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体のメンテナンスとして定期的に受けたい
胃と大腸の内視鏡検査

昭島モリパークまつもとクリニック

(昭島市/昭島駅)

最終更新日:2025/05/15

昭島モリパークまつもとクリニック 体のメンテナンスとして定期的に受けたい 胃と大腸の内視鏡検査 昭島モリパークまつもとクリニック 体のメンテナンスとして定期的に受けたい 胃と大腸の内視鏡検査
  • 保険診療

胃と大腸の内視鏡検査は、一度受けておくと胃がんの原因となるピロリ菌の有無や、大腸がんに進行するおそれのあるポリープなどを確認することができる。検査を受けるべき年齢の目安は40代。「50歳を過ぎると発生しやすくなるがんに対して、先手を打つためにも40代を目安とした検査が重要です」と教えてくれたのは、「昭島モリパークまつもとクリニック」の松本紘平院長。長年大学病院で内視鏡による消化器がんの診断・治療に従事してきた松本院長は、地域の胃がん・大腸がんで亡くなる人を撲滅することを目標に掲げ、内視鏡検査の普及に努めている。そのために、受診しやすく苦痛の少ない内視鏡検査にも注力している松本院長に、同院の検査の特徴や、検査の必要性をじっくりと解説してもらった。

(取材日2025年4月30日)

がんが発生しやすくなる50、60代を前に、胃と大腸の内視鏡検査を。熟練の技術と先進機器で苦痛に配慮

Q胃や大腸の内視鏡検査は、症状がなくても受けるべきですか?
A
昭島モリパークまつもとクリニック 40歳を迎える頃に、一度内視鏡検査を検討してほしい

▲40歳を迎える頃に、一度内視鏡検査を検討してほしい

症状がなくても40歳になったら受けていただきたいです。その理由は、50歳を過ぎるとさまざまながんが発生しやすくなるといわれているからです。先手を打つためにも40代の検査が重要になります。がんは日本人の2人に1人が罹患するというデータも出ています。中でも胃がん、大腸がんは罹患数が多いのですが、内視鏡検査で早期発見でき、早期治療で完治が望めるがんですから、検査を受けるメリットは大きいのではないでしょうか。胃がんの原因になるピロリ菌、大腸がんに進行する可能性のあるポリープは、症状がなく健康診断で引っかからないケースもあるため、症状の有無にかかわらず40歳になったら検査を考えてみてください。

Q内視鏡検査はつらいイメージがありますが、実際はどうですか?
A
昭島モリパークまつもとクリニック 「痛い」「つらそう」などのマイナスイメージの払拭をめざす

▲「痛い」「つらそう」などのマイナスイメージの払拭をめざす

当院では、苦痛に配慮した質の高い内視鏡検査を方針としています。苦痛軽減のために鎮静剤を使うクリニックは多いですが、患者さんの体格や体調、飲んでいる薬によって鎮静剤を選ぶことも大切です。当院では、その方に合わせた適切な眠りが得られるように、これまで培った技術や経験をもとに鎮静剤をオーダーメイドで組み合わせて使っています。また、鎮静剤を使えばいいというわけではなく、挿入の技術も重要です。痛みを感じやすいポイントを熟知し、丁寧な挿入に努めています。加えて、観察時には空気を入れますが、当院では体への吸収が早い炭酸ガスを送れる装置を導入しています。それにより術後のおなかの張りも軽減できます。

Q先進の内視鏡検査機器を導入しているとお聞きしました。
A
昭島モリパークまつもとクリニック 苦痛に配慮するためできるだけ細い内視鏡を導入

▲苦痛に配慮するためできるだけ細い内視鏡を導入

まず、胃の内視鏡検査に用いるカメラは非常に径の細い物を導入しています。以前は細いと画質が悪いという欠点があったのですが、先進の物は高画質を保っていて、「苦痛への配慮をしながら質の高い検査の提供」という当院のポリシーにも合致しました。大腸内視鏡検査では、拡大内視鏡といって通常の100倍程度の大きさまで拡大できる機器を導入。さらに見やすくするため、NBIという特殊光システムも併用しています。大腸ポリープは5ミリ程度の小さいものはほとんどが良性なのですが、中にはがんも隠れています。拡大内視鏡があれば、そのような小さなポリープもしっかりがんと診断し、適切な処置を受けられます。

Q先生が内視鏡検査で特に大切にしていることは何ですか?
A
昭島モリパークまつもとクリニック 検査後はプライバシーに配慮した空間で休憩を

▲検査後はプライバシーに配慮した空間で休憩を

苦痛の軽減を図るというのは、今の時代であれば大前提で、プラスして内視鏡検査の本質である「病気を見逃さないこと」を大切にしています。私は長年内視鏡を用いて消化器がんの診断・治療に従事してきました。その知識と技術を生かし、当院を開業した理由の一つでもある「胃がん・大腸がんで亡くなる人を撲滅する」という目標に向けて、いかに早く見つけるかも重視しています。また、検査の前後は私からもしっかりと説明して、患者さんの不安を解消したいと思っています。特にポリープを病理検査に出す場合は、結果を聞くまでの間、患者さんは不安を抱えていることを理解し、少しでも安心できるように私の見立てを話すなどしています。

Q内視鏡検査をどういった方たちに受けていただきたいですか?
A
昭島モリパークまつもとクリニック 不安に思うことがあれば、納得いくまで丁寧な説明を行う

▲不安に思うことがあれば、納得いくまで丁寧な説明を行う

40歳以上で内視鏡検査を受けたことがない人たちには、受けていただきたいです。50代、60代で一度も受けたことがない方もまだまだいらっしゃいますので、歯科のメンテナンスのように気軽に来ていただける内視鏡検査を提供していきたいと考えています。同時に一度検査を受けて、つらかったから足が遠のいていたという方にも、苦痛の少ない検査を行っているとお伝えしたいです。一度、内視鏡検査を受けて「これなら毎年でも受けられそう」と思っていただけたらうれしいですね。何か不安なことがあれば、丁寧に説明しますので、気軽にご相談ください。

ドクターからのメッセージ

松本 紘平院長

皆さんが思っているよりも内視鏡検査は楽な検査になってきています。2人に1人ががんになる時代で、その中でも大腸がん、胃がんの罹患数は多いですが、内視鏡検査で早期発見が望めるがんです。内視鏡検査を受けるメリットは非常に大きく、ネックとなっている苦痛に関してもさまざまな対策が取られていますので、受けない理由はないのではないでしょうか。自分は大腸がんにはならないだろう、胃がんにはならないだろうと、別世界のこととは思わずに、検査を検討してみてください。

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