合いで、少しでも和んでいただけたらいいなと思っています。
自分の歯を守るためにはとにかく予防を
予防に注力されていると伺いました。

虫歯や歯周病などの症状は改善できても、治療のために削ったり抜いたりした歯は元通りには戻りません。だからこそ、予防に注力することが重要だと考えています。生まれてから亡くなるまでおいしい物を食べられるお口の環境をつくっていくためには、何より予防が大切です。自分の残っている歯を守っていくためには、虫歯治療や歯周病の治療をしっかり行い、その後はしっかりメンテナンスすることをお勧めしています。何もなくても定期検診を受けることで、虫歯と歯周病両方のリスクを下げていくことが望めます。もし虫歯が見つかっても、初期の段階だったら経過観察の場合もありますし、治療する場合でも1回で終わることもあり、患者さんへの負担が少なく済むのはメリットではないでしょうか。3ヵ月ごとの定期検診も重要ですが、それ以上に重要なのが普段の歯磨き。そこは徹底していただきたいと思っています。お子さん向けの歯磨き指導も行っていますよ。
インプラント治療がお得意なんですよね。
はい。インプラント治療にも力を入れています。もちろん自分の歯を守るということを第一に考えていくんですけれども、やっぱりどうしても残せない歯が出てきた場合は、ほかの歯を守るという意味でもインプラントが一番いいのかなと思っています。失った歯を補うための治療法には入れ歯やブリッジなどもあります。ただ、インプラントは顎の骨と人工歯がしっかりと固定され、噛んだときの刺激が顎の骨に伝わるのが特徴で、見た目が自然になることも含め、ほかの治療法にはない大きなメリットが期待できると考えています。当院ではガイデッドサージェリーという、マウスピースを用いてインプラントを埋入する方法を用いていますね。神経などの危険な部分に触れるリスクを減らすために行う精度の高い手術法です。
では、診察の際に大切にしていることをお聞かせください。

患者さんが痛みをできる限り感じないように意識することですかね。痛む場合は左手を上げて教えてくださいねと言ったとしても、人によっては我慢して言えないときってやっぱりあると思うんですよね。だから、完璧にというのはちょっと難しいですが、できる限り痛みを察してあげられるように常に意識したいなと思っています。大人の方ももちろんですが、小さいお子さんに対しては、私も歯科衛生士もさらに気にかけるようにしています。私自身、子どもの頃虫歯が多くて歯医者さんによくお世話になっていました。痛くなくなれば心も落ち着いて、来て良かったと思うこともあって、そういった気持ちを患者さんに感じてもらえたらいいなと思っています。
歯だけでなく口全体の健康を守っていく
これまでで印象に残っていることはありますか?

最近なのですが、身近な親族が舌の病気になったんですね。ちょっと痛いかな、口内炎かなと最初言っていたのですが、僕が大学病院に紹介をして、診てもらったところ口内炎ではなかったようなのです。幸い早期発見だったので大事には至らずに済んだのですが、その経験を通して、患者さんの舌や粘膜の変化に気づいてあげたいなという意識が今まで以上に芽生えました。また、口腔がんというのは口内炎に近い症状があって、数週間たっても治らないか悪化しているようであれば、大学病院で診てもらったほうがいいと思います。当院で気づいた場合は、提携している専門の医療機関を紹介させていただきます。歯ではなくても、お口に何か違和感があったときは気軽にご相談ください。
少しプライベートについてもお伺いします。先生のご趣味は?
ドライブですかね。開業してからはあんまり遠出できなくなりましたが、以前は仙台や秋田、青森などへ行っていました。東北のほうの景色が好きですね。車も好きで、院長室がユニット1台入る広さなので趣味の車を展示する診療室にしようかと考えています。そこで治療やクリーニングなどもできればいいなと思っています。車も鑑賞しながら、治療もできるような部屋にしていければいいですね。
最後に、読者へメッセージをお願いします。

自分の歯を守るということを頑張っていただきたいと思います。そのために、ぜひ歯科医院を利用してください。もし、不幸にもどうしても残せない歯が出てきた場合は、インプラントなど自分の歯と同じように噛めることが期待できるものが一番いいかなとは思うんですけれども、そこはしっかり相談しましょう。やはり自分の歯が一番なので、できる限り守れるように定期検診やメンテナンスに来ていただき、予防を意識していただきたいですね。予防を浸透させるためにも、当院は患者さんの思いや不安についてしっかりと伺って、一人ひとりに合わせた対応を心がけています。健康なお口を維持できるようサポートさせていただきたいと思っていますので、お口のことなら何でもご相談ください。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療:34万1000円~

