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市川 麻梨子 院長の独自取材記事

ドレミ歯科クリニック

(広島市中区/比治山橋駅)

最終更新日:2026/05/01

市川麻梨子院長 ドレミ歯科クリニック main

「ドレミ歯科クリニック」の市川麻梨子院長は、患者の「この先生は、本当に不安をわかってくれるだろうか」という気持ちを受け止めて診療に生かしている。頻繁に歯科治療を受けてきた自らの過去を患者に投影し、予想されるリスクや治療のメリット・デメリット、痛みなどを、患者目線で伝えることをモットーにしている。歯の健康維持には、歯科医院に足を踏み入れることと通院を続けることが大前提。同院では、予約のしやすさや入りやすさ、過ごしやすい空間づくりにこだわり、安心して通院できる環境を整えている。口周りの違和感を感じていながらも治療が怖い、あるいはタイミングを逃して行きそびれている、そんな人の背中をそっと押してくれる市川院長に、診療で大切にしていることや、通いやすいクリニックづくりへの想いについて聞いた。

(取材日2026年2月26日)

めざしたのは「怖くない、通い続けられる歯科医院」

かわいらしいイラストが目を引く、アットホームな外観が印象的ですね。

市川麻梨子院長 ドレミ歯科クリニック1

私は子どもの頃、常に歯のトラブルを抱えていて、引っ越しも多かったので、あちこちの歯科医院にかかっていました。さまざまな歯科医院の雰囲気やスタッフさんと接するうちに、自分の理想とする歯科医院が形作られていったんです。それは、「一回行ってみたら怖くなくて、これなら通うことができそう」と思ってもらえる歯科医院です。通院をやめてしまうと症状が改善することはないので、通いやすい雰囲気をめざしました。外観のイラストは、開業に向けて私が全体のデザインを考えていた時、隣で子どもが描いていたものなんです。他にもいろいろと協力してくれたので、まさに家族みんなで作り上げた歯科医院ですね。お子さんからご家族までウェルカムで、フラットな状態からいろいろな選択肢を提示していることが伝わればと思います。

入りやすさを重視されているのですね。お子さん、そしてご家族での通院が多いのですか?

比較的小さいお子さんとその親御さん世代といった若い世代の患者さんが多いですね。車いすの方や足腰の弱い方もスムーズに利用できるよう1階にあり、段差もなく、駐車場も設けているので、ご高齢の方も増えています。インターネットやSNSなどの予約システムを開院時から整えていることも、若い患者さんが多い理由ではないでしょうか。ただ、開院前に勤務していた歯科医院に比べて男性の患者さんが多いのは予想外でしたね。主訴としては虫歯がメインで、「他院での通院をやめてから時間がたっているので、また診てもらうのは抵抗があった」という方も少なくないですね。「特に症状はないが全体的にチェックしてほしい」という方も多く、昔に比べて、若年層を中心に定期的な歯科診療やメンテナンスの意識が高まっているような気がしています。

障害がある患者さんの診療も行っていると伺いました。

市川麻梨子院長 ドレミ歯科クリニック2

重度の障害となると対応できないケースがありますが、発達障害などの患者さんの診療に対応しています。障害者歯科がメインの医療機関での経験を生かし、少しずつ歯科治療に慣れる練習をする、あるいは、少ない回数でスピーディーに進めるなど、状況に合わせた治療を行っています。当院では、患者さんが泣いても動き回っても大丈夫ですし、ご希望であれば個室での治療も可能です。お子さんが診療室で落ち着かなくなってしまうとからと、受診を遠慮している親御さんも、ぜひ安心してお子さんを連れてきてほしいですね。

自身の治療経験を還元し、患者に寄り添った治療を提供

障害者歯科の他にも幅広い歯科診療に携わって来られたそうですね。

市川麻梨子院長 ドレミ歯科クリニック3

兵庫県や広島県の歯科医院で一般歯科診療を行ってきました。ただ、専門である歯科口腔外科の診療実績を積みたかったので、並行して非常勤で歯科口腔外科の診療や手術にも携わってきました。そのため、一般歯科と歯科口腔外科の両方について知識やスキルを磨くことができました。それに、先ほどお話しした医療機関をはじめ、規模や診療スタイルなどが異なる複数の病院や歯科医院で働いたことは、貴重な経験になったと思います。勤務医としてあらゆるケースに対応できる自信がつき、出産したこともあり、将来を見据えて開業しました。

御院では、どのような診療を提供されていますか?

