八尾 翔太 院長の独自取材記事
阿佐ヶ谷ことぶき歯科・矯正歯科
(杉並区/阿佐ケ谷駅)
最終更新日:2026/08/31
阿佐ケ谷駅南口から徒歩1分、駅前のビル3階に2025年開業の「阿佐ヶ谷ことぶき歯科・矯正歯科」がある。院長の八尾翔太先生は日本大学卒業後に歯内療法を専門的に学び、マイクロスコープを用いた精密治療を得意とする歯科医師だ。歯科医師としての基盤を築いた約7年をこの街で過ごし、第二の故郷への恩返しの思いから、この地で開業を決めた。掲げる理念は「今日よりも明日が健康で美しく」。精密治療に加え、小児期からの不正咬合予防にも力を注ぐ。アロマの香りが迎える院内は温かみのあるデザインでラウンジのように洗練され、大きな窓の向こうには阿佐ケ谷駅前のシンボルであるセコイアの大木を望める。爽やかで親しみやすく、率直に思いを語る八尾院長に、診療へのこだわりや地域への思いをじっくり聞いた。
(取材日2026年3月12日)
「第二の故郷」阿佐ヶ谷で、理想の歯科医療を形に
まずは、こちらで開業された経緯を教えてください。

私の歯科医師としての歩みは、日本大学を卒業後、歯内療法科で研鑽を積みながら、歯周病やインプラントといった分野へと学びをさらに広げてきました。学生時代の終わり頃から約7年、実はここ阿佐ヶ谷で暮らしてきました。歯科医師としての土台を築く大切な時期をこの街で過ごしてきましたから、自分にとっては第二の故郷のような場所、それが阿佐ヶ谷なんです。積み重ねてきた経験を存分に生かしたい、自分のモットーを診療に落とし込んだクリニックを作りたい、と考えていたときに、この場所を紹介してもらって、歯科医師としての思いを乗せて開業するべき場所はここだと直感したんです。私の人生のコアとなる時期を支えてくださった阿佐ヶ谷の皆さまに、歯科医療を通じて恩返しがしたい。その一心で開業しました。
院内はとても居心地の良い雰囲気ですね。
妻と相談しながら、「病院っぽくしない」ことをコンセプトにして作り上げました。病院特有の緊張感をなくしたかったので、デザイナー事務所に依頼してラウンジのような上品な空間にしています。アロマの香りで薬剤のにおいを感じさせない工夫もしていますし、BGMや照明にもこだわって、五感で居心地の良さを感じる空間づくりを追求しました。特に気に入っているのは診療室の大きな窓ですね。目の前に阿佐ケ谷駅前のシンボルであるセコイアの大木が見えて、春から夏は窓いっぱいに緑が広がり、冬にはイルミネーションが灯ります。この風景は患者さんに見ていただくべきだなと思っていて、実際に「気持ちのいい景色」と言ってくださる方も多いんですよ。
クリニックとして大切にしている考え方を教えてください。

当院の基本理念は「今日よりも明日が健康で美しく」です。ここでいう「美しさ」は審美的な意味だけでなく、健やかで自分にとってより良い日々を送れるようにという意味をこめています。この理念は、僕個人のものではなくスタッフ全員で共有するゴールとして掲げているものです。歯科衛生士も歯科医師もそれぞれが「この患者さんの明日をより良くするために何ができるか」を考えてほしいんです。アプローチ方法は縛らず、各自の独自性や工夫を尊重しています。より良い日々とするために、お口の中で僕らができることを提案して、一つずつ丁寧に治療していく、これが私たちの仕事です。例えば、口腔内の写真やスキャン、染め出しなどで患者さん自身にお口の状態を見ていただくことで、健康への意識を高めるきっかけづくりに力を入れています。
精密治療で歯を守り、小児期からの不正咬合予防に注力
先生の強みとなる治療について教えてください。

