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歯の連鎖的崩壊を防ぐための
予防歯科の重要性

しばた歯科医院

(茨木市/茨木駅)

最終更新日:2025/06/24

しばた歯科医院 歯の連鎖的崩壊を防ぐための 予防歯科の重要性 しばた歯科医院 歯の連鎖的崩壊を防ぐための 予防歯科の重要性
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歯を失う原因として多い虫歯や歯周病。1本でも歯を失ってしまうと口全体のバランスが崩れる。他の健康な歯にもダメージを与えてしまうため、最初から虫歯や歯周病にならないように予防することが大切だ。JR京都線・茨木駅から徒歩1分の場所にある「しばた歯科医院」が注力しているのが予防歯科だ。最近では歯への意識の高まりからセルフケアに気を使っている人も多いが、歯科クリニックにおける予防歯科では、どんなことを行っているのだろうか。そこで今回は、院長の柴田健介先生に、予防の重要性や、歯科医院の取り組み、家でできるメンテナンスなどについて詳しく話を聞いた。

(取材日2024年11月16日)

定期的なメンテナンスで適切にプラークコントロール。初期の段階で歯止めをかけて口腔崩壊の防止につなげる

Qクリニックの取り組みについて教えてください。
A
しばた歯科医院 患者の口腔内の現状や予防の重要性を、患者に丁寧に説明する

▲患者の口腔内の現状や予防の重要性を、患者に丁寧に説明する

当院では症状が出る前に予防する予防歯科に力を入れています。小さなお子さんから中学・高校生までは歯の染め出しを行います。どこが磨けていないかをわかりやすく示して、プラークコントロールを促します。毎日のブラッシングでプラークコントロールをしっかり行えば、虫歯や歯周病予防につながります。当院では、マイクロスコープで撮影し、1年に1回パノラマ写真を撮ります。前回や昨年とどこが違うのか比較し、どこが弱っているのか、もしくは現状維持なのか、口腔内を視覚化することで状態を把握。その情報をもとに口の中の状態に合わせて指導や予防をしていきます。痛みや症状が出る前にメンテナンスで来てもらうことが大切です。

Q予防はなぜ大事なのでしょうか。
A
しばた歯科医院 定期的に口腔内を診ることにより、歯のダメージを最小限に抑える

▲定期的に口腔内を診ることにより、歯のダメージを最小限に抑える

虫歯などで歯を1本でも失うと、口全体のバランスが崩壊してしまいます。例えば、ほかの部分に噛む力が集中してしまった歯の寿命が短くなったり、抜けた歯の隙間を埋めようとして歯並びが崩れ始めてきたりして、残った健康な歯も状態が悪くなり、連鎖的な崩壊を招いてしまう現実があります。さらには噛み合わせのバランスが崩れるとうまく食べ物を咀嚼できなくなり、体の健康にも良くありません。口の崩壊を回避するための方法は、定期的にクリニックで診てもらうこと。もし虫歯や歯周病になってしまった場合、歯へのダメージを最小限に抑えるには、早期にトラブルを発見し、速やかに治療を行うことが何より大事です。

Q痛みや自覚症状がなくても受診したほうが良いのでしょうか。
A
しばた歯科医院 さまざまな症例の診療・治療の経験を積んだ院長

▲さまざまな症例の診療・治療の経験を積んだ院長

虫歯や歯周病は自覚症状がなく進行します。痛みが強く出たときには深刻な状態になっている場合もあるので、痛みや自覚症状がなくても定期的に診てもらうことが大切です。こうした予防の取り組みは、今後かかる治療費の削減にもつながります。例えば、虫歯や歯周病などが初期の段階で発見できれば、治療費は最小限に抑えられますが、1本でも歯がなくなれば、その分の治療費が必要になります。インプラントを入れるとなればそれなりに費用がかかってしまいますし、時間的な拘束や手術など精神的な負担もあります。そのため、定期的に診てもらうこと、初期の段階で歯止めをかけること、この2つがとても重要になります。

Q家でできるメンテナンスは何がありますか?
A
しばた歯科医院 定期検診では普段のブラッシングの癖などを確認

▲定期検診では普段のブラッシングの癖などを確認

まず何より大切なのは毎日のブラッシング。検診でお伝えした結果を持って帰ってもらい、磨けていないところを実践していただきたいと思います。次にデンタルフロスをして隙間に入り込んだものもしっかりかき出すこと。歯ブラシの後にデンタルフロスは手間だと感じる人も多いと思いますが、1日1回やるかやらないかで、5年後、10年後の結果はずいぶん変わってくるでしょう。また当院では、患者さんの歯並びや抱えている症状、口の大きさなどから、歯科衛生士が患者さんに合った歯ブラシやデンタルフロス選びのポイントを説明しているので、ぜひ参考にして口腔ケアを行っていただければと思います。

Qこちらではホワイトニングを希望される方も多いのですね。
A
しばた歯科医院 患者の要望やライフスタイルに合うケア方法を提案している

▲患者の要望やライフスタイルに合うケア方法を提案している

習慣的にコーヒーや紅茶を飲まれている方が多いので、歯の着色が気になってホワイトニングを希望される患者さんが増えています。またメンテナンスで歯の意識が高まった患者さんが、より審美的な美しさを求めてホワイトニングに進む方もいらっしゃいます。ホワイトニングには、ご自宅でできるホームホワイトニングと、クリニックで行うオフィスホワイトニングなどがあり、その人の要望やライフスタイルに合ったものを提案・提供しています。ホワイトニングは、直接的に虫歯を防ぐものではありませんが、ホワイトニング後の歯の状態を保ちたいという意識が生まれることで、口腔ケアの意識が向上し結果的に虫歯予防につながると考えています。

ドクターからのメッセージ

柴田 健介院長

自分自身の歯を健康的に保つことが大切とはわかっていても、多くの人は自分が予防のために何をしたらいいのかは不明な点が多いのではないでしょうか。また、自分ではちゃんと磨いているつもりでも、意外とできていないことも多いです。当院では、入念な検査を行い、皆さんの口腔内の状態を把握し、さらに視覚化して「ここを気をつけたほうがいいよ」と、細かくアドバイスするようにしています。今は痛みや症状が何もないという方も、歯科医院通いを習慣化することで、将来の口腔内の状態が変わってくると思います。ぜひ一度、受診して口腔内の状態をご自身で確認していただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オフィスホワイトニング/3万3000円~、ホームホワイトニング(上下)/3万3000円~、インプラント(1歯)/35万~45万円

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