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中井 悠貴 院長の独自取材記事

阪神甲子園歯科.

(西宮市/甲子園駅)

最終更新日:2025/02/10

中井悠貴院長 阪神甲子園歯科. main

「阪神甲子園歯科.」は、甲子園駅から徒歩1分。誰もが知る野球の聖地とは線路を挟んで反対側に位置し、試合ともなればにぎやかになるエリアとは思えないほど、普段は静かな住宅街の一角にある。開業したばかりとあって院内は真新しく、清潔感があり、待合室には明るい光がたっぷりと差し込んでいる。中井悠貴院長にインタビューした際は、その場に居合わせた患者から「本当にいい先生です。とても親身になってくれます」と聞き、開業からほんの1ヵ月ほどだが、地域住民からの信頼を得ていることが伺えた。明るい笑顔と親しみやすい語り口が印象的な中井院長に、開業までの経緯や地域医療への熱い思いを語ってもらった。

(取材日2025年1月16日)

最後まで地域を支える開業歯科医師をめざす

先生が歯科医師をめざしたきっかけはどのようなものでしたか?

中井悠貴院長 阪神甲子園歯科.1

医師の家系に生まれ、もともと医療に対して漠然と興味を持っていましたが、父は勤務医だったので働いている姿を見たことはなく、具体的なイメージはありませんでした。進路に悩んでいた時に背中を押してくれたのは歯科医師であった、友人の父で、「君もめざしてみたら?」と勧められて心が決まりました。私は人と話すのが好きで、シンプルに人と関わる仕事をしたいという希望があったので、歯科医師、それも開業の歯科医師になって、同じ地域の人と長く接したいという思いが生まれました。大学に入って学び、実習で患者さんと接するようになると、自分はこれから医療人になるんだという気持ちがどんどん強くなっていったことを覚えています。患者さんのことをよく知っていかないといけないなとか、早く地域に出ていって治療をしたいとか、そんなことを考えていましたね。

実際に開業するまでの経緯について教えていただけますか?

大阪歯科大学の総合診療科で歯科医師として一通りのことを身につけた後は、藤井寺の「ふじいでら駅前歯科.」で勤務医として腕を磨きました。そちらの院長がご自分のクリニックを構えて地域に貢献されている姿を間近で見る中で、地域医療に携わりたいという夢は日々膨らんでいきました。そうして何年か勤めているうちに、自分の周囲の歯科医師たちが次々と開業していくのが刺激になりました。自分自身の経験や技術も伴ってきたので、昔から持っていた夢を実現する時がやってきたと思い、開業を決意しました。

開業の地として甲子園を選ばれた理由を教えてください。

中井悠貴院長 阪神甲子園歯科.2

開業を決断した時には、どんな地域で開業したいとかはあまり考えていなくて、とにかく患者さんが通いやすい駅前がいいと思い、利便性を優先して業者さんに場所を探していただきました。実は、私は西宮市出身なのですが、阪神淡路震災で被災して大阪市内へ引っ越していたので、こちらを紹介された時は少し驚きました。西宮の地で開業することになったのは、故郷に帰ってきたようで運命的なものを感じました。この辺りは土地柄、患者さんやご近所の方も野球好きの方が多いのですが、私も野球が好きなので話が弾んだりして溶け込みやすかったですね。

患者の気持ちに寄り添い、親身になれるのが強み

歯科医師としての強みはなんだとお考えですか?

中井悠貴院長 阪神甲子園歯科.3

私の一番の強みは、患者さんに対して親身に向き合ってお話を伺い、意向を聞きながら治療できることだと思っています。私は歯科医師として一通りなんでもできるので、患者さんのニーズに合わせできる限りの治療をしていく方針でいます。例えば、自由診療のセラミックだと見た目も白く、お口の健康状態の改善も図れます。でも、見た感じだけとりあえずなんとかしてほしいというご要も多くあります。今は白い詰め物への保険の適用範囲が広がっているので、相談の上で保険診療と自由診療を使い分けています。患者さんそれぞれで、歯にどれだけの値段をかけるのかという点は考え方も違いますから、私から強く勧めるようなことはせず、患者さんの希望に応じられたら良いと思っています。患者さんそれぞれの事情をお聞きして、仕事で忙しい方なら、診療回数が少なくなるよう工夫したり、お休みのタイミングに合わせたりなど、配慮することを大切にしています。