もともと歯内療法科の出身で、マイクロスコープと呼ばれる歯科用顕微鏡を使った治療を専門的に学んできました。拡大視野下での手技にはテクニックと経験が欠かせませんが、その点は長年の研鑽で培ってきた自負があります。当院では虫歯や歯周病の治療から手術まで、ほぼすべての診療でマイクロスコープを活用しています。隣の歯を削ることなく治療部位だけをピンポイントで最小限に処置できます。また、治療内容に応じてラバーダムというお口を保護する器具も活用して、安全面、衛生面に配慮しています。マイクロスコープだと大きくはっきり見えるのでスムーズに処置を行えて、その結果、治療時間の短縮になり、患者さんの心と体の負担軽減にもつながります。また、治療の様子を動画で撮影できるので、患者さんに共有することで、ご自身の歯に何が起きているかを一緒に確認していただけます。
子どもの不正咬合予防に力を入れているそうですね。
たくさんの患者さんを診てきて、歯が失われる原因として多いのが歯の破折だと実感してきました。そしてその破折の背景には、噛み合わせの不具合の影響が大きいと考えています。大人になってから矯正しようとすると、費用面でも期間面でも大きな負担がかかります。だからこそ、小さなお子さんのうちから顎の発育を促して不正咬合を予防する治療に力を入れています。目安として6歳頃、場合によってはそれより前から始めることもあります。いわゆる歯列矯正だけでなく、姿勢や口呼吸、指しゃぶりの癖といった日常生活にも目を向けて、悪い癖を取り除きながら正常な噛み合わせへと導いていくための包括的なアプローチを大切にしています。
歯を失ってしまった場合の対応についても教えてください。

治療にあたってはまず歯を残すことを大前提としていますが、歯の破折などでどうしても抜歯が避けられないケースもあります。そうした場合には義歯やインプラントを用いて噛み合わせの再構成を図り、お口全体の機能を健やかな状態に導いていきます。歯内療法で歯を守る治療を追究してきた一方で、インプラントについてもしっかり研鑽を積んできました。歯を失った後の噛み合わせの立て直しまで一貫して対応できるのが、当院の持ち味だと考えています。お一人お一人のお口全体を見渡しながら、より良い治療計画をご提案していきますので、歯を失ってお困りの方や噛み合わせに不安を感じている方は、どうぞ気兼ねなくご相談ください。
家族ぐるみで通える、地域に根差した歯科医院へ
来院されている患者さんについて教えてください。

年齢層は幅広く、お子さんからご高齢の方まで満遍なく来院いただいています。最近特にうれしく感じているのは、ご家族の紹介で来てくださる方が増えてきたことですね。もともとおじいさまやおばあさまが通ってくださっていたところにお孫さんが加わったり、お子さんの治療をきっかけに親御さんも来院してくださったりと、さまざまなかたちで家族ぐるみの来院が広がっています。地域に少しずつ根づいてきた証かなと感じており、本当にありがたい限りです。また当院には女性の歯科医師も在籍していますので、女性の患者さんや小さなお子さんにも安心して受診いただける体制です。年齢や性別を問わず、どなたにも通いやすいクリニックでありたいと思っています。
今後についてのお考えをお聞かせください。
現在マイクロスコープは院内に2台ありますが、実はすべてのユニットに設置できるように院内設計段階から準備は整えてあるんです。現在は僕だけでなく、ほかの歯科医師やスタッフもマイクロスコープを治療に取り入れており、クリニック全体で精密治療の水準が高まっています。スタッフ一同これからも日々の研鑽を怠らず、スキルアップに努めて、患者さんにより良い診療を提供していきます。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。

お口のことでお困り事があれば、本当にどんな小さなことでも気にせずご相談ください。ちょっとした違和感やお子さんの歯並びのこと、以前から気になっていたけれど、なかなか相談できなかったことなど、どんなことでも構いません。それから、阿佐ヶ谷は本当に大事に思っている街なので、この場所で開業できたことは心から幸運だったと感じています。この街にこうして根を下ろし、地域の皆さまに貢献できることがとてもうれしいんです。「今日よりも明日が健康で美しく」という理念を胸に、お一人お一人に丁寧に向き合っていきます。ご家族皆さまで安心して通っていただけたらと思っています。地域の皆さまのお口の健康を長くお支えしていきますので、阿佐ヶ谷ことぶき歯科・矯正歯科を、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
自由診療費用の目安
自由診療とは矯正/88万円~、小児の不正咬合/5万5000円~、インプラント治療/33万円~ ※症例により異なりますので、詳しくはクリニックへお問い合わせください
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

