乾 哲也 院長、乾 惠子 副院長の独自取材記事
綱島あお整形外科・皮膚科
(横浜市港北区/綱島駅)
最終更新日:2026/06/15
綱島駅から徒歩4分のクリニックモールにある「綱島あお整形外科・皮膚科」は、日本専門医機構認定整形外科専門医の乾哲也院長と日本皮膚科学会皮膚科専門医の乾惠子副院長が診療にあたる。それぞれ大学病院での専門的な診療と市中病院での幅広い経験を生かし、同院では多様な症例に対応する。院名の「あお」はハワイ語で夜明けや光を意味し、夫婦で力を合わせ、悩みを抱える人にとっての光となる、かかりつけ医をめざすとの思いが込められている。そうした診療方針と診療の特色などを、2人に語ってもらった。
(取材日2024年4月17日/再取材日2026年4月17日)
整形外科と皮膚科を専門とする医師が幅広く診療
こちらでの診療内容をお聞かせください。

【哲也院長】整形外科は、首や肩、腰をはじめとした体の痛みやスポーツでのケガ、ヘルニア、リウマチなどに幅広く対応しています。精密な診断をもとに、薬物療法やリハビリテーション、必要なら先進の治療器も活用して痛みやケガの治療に努め、ケガの予防に役立つ体の動かし方や、アスリートのパフォーマンスアップの指導にも取り組んでいます。
【惠子副院長】皮膚科の診療は、ニキビやイボ、アトピー性皮膚炎などの治療から、尋常性白斑や円形脱毛症の専門的な治療までさまざまです。しみ、しわ、ほくろなど肌のお悩みには美容皮膚科で対応でき、30、40代の方に加えて高齢の方も多く来院されています。比較的短時間で効果が期待できる方法もご提案できますのでご相談ください。
整形外科と皮膚科を併設されているのですね。
【哲也院長】待合スペースは受付を中心に診療科ごとにエリアを分け、美容皮膚科では快適にお過ごしいただけるようホスピタリティーを重視し専用の待合スペースを設けています。両科を併設したことで、原因が皮膚にあるのか皮下組織なのかをすぐに判別できない症状も十分に精査した上で適した診療科で対応できます。ケガの場所によっては整形外科より皮膚科で診たほうが整容性に期待できるケースもあり、外反母趾の患者さんで巻き爪だった場合などは両科で協力して治療できるのも強みです。
【惠子副院長】皮膚科では超音波検査やエックス線画像診断のような整形外科で行う検査も用いて、より適切な診断・治療につなげられる点もメリットです。例えばドアに手を挟んだときのケガや手のひら・足の裏の痛みで受診されたときも当院ならエックス線画像で骨折がないか痛みを感じる皮膚の奥にある腱や骨には問題がないのかといった点をすぐに確認できますから。
院内の造りや設備面での特色を教えてください。

【惠子副院長】患者さんがリラックスできるよう、院内のデザインは落ち着いたグレーと木目を基調にして、親御さんの受診中にお子さんが遊べるようにキッズスペースも用意しました。診療面では、尋常性白斑や円形脱毛症の紫外線療法に使用する治療器や、多汗症の治療器、レーザーなどさまざまな機器をそろえています。
【哲也院長】整形外科では超音波検査装置やエックス線画像診断装置、骨粗しょう症の診断に利用されるDEXA法の骨密度検査装置も備えています。リハビリテーション室は90平米超と広く、運動療法を行うベッド、けん引治療器、低周波治療器、トレーニングマシンなども設置しました。
充実したリハビリに加え、先進の治療法にも対応
整形外科ではどのような症例に注力されていますか。

【哲也院長】骨粗しょう症や関節リウマチ、変形性膝関節症などの病気、スポーツでのケガに対し、手厚いリハビリで痛みの改善とケガの早期回復に努めています。リハビリのスタッフは、主に全身の運動療法を担う理学療法士が2026年5月に2名から3名に増え、手の作業など日常生活動作の回復を得意とする作業療法士は現在2名在籍しています。受け入れ体制が拡充し、患者さんに合ったリハビリをさらにご提供しやすくなりました。また超音波骨折治療器をはじめ、疼痛の改善や組織修復の促進をめざした拡散型体外衝撃波装置など各種機器を導入しています。いろいろな治療を受けても痛みが続く膝や肩、手首、指などでお悩みの患者さんには痛みの緩和を目的とした関節内注射も行っています。
皮膚科の治療にはどんな特色があるでしょうか。
【惠子副院長】大学病院で専門にしていた尋常性白斑や円形脱毛症、汗関連の症状のほか、アトピー性皮膚炎の治療にも力を入れています。多汗症は塗り薬に加え、イオントフォレーシス治療などに対応し、乾癬やアトピー性皮膚炎は従来の塗り薬や飲み薬以外に、重症の患者さんには生物学的製剤もご提案可能です。当院は先進の治療法も積極的に導入していますから、従来の治療法では治りにくかった方も一度ご相談ください。美容皮膚科では皮膚科の専門知識をもとに診療し、患者さんが安心して施術を受けられるように信頼関係を大切にしています。美容面での皮膚のケアは皮膚疾患の予防にもつながるので、皮膚科と美容皮膚科の両面から肌をトータルにサポートするクリニックをめざしています。
そのほか今後の取り組みなどを教えてください。

