全国のドクター14,112人の想いを取材
クリニック・病院 160,281件の情報を掲載(2026年2月27日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 中野区
  4. 東中野駅
  5. 東中野糖尿病内科クリニック
  6. 長いスパンで合併症に目を光らせ糖尿病患者の生活の質を守りたい

長いスパンで合併症に目を光らせ
糖尿病患者の生活の質を守りたい

東中野糖尿病内科クリニック

(中野区/東中野駅)

最終更新日:2025/11/13

東中野糖尿病内科クリニック 長いスパンで合併症に目を光らせ 糖尿病患者の生活の質を守りたい 東中野糖尿病内科クリニック 長いスパンで合併症に目を光らせ 糖尿病患者の生活の質を守りたい
  • 保険診療

健康診断で血糖値を指摘されるのは珍しいことではない。「昨年もそのままで何もなかったから」などと放置している人もいるだろう。しかし「できるだけ早く糖尿病を専門とするクリニックを訪ねてください」と注意を呼びかけるのが「東中野糖尿病内科クリニック」の吉田直史(よしだ・なおし)院長だ。糖尿病は自覚症状がないまま合併症が進行しているケースもある。早期からきめ細かに見守ることで、10年、20年先の未来が変わるといっても過言ではない。東京女子医科大学糖尿病センターで「あらゆる合併症を見逃さない」ための研鑽を積み、100歳を過ぎても元気なまさに「一病息災」の患者も診てきた吉田院長。なぜ糖尿病はあなどれないのか、どのような治療が大切なのか詳しく聞いた。

(取材日2025年10月15日)

糖尿病は合併症の予防が大事。早期から専門とするクリニックに相談を

Q糖尿病を発症してしまう原因について知りたいです。
A
東中野糖尿病内科クリニック 全身状態をしっかり「診る」治療を心がける

▲全身状態をしっかり「診る」治療を心がける

糖尿病は大きく分けて1型糖尿病、2型糖尿病、その他があります。子どもや若年層に多い1型糖尿病はインスリンを作れなくなる自己免疫疾患でウイルス感染などが関係しているといわれていますが、原因不明の例も少なくありません。一方、日本では2型糖尿病の比率が高く、遺伝的素因や間違った生活習慣などが誘因となります。さらに、膵臓疾患による膵性糖尿病、妊娠糖尿病、ステロイド剤の副作用で起きる薬剤性糖尿病などさまざまな分類があります。どの糖尿病だったとしても治療の目標は同じで「糖尿病がない人と変わらない生活の質と寿命を実現すること」です。目標達成のためには糖尿病に特徴的な合併症を予防することが鍵になります。

Q糖尿病の合併症にはどのようなものがありますか。
A
東中野糖尿病内科クリニック 重くなる前に少しでも早く相談することが大事

▲重くなる前に少しでも早く相談することが大事

高血糖が長期間続くことで血管の壁は次第に傷ついていきます。細い血管が損傷して起きるのが糖尿病性神経障害、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症の糖尿病三大合併症です。糖尿病性腎症から透析、糖尿病性神経障害から下肢切断、糖尿病性網膜症から失明に至る場合もあり、生活の質の著しい低下は免れません。さらに、太い血管にまで影響が及ぶと心筋梗塞、脳梗塞、脳出血、大動脈解離など命の危機を招くこともあります。その他糖尿病は膵臓がんをはじめとするがんの発症リスクを高める点も見過ごせません。多岐にわたる合併症を、できれば生涯にわたって予防するのが重要ですが、すでに発症不可避の段階でも1日でも先延ばしにする努力が問われます。

Qどうすれば糖尿病の合併症を防げるのでしょうか。
A
東中野糖尿病内科クリニック 一人ひとりの病状に合わせて食事と運動の管理をしていく

▲一人ひとりの病状に合わせて食事と運動の管理をしていく

合併症を防ぐには血管を守ることが重要であり、血糖のコントロールを基盤に、血圧や脂質のコントロールも欠かせません。一人ひとりに合った食事と運動の管理を組み合わせ、必要に応じて薬物療法も行います。また、合併症の早期発見のためには定期的な眼底検査、神経障害チェック、糖尿病性腎症のステージを知るための早朝第一尿による尿中アルブミン検査なども大切です。注意が必要なのは心電図や心エコーではわからないタイプの無症候性心筋虚血です。当院では提携している循環器内科の先生にリスク因子の多い患者さんの冠動脈精査をお願いしています。ただちに手術によるカテーテル治療が必要になることもあるため、軽視はできません。

Q糖尿病を専門とする医師を受診するメリットは何ですか。
A
東中野糖尿病内科クリニック 大学病院レベルの治療を提供

▲大学病院レベルの治療を提供

糖尿病は一般的な内科クリニックでも相談できます。ただ、近年の糖尿病治療薬の進歩はめざましいものがあり、いつ、どの薬を使うかは経験に基づく判断力が必要です。また、すでにある程度症状が進行している方ほど日本糖尿病学会糖尿病専門医を訪ねるメリットがあるともいえます。なぜなら、血糖コントロールのみならず、糖尿病の合併症の進展を抑制するための治療を行えるからです。また、合併症は全身に及ぶので、循環器内科、整形外科、眼科などと密に連携しているかどうかも重要です。

Q専門とする医師を中心に長い目で見守るのが大切なのですね。
A
東中野糖尿病内科クリニック 療養指導は糖尿病を専門とする看護師が担当

▲療養指導は糖尿病を専門とする看護師が担当

大切なのは血糖値を「見る」だけではなく、最後まで生活の質を保てるように「診る」ことです。時には何十年にも及ぶ戦いとなるので、患者さんがモチベーションを維持できるようにしなくてはいけません。間違った生活習慣を自ら改められるような行動変容につながる一言をかけられるか、これにも経験が必要です。そのため、当院では糖尿病を専門とする看護師が療養指導を行うようにしています。また、膵臓がんなどを初期で見つけられるよう熟練の検査技師による細心のエコー検査も行っています。糖尿病に強みを持つ多職種のスタッフで、一人ひとりの患者さんが自分の生活リズムに合わせ最大限努力できるようにサポートしていきたいと思っています。

ドクターからのメッセージ

吉田 直史院長

日本には糖尿病患者だけでなく糖尿病予備軍も多くいます。ありふれた病気の一つですが「たかが糖尿病」と油断はできません。実際、世界でも数多くの人が糖尿病の合併症などで命を落としています。当院では「されど糖尿病」という意識を忘れず、あらゆるリスクに対応することを心がけています。全身状態を評価しうる検査は院内で一通り行える体制を整え、大規模病院とも密に連携しています。専門としているからこそ、どのような段階でもより良い状態に導くための策はありますが、早めの受診をお勧めしています。糖尿病の誘因となるメタボリックシンドロームの診療に関しても注力しているので、気軽にご相談ください。

Access