先生はお口のケアを全身の健康につなげることも重視されているそうですね。

はい。歯周病でお口の中のばい菌が増え、ばい菌を飲み込むことで誤嚥性肺炎などになってしまうリスクもあるため、お口のケアをすることは、体全体の健康にとっても大切なことです。例えば、妊婦さんは女性ホルモンが多く出て、お口の中はおそらく歯周病のリスクが高まるので、お口のメンテナンスを行い、衛生状態をコントロールすることで、妊娠中の感染症リスクを下げることをお勧めしています。同じように、糖尿病の方やご高齢で高血圧の方なども、歯科治療を通して、ある程度全身の健康に良い影響を与えられたらと思っています。また、外科手術の前後は、若干免疫が弱くなる患者さんもいらっしゃるので、お口のケアをしておくと良いと思います。妊娠・出産や手術の予定がある方や生活習慣病に悩まれている方は一度来ていただきたいですね。

患者さんのことを考えて医療機器も先進のものをそろえられたとか。

中井悠貴院長 阪神甲子園歯科.4

口腔内の高精度3Dスキャンができる口腔内スキャナーは導入して良かったですね。今まで粘土でしていた型採りがデジタルデータでできるので、患者さんの苦痛を減らすことができますし、何より精度が高くなったので、詰め物やインプラント治療をする時に役立っています。ゆがみがないほうが、くっつきやすくピタッとはまる感じをめざせますし、患者さんにもプラスになると思います。これに関しては、どんどん導入している歯科医院が増えているので、そのうち多くの歯科医院で採用されるのではないでしょうか。あとは、空気清浄機も、業者さんから勧められた物を導入しています。やはり、患者さんが感染する危険性を少しでも減らしたいと思っていますからね。院内の清掃や、衛生管理については強く心がけていますよ。

予防に力を入れ、患者のライフスタイルを守りたい

開業して2ヵ月弱ですが、甲子園という地域性についてはどのように感じていらっしゃいますか?

中井悠貴院長 阪神甲子園歯科.5

診療を始めて感じているのは、人柄の良い方が多いのに加えて、お口の健康に対して意識が高い方が多いと感じています。そのような土地柄だからこそ定期検診をして、予防と早期発見をすることが今の時代一番大切だと思います。やはり、痛くなってから受診すると、治療に対して後ろ向きになってしまうことが多いと思っています。そういう面で考えても、定期検診で悪い箇所を見つけるというのが、歯科医師の大事な役割だと思っています。

キッズスペースや子どものキャラクターイラストも目につきます。

子どものイラストは僕が描いています。親しみを感じてほしくて作ったキャラクターで、「虫歯なしおくん」と名づけて院内に飾っています。子どもたちにとって親しみやすい感じの絵を描こうと、スタッフと一緒に絵を描いたら、僕が一番うまく描けたんです。キッズスペースを作ったのも、お子さんにも来てほしいし、ご家族で来ていただけたらうれしいですからね。私には、子どもの予防に力を入れて、この地域の患者さんのライフスタイルを幼少期から守っていけたらという思いがあります。最近は高級感のある歯科医院も多くありますが、私は誰にでも来てもらいたいので、内装は親しみやすくて入りやすい雰囲気を意識しました。前に勤めていた歯科医院の待合室は、自然光が入って良いなと思っていたので、当院にも太陽の光が入ってきて、ぽかぽかとしている待合室を作りたかったのです。

最後に、読者に向けたメッセージをお願いします。

中井悠貴院長 阪神甲子園歯科.6

お口の中をきれいにすることは自分に自信を持つことにつながります。そういう意味でも、まず患者さんを笑顔にして差し上げたいなと思っています。一般的に歯科医院に来ること自体、あまり好きではない人が多いと思うのです。だからこそ、大事なお口の中を大事にしてください。そして皆さん、ぜひ定期検診に行きましょう!

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミック治療/4万4000円~
インプラント治療/1本33万円~
※あくまでも目安となりますので、クリニックへお問い合わせください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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