着衣のままで痛みの心配も少ない
MRIを用いた新しい乳がん検診
高原クリニック イノベーティブスキャン
(世田谷区/経堂駅)
最終更新日:2026/01/07
- 自由診療
乳がん検診は痛みや恥ずかしさへの不安がつきものだ。一度経験してもうこりごりという人もいるだろう。しかし、定期的に検診を受けなければ、早期発見・早期治療は難しい。「マンモグラフィに苦手意識がある人にこそ、MRIでも乳がん検診ができることを知ってほしい」と力を込めるのが「高原クリニック イノベーティブスキャン」の高原太郎院長だ。MRIの撮影法の一種で、全身のがんを精査できるDWIBS(ドゥイブス)法の考案者でもある高原院長。同院ではMRIを使ったDWIBS法による乳がん検診を行っているが、造影剤の注射などの事前準備も一切不要で短時間で済むという特色がある。子育てや仕事に忙しい世代でも受けやすい、「MRIによる乳がん検診」とはどのようなものなのか、詳しく話を聞いた。
(取材日2025年10月22日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- QMRI検査でも乳がんの検診ができるのですね。
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A
はい。当院では私が考案したDWIBS(ドゥイブス)法という手法を用い、MRIを用いた乳がん検診を行っています。これまで乳がん検診といえばマンモグラフィが主流でしたが、乳腺が多いデンスブレスト(高濃度乳房)があると画像が白くなり、がんが隠れてしまうという欠点がありました。乳がんの罹患率のピークは40代から50代と、まだデンスブレストの影響がある年代なので、できればDWIBS法での検診を推奨したいところです。マンモグラフィのように服を脱いだり圧迫板で乳房を挟んだりしないので「乳がん検診は恥ずかしい、痛い」とためらっていた人も受けやすい検診方法でもあります。
- QMRI検査というと大変そうなイメージがあります。
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A
確かにそういうイメージがありますね。だからこそ、より気軽に受けていただけるよう運用設計しています。検査時間は15分ほどで、事前の準備は不要です。うつぶせになって足からMRIに入っていくので、閉所恐怖症の方でも怖さを感じにくいでしょう。基本的に検査結果は約2週間後に郵送していますが、「即時診断・解説プラン」も選択できます。異常がなかったとしても、不安が解消できるよう丁寧に説明することに変わりはありません。また、異常があった場合は、すぐに次のステップに進めるようにすることも大切にしています。それぞれの患者さんに適切な医療機関を紹介できるように、病診連携にも力を入れています。
- Q検査を受けられない方もいますか?
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A
全身に入れ墨があったり、MRI非対応の古い医療機器を体内に入れていたりしない限り、ほぼすべての方が検査を受けられます。豊胸手術や乳がん手術後で、インプラントが挿入されていても、乳房を挟まないので問題ありません。また、乳房の大きさにも左右されず、漏斗胸でも鮮明な画像を撮影することができます。ただし、授乳中は観察しにくいので、基本的には断乳後3ヵ月からとしています。それでも、授乳中に腫瘍ができる例もありますから、症状のある方は検査予約をお受けしています。マンモグラフィや超音波に比べ、かなりの診断能力があるとの推定もあるので、何かしらの異変を感じたら遠慮せずに相談していただければと思います。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1受付
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同院では電話予約のほか、インターネット経由で予約をしてスマホで受付完了することも可能。事前予約で情報を入れておけば、当日の手続きがさらに簡素化され、支払いなどもスムーズに済ませることができるという。
- 2問診
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受付後は個室へ移動して問診を受ける。プライバシーへの配慮もあり安心できる空間だ。院内セミナーでしっかりとトレーニングを重ねた検査スタッフまたは看護師が待機し、気になるところなどを検査前に聞いてもらえる。単にDWIBS法を用いているだけではなく、オーダーメイドの乳がん検診を受けられるといっても良いだろう。
- 3検査
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1階の検査室で検査を受ける。着衣のままベッドにうつぶせになり、足元からMRIの中にゆっくりと進む。検査中の画像をリアルタイムで医師が読影室などでチェックしていて、必要に応じて瞬時に追加撮影のオーダーが出される。撮影と診断の2つの専門性を持つ医師が、精度の高さにこだわって検査を行っている。通常の所要時間は約15分。
- 4休憩
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2階のカフェスペースで休憩。コンシェルジュなどへ、ざっくばらんに検査に関する感想などを伝えることも可能だ。窓際には電源つきのカウンター席もあり、目の前の公園を眺めながらゆったりと過ごせる。選択した検査プランによっては大型モニターで検査画像を見せてもらいながら説明を受けることも可能だという。
- 5診断結果の郵送
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約2週間後に検査結果が郵送される。ただし、生検が必要と診断されるケースなどはより早く伝えられることもある。治療が必要となった場合は、紹介状を書いてもらうことも可能で、適切な医療へとつなげてもらえる。通常は1〜2年おきに受診、親族に乳がんの家族歴がある場合や、遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)に関するリスクがある場合などは年に1度の検査を勧められる。
自由診療費用の目安
自由診療とはDWIBS法による乳がんMRI精密検診/2万2000円~