【哲也院長】整形外科では外反母趾、扁平足に起因する足底筋膜の炎症など、足の形状により生じる痛みの治療の一つとして、医師の診断により保険診療となるインソールの作成もご提案しています。加齢や体重増でO脚が進行して膝が痛むケースも、足底の重心のバランスを整えるためにインソールを入れると痛みの軽減につながることもあるのでご相談ください。また骨粗しょう症の予防・治療も今後さらに重要と考え、DEXA法による検査で骨密度をより適切に測定し、その結果をもとに食事と運動の指導、患者さんに適した薬物治療を行っています。ただ、50〜60代の方は骨密度の低さに危機感を持たないことも多いため、骨折して周囲の手伝いが必要になるケースなど、骨粗しょう症が招きやすい生活の質の低下をイメージしやすいよう伝え、治療の意識を高めてもらうなど工夫しています。
丁寧な説明と対応で安心して長く通えるクリニックに
お二人のご経歴や開業のきっかけをお聞かせください。

【哲也院長】大学卒業後は順天堂大学で整形外科の医局に入局しました。大学病院や関連病院に在籍中はスポーツ整形分野にも力を入れ、前十字靱帯や半月板など膝の治療では多くの経験を積みました。部活動などで活躍するお子さんや学生さんのケガの治療にも取り組み、高齢の方が抱えるさまざまな体の痛みの治療にも従事。私の両親が地元のクリニックで診療する医師だった影響で、医師を志したときから開業を考え、ご縁があって綱島に夫婦で地域密着のクリニックを開設できました。
【惠子副院長】私は大学卒業後、東京科学大学の皮膚科の医局に入局し、大学病院では円形脱毛症や尋常性白斑、汗関連の疾患などの専門の外来を担当。エキシマライト光線療法や手術も経験しました。そのほか地域の病院やクリニックでは、ニキビをはじめとした肌トラブルから悪性腫瘍の治療まで幅広く診療してきました。
診療の際に心がけていることは何でしょうか。
【哲也院長】お子さんでも高齢の方でも基本的に敬語で接し、スタッフも含めて患者さんへの丁寧な対応を心がけ、診療時はカルテやパソコンばかり見ないで、できるだけ患者さんの顔を見てじっくりと話を伺います。また生活習慣や家庭・仕事での姿勢などに症状を悪化させる要因がないかを探り、体への負担軽減につながる姿勢や生活面でのアドバイスも行っています。
【惠子副院長】診療室では緊張して「聞きたいことや言いたいことを忘れる」患者さんも多いので、診療時に緊張しない雰囲気づくりを大切にしています。皮膚疾患にお悩みの方には、お風呂の適切な温度やボディタオルの使い方といった症状の軽減が図れるような生活の工夫もお伝えするなど、患者さんに「今までより良くなった」と実感していただけるように心がけています。
地域の皆さんにメッセージをお願いします。

【哲也院長】当院は駅近くの立地や落ち着いた院内、丁寧な対応など、通いやすい環境づくりを心がけています。先進の治療法の導入などで診療面でも幅広く対応できますから、気軽にご相談ください。また整形外科や皮膚科は慢性的な症状に悩まれている方が多く、当院なら1ヵ所で両科を受診できて通院の負担も軽減できます。
【惠子副院長】地域密着を第一に、皮膚疾患で通院していたお子さんが成長して美容皮膚科にいらしたり、親子2代、3代と家族ぐるみで受診していただけたりと、長く安心して受診できるクリニックをめざしています。お子さんから高齢の方まで、困った時にはいつでもご相談ください。
自由診療費用の目安
自由診療とはしみ治療/1万1000円~、しわのケア/1万3200円~、ほくろ・イボの除去/5500円~