矯正歯科を除く、ほとんどの歯科診療に対応しており、マタニティー歯科や訪問歯科も可能です。歯科口腔外科疾患としては、口腔内のケガや親知らずの抜歯、歯の周辺組織の炎症やできもの、粘膜疾患など幅広く診ています。ただ、この分野は大がかりな施術が必要な場合も多く、当院で対応できるか見極めることも重要で、患者さんのニーズや安全性などの面から、近隣の病院に紹介することもあります。初診では、持病や服用している薬、ライフスタイルなどを、必ず私自身がお話を伺うのが当院のスタイルです。小さな異変を見逃さないよう、拡大鏡を普段の診察で常時使用して診察するとともに、症状に関わらず口腔内をすべて撮影し、画像を交えてわかりやすく説明しています。

先生が診療で大切にしていることを教えてください。

市川麻梨子院長 ドレミ歯科クリニック4

冒頭でお話ししたように、私はこれまでさまざまな歯科治療を受けてきたので、患者さんが訴える症状の多くを実感できると思っています。そのため、ほとんどの施術前に「この治療は私も受けたことがあり、こういう状態になることが見込まれます」などと、お伝えするようにしているんです。「痛みをわかってくれているんだ」と、患者さんに安心してもらえたらうれしいですね。「この治療であれば私のように抜歯せずに済みます」「私も同じ状態で大丈夫だったので心配しなくていいですよ」といったふうに、自分の経験を患者さんに還元するのが私のスタンスです。自分が歯の治療で大変な思いをしてきたからこそ、患者さんが言いにくいことまで察知して、気持ちに寄り添っていきたいですね。

将来後悔することのないように、思い立ったら受診を

スタッフの皆さんも、先生と同じ気持ちで患者さんと接しているのでしょうか?

市川麻梨子院長 ドレミ歯科クリニック5

どのスタッフも私の診療スタンスをしっかり理解してくれており、初診で私が患者さんのお話を伺った後、スタッフとともに診療方針を立てています。経験豊富なメンバーがそろっており、互いにあうんの呼吸で仕事を進めることができるので本当に心強いです。ご家族やご友人を診てほしいと遠方から呼び寄せるスタッフも多く、私のことを信頼してくれているんだとしたらうれしいですね。スタッフは全員女性なので、相談しにくい悩みも気軽に相談してほしいですね。

今後どのようなクリニックに育てていきたいですか?

地域に根差し、子どもであれば大人になるまで成長過程を見守り、大人の患者さんなら、末永くご自身の歯で咀嚼できるようサポートしていきたいです。最近は子どもの成長発達が複雑化しており、口腔機能を正しく使って噛むことができないお子さんが増えている印象があります。今後は小児歯科分野に一層注力し、口腔機能を最大限に活用できるようロングスパンで寄り添っていくつもりでいます。歯茎が健康なうちから、今の状態を長く保てるようメンテナンスを頑張ってもらいたいので、定期的に予防歯科診療に来て、何でも相談してもらえる歯科医院でありたいです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

市川麻梨子院長 ドレミ歯科クリニック6

歯科医師になってから、自分の歯について「早くきちんと治療しておけば良かった」と思った瞬間が何回もありました。歯やお口のことで悩んでいるなら、今のうちに治療すれば、後悔せずに済む未来がめざせます。ただ、歯科医院を転々としてしまうと治療が途切れてしまうので、通い続けることが大切だと思います。当院は、患者さんが入りやすい雰囲気づくりを心がけており、気持ちを推測しながら寄り添う治療を提供しています。きっと気に入ってもらえると思うので、勇気を出して最初の一歩を踏み出してくださいね。