山下 裕里加 院長の独自取材記事
リノファミリアデンタル金沢
(金沢市/金沢駅)
最終更新日:2026/07/13
「リノファミリアデンタル金沢」の山下裕里加院長は金沢市出身。細かい作業が好きだったことやインプラント治療に興味を持ったことから歯科の道に進んだという。同院の開院にあたっては立ち上げの段階から関わり、子どもから高齢者まで幅広い世代の患者がリラックスして過ごせる雰囲気をめざしたという。子どもが多い地域であることから小児歯科や小児矯正に注力し、子育て世代が通いやすい診療環境づくりにも努め、「患者もスタッフも関わった人々が幸せになるよう応援したい」と話す。楽しい語り口と優しい笑顔も印象的な山下院長に、同院の特徴や患者への思いなどを詳しく聞いた。
(取材日2026年6月25日)
子どもから高齢者まで、家族ぐるみで通えるクリニック
まず、こちらのクリニックについて教えてください。

当院は2024年6月に開院した歯科クリニックです。このエリアは住宅開発が進み、金沢でも珍しく小学校が新設されるなど子育て世代の多い地域です。私はもともと子どもが大好きなこともあり、お子さんからご高齢の方までファミリーで来ていただけるようなクリニック、多くの方と信頼関係をつくれるようなクリニックにしたいと考えて「ファミリア」と名づけました。開院から2年となり多くの患者さんに来ていただいています。特にお子さんの患者さんが多く、ご家族で来てくださる方も増えています。近くに大学があるので学生の患者さんも多いですね。診療面では幅広く対応していますが意識の高い方が多く、小児矯正を希望される親御さんや審美的に見た目の改善をしたい方、より良い自分になりたいという方も目立ちます。ご高齢の患者さんも多く、入れ歯やインプラント治療も多く手がけています。
先生が院長に就任されるまでの経緯を教えてください。
私は金沢市出身で、歯科医師を志したのは医療系で細かい作業が好きだったことと、歯を失った方がしっかり噛むことをめざせるインプラント治療は素晴らしいなと興味を持ったことでしょうか。九州大学歯学部卒業後は地元に戻り、金沢医療センター口腔外科での臨床研修を経て中嶋歯科の法人グループに入職しました。その後、同グループの富山県城端の「まな歯科クリニック」で約10年院長を務め、2024年6月に当院の開院と同時にこちらの院長に就任しました。当院では立ち上げの時から関わり、内装や設計には私の要望を生かしてもらいました。
どのようなところにこだわったのですか。

なるべく患者さんにはストレスなく診療を受けていただきたいという思いから、丸みをおびたデザインを取り入れ、内装もナチュラルな木目調を基本にクリニックの雰囲気が優しい感じになるように仕上げてもらいました。当グループのクリニックはかっこいいイメージが多いのですが(笑)、当院はソフトな親しみやすい雰囲気にしたいなと思ったのです。また、お子さんが楽しく通える歯科クリニックとなることも大切ですから、患者さん一人ひとりとしっかり向き合い今その方にとって必要な治療を考えて提案すること、そして十分にお話しして納得していただいてから治療を進めることの大切さを学ぶことができました。
子どもの診療にも注力。将来を見据えた治療を心がける
診療体制やスタッフさんについても教えてください。

基本的な診療は私が担当し、外科的な治療については酒屋大輔先生にお願いしています。お子さんのマウスピース型装置を用いた矯正では、「新宿スワン歯科」の杉原彩子先生、難症例のインプラント治療については中嶋顕先生と、法人グループの先生方にも日頃からサポートいただいてます。また、スタッフが急きょ足りないような時もグループ内で調整してもらうことがあり心強いです。メンテナンスでは原則として、同じ歯科衛生士が対応する歯科衛生士担当制を導入しています。気配りのできる優しいスタッフがそろっているので私もとても頼りにしています。
診療の際、どのようなことを大切にされていますか。
一番大切なことは患者さんと信頼関係をつくり、それをもとに治療していくということだと思っています。あとは長い目で見た時により良い治療、長持ちする治療を行いたいと考え、その場しのぎではなく次を考えた治療をご提案しています。患者さんには先を見据えたより良い具体的な提案をすることを心がけています。私はこのクリニックに関わる皆さんがそれぞれにとって良い毎日を過ごし、幸せな方向へ進んでいけることを心から願っています。患者さんやご家族はもちろんスタッフも含め、私との関わりが少しでも力になったり安心につながったりしたらうれしいです。そんな思いを持ちながら日々診療に向き合っています。
お子さんの診療での心がけも教えてください。

歯科が苦手で泣いてしまったりまだ慣れていなかったりするお子さんに対してはいきなり治療を行わず練習を重ねて少しずつ慣れてもらい、褒めながら少しずつ治療を進めていくことを心がけています。駄目なことは駄目とはっきり言いますが、頑張ってくれたことは小さなことでも褒めてメリハリをつけることを心がけています。開院以来子どもの患者さんが多く来てくださるようになり、とてもうれしく思っていますのでこれからも小児歯科に力を入れていきたいですね。
口元に自信を持ち、自分の笑顔が好きな人を増やしたい
患者さんからの学びなどがあれば聞かせてください。

前職場の「まな歯科クリニック」は過疎地にあり、お年寄りの多い地域だったのでご高齢の方の歯科治療を多く経験しました。その中で患者さんの年代や環境によってベストな治療は変わっていくということを実感したのです。それまではやはり歯がないところには入れ歯やインプラント治療を行い、全部の歯がしっかりそろっている状態が良いと思っていましたが、特にご高齢の患者さんにとってはすべてを治療することが必ずしも正解とは限らないということもありました。ですから患者さん一人ひとりとしっかり向き合い、今その方にとって必要な治療とは何かをよく考えて提案する、よくお話をして納得していただいてから治療を進めていくことが大切だと学ぶことができたと思います。
今後、力を入れていきたい分野などがありますか。
新型コロナウイルス感染症流行以降、お子さんの歯並びがとても悪くなっていると感じます。マスク生活が長引いたせいかお口がポカンと開いたままの子が多いんですね。鼻呼吸ができない子や口が開いているせいで唇の力が歯に伝わらず出っ歯になる子も多くなっているようです。舌の動きなど獲得されていない口腔機能を後から獲得していくのは難しいものですが、小児矯正に加えて口腔周囲筋の訓練なども取り入れてしっかりサポートしていきたいと考えています。地域の子どもたちが良い歯並びでしっかり噛んで健康に成長していけるように、私たちももっと勉強していきたいと思っています。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。

私には「自分の好きな自分でいていただきたい」という大切な願いがあります。私自身、若い頃は悩んだりもがいたりしながら過ごした時期がありましたが、年齢を重ねる中で少しずつ自分らしく生きやすくなったと感じています。だからこそ患者さんにもスタッフにも「今の自分が好き」と思える毎日を過ごしていただきたいと思っています。そのために私がお手伝いできることがあれば少しでも力になれたらうれしいです。自分が好きな自分になるためにはまず痛くない、不具合がない、健康というのが土台です。その上で自信を持って人前でも自然に笑える、自分の笑顔を好きでいていただくためのサポートがしたいと思っています。お口は健康の基本ですからいつまでもおいしく食事を楽しみ、その人らしく元気に過ごしていただきたいのです。これからもこのクリニックに関わる皆さんの人生を応援する気持ちで寄り添っていきたいと思っています。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/46万2000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/55万円~、小児矯正/44万円~、再診料/3300円~5500円 ※症例により異なりますので、詳しくはクリニックへお問い合わせください
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

