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尿のトラブルは恥ずかしがらずに
早めに泌尿器科へ相談を

よしながクリニック

(箕面市/箕面萱野駅)

最終更新日:2025/08/06

よしながクリニック 尿のトラブルは恥ずかしがらずに 早めに泌尿器科へ相談を よしながクリニック 尿のトラブルは恥ずかしがらずに 早めに泌尿器科へ相談を
  • 保険診療

尿のトラブルは、年齢を問わず誰にでも起こる可能性がある。それにもかかわらず、「泌尿器科に行ったことがないので不安」「恥ずかしい」などと受診をためらう人も多い。頻尿や尿漏れは日常生活で不便を感じるばかりか、放置すれば悪化して治療に時間がかかるケースもある。また、早めに泌尿器科を受診することで、膀胱がんなどの大きな病気が発見されることもある。そこで、「自己判断せず、専門クリニックを受診するのが、毎日楽しく過ごすことにつながると思います」と語る「よしながクリニック」の吉永光宏院長に、気になる泌尿器科のかかり方について教えてもらった。

(取材日2025年7月22日)

日本泌尿器科学会泌尿器科専門医に相談を、先進の医療機器を用いて適切に診断に努めるクリニック

Q尿のトラブルは放置される場合が多いのでしょうか?
A
よしながクリニック 自己判断せずに専門のクリニックへ受診してほしいと話す吉永院長

▲自己判断せずに専門のクリニックへ受診してほしいと話す吉永院長

頻尿や残尿感、尿漏れなどの尿トラブルは、前立腺肥大症、過活動膀胱、神経因性膀胱、膀胱炎などの病気が引き起こすことが多く、患者は高齢者に偏っていると考えがちです。確かに高齢になると尿のトラブルは増えますが、年齢や性別に関係なく悩みを抱えている人は大勢います。高齢者に多いといわれる前立腺肥大症も、実際は男性の20〜30%が50歳代に発症するといわれています。また、女性に多い膀胱炎は、20〜40歳代の若年層が最も罹患率が高いんです。そんな尿トラブルで注意すべきは、我慢してしまうことです。大したことないと放置していると、症状が悪化して治療に時間がかかることもあります。そのため、早めの受診が大切です。

Q早めに泌尿器科を受診するメリットを教えてください。
A
よしながクリニック プライバシーに配慮した空間で問診・検査を行う

▲プライバシーに配慮した空間で問診・検査を行う

尿トラブルは、日常生活に悪影響を及ぼすこと、また大きな病気が隠れている可能性もあることから、早めの受診が肝腎です。また、尿トラブルの原因は泌尿器科でないとわからないものが多いため、専門のクリニックをお勧めします。例えば、尿意切迫感から過活動膀胱と診断された人が実は低活動膀胱で、使用目的がまったく反対の薬を服用していたというケースもあります。また、検査機器が充実していて、膀胱鏡検査などに対応できるクリニックならば、膀胱がんなどの早期発見・早期治療への近道になるでしょう。自己判断せず、専門クリニックを受診するのが、毎日楽しく過ごすことにつながると思います。

Qこちらは専門的な検査設備が整っていますね。病院のようです。
A
よしながクリニック 超音波診断装置では残尿量や前立腺サイズの測定などを行う

▲超音波診断装置では残尿量や前立腺サイズの測定などを行う

クリニックは、検査機器や設備の整った所を選ぶことが重要です。当院では、患者さんに良質な医療を提供するために、先進の医療機器を積極的に導入しています。軟性膀胱鏡、尿中有形成分分析装置、尿流量測定装置、超音波診断装置などを用いて、総合病院と遜色ないレベル、同等のクオリティーの医療提供をめざしています。イメージとしては「大きな病院の泌尿器科外来が地域にやって来た」という感じでしょうか。一方、尿検査は1分ほどで結果が出るなど、総合病院と比較して検査時間を迅速化しています。これによって、患者さんの待ち時間も大幅に短縮され、スムーズな診療につながっています。

Q男性更年期や産後の尿漏れについても相談して良いのでしょうか?
A
よしながクリニック 他科でなかなか良くならない場合は、一度泌尿器科へ相談を

▲他科でなかなか良くならない場合は、一度泌尿器科へ相談を

泌尿器科の診療領域は、腎臓、尿管、膀胱などの尿路に関係する臓器から、副腎、前立腺、精巣、陰茎、陰嚢まで広範囲に及びます。扱う疾患もさまざまで、例えば男性の性機能障害や不妊症、内科や婦人科を受診する人が多い男性更年期障害や尿失禁も、泌尿器科の診療範囲です。また、妊娠や出産がきっかけで女性を悩ませる尿漏れは、骨盤底筋の緩みが原因とされており、産後ケアに含まれる骨盤底筋トレーニングなども泌尿器科で指導しています。他科でなかなか良くならない場合は、一度泌尿器科にご相談ください。

Q泌尿器科での検査は、痛いというイメージがあります。
A
よしながクリニック 患者が受診しやすいよう工夫をしている

▲患者が受診しやすいよう工夫をしている

受診する前は、「検査が痛そう」「恥ずかしい」と考えていた患者さんが結構いらっしゃいます。しかし、多くは問診と尿検査、超音波検査だけで診断が行われ、婦人科のように内診が必要になることはまれです。当院では、診察時にプライバシーに十分配慮し、超音波検査時はカーテンで目隠しをしたり、診察時には話し声が外に漏れないよう対策をしています。また、治療方法は服薬を中心にして、そこに食事や飲み物の取り方、運動など生活習慣のアドバイスが加わることが大半です。そのため、痛みを伴う治療は基本的にはありません。多くの泌尿器科では患者さんが受診しやすいよう工夫していますので、怖がらずに受診してください。

ドクターからのメッセージ

吉永 光宏院長

尿トラブルなど泌尿器の症状は、日本泌尿器科学会泌尿器科専門医に診てもらったほうが良いと思います。超音波診断装置で残尿量や前立腺サイズを測ったり、尿検査の専門的なデータを用いて適切に診断し、より良い治療方針を立てることができるからです。当院は検査によって、他の診療科の受診が勧められる場合や、より精密な検査が必要な場合は、総合病院をご紹介しています。「痛そう」「恥ずかしい」とためらわず、早めに泌尿器科を受診し、毎日を生き生きと過ごしてほしいですね。

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