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自身とパートナーを守るために
性感染症を疑ったら早期受診を

蒲田駅前内科・泌尿器科・皮膚科クリニック

(大田区/蒲田駅)

最終更新日:2025/01/31

蒲田駅前内科・泌尿器科・皮膚科クリニック 自身とパートナーを守るために 性感染症を疑ったら早期受診を 蒲田駅前内科・泌尿器科・皮膚科クリニック 自身とパートナーを守るために 性感染症を疑ったら早期受診を
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蒲田駅東口から徒歩1分の「蒲田駅前内科・泌尿器科・皮膚科クリニック」では総合診療を行っており、その中には性感染症も含まれる。開業前からプライマリケア全般に携わり、内科診療はもちろん、クラミジア、淋菌、梅毒などの性感染症を数多く診てきた宮本一成院長。「性感染症で重要なのは早期治療。ぜひパートナーと一緒に受診を」と呼びかける。たとえ表面上の症状が一時的に消えても、感染力は消えない性感染症。しかし現代では新たな薬が次々と開発されていて、B型肝炎、C型肝炎、梅毒も含めて多くの場合で完治をめざせるそうだ。性感染症の症状や放置した場合のリスクについて宮本院長に聞いた。

(取材日2024年9月25日)

性感染症は早期受診が重要。適切な治療を受ければ、B型肝炎、C型肝炎、梅毒も含めて完治をめざせる

Q性感染症とはどのような病気を指すのですか?
A
蒲田駅前内科・泌尿器科・皮膚科クリニック 内科、泌尿器科、皮膚科を標榜

▲内科、泌尿器科、皮膚科を標榜

性感染症とは、性器や口など性行為を通じて発症する感染症のことです。具体的には、クラミジア感染症、カンジダ症、トリコモナス、マイコプラズマ・ウレアプラズマ感染症、淋病、尖圭コンジローマ、梅毒、後天性免疫不全症候群(AIDS/エイズ)、性器ヘルペス、B型肝炎、C型肝炎など。性交渉の相手から自分に、もしくは自分から相手にうつすこともありますから、心配な症状があればご自身だけでなくパートナーも一緒に検査を受けてください。ほとんどの場合で保険が適用されますが、一部検査の内容や性別によってはその限りではありません。保険適用の有無については、都度お伝えいたします。

Qどのような症状が出るのでしょうか?
A
蒲田駅前内科・泌尿器科・皮膚科クリニック 気になる症状が出た場合、早期に相談を

▲気になる症状が出た場合、早期に相談を

陰部にできものができたり、かゆみや違和感を感じることが多いです。男性では、尿道炎により排尿時に痛みを感じることもありますね。女性ですと、おりものの異常で気づく方もいらっしゃいます。症状は必ずしも陰部だけに表れるのではなく、口での性行為があれば喉に炎症や痛みを生じることもありますし、体のあちこちに発疹が出ることも。例えば梅毒ではバラ疹という特徴的な発疹が、手足や唇など体全体に表れます。感染してすぐに症状が出るものもあれば、数年間潜伏してから表れることもあります。また一度出た症状が治療をしなくても消えることがあるのですが、決して病気が治ったわけではありません。

Q放置するとどのようなリスクがありますか?
A
蒲田駅前内科・泌尿器科・皮膚科クリニック 性感染症を放置すると、不妊の原因になることも

▲性感染症を放置すると、不妊の原因になることも

たとえ症状が一時的に消えていたとしても、その間に性交渉を行えば相手にうつるリスクが高いです。避妊具は性感染症のリスクの軽減につながるものの、梅毒などは菌のついた皮膚からも感染しますから、ほぼ防ぎようがありません。また、性感染症は不妊の原因にもなり得ます。もし妊娠した状態で感染してしまうと、おなかの中の赤ちゃんにも影響を与えかねません。一度でも違和感や異常を感じたならば、症状が消えたからといって安心せず、すぐに受診すると同時に性交渉は控えてください。ご自身の病状の悪化だけでなく、パートナーの体にも悪影響を及ぼす恐れがあります。

Q検査や治療について教えてください。
A
蒲田駅前内科・泌尿器科・皮膚科クリニック 適切に診断し、適切な治療へとつなげる

▲適切に診断し、適切な治療へとつなげる

性器に水ぶくれができる性器ヘルペスや、できものが生じる尖圭コンジローマなどは、視診でほぼ診断が可能です。梅毒の発疹も特徴的ですが、確定診断のために血液検査を行います。後天性免疫不全症候群(AIDS/エイズ)も血液検査で診断します。見落とされがちなのは喉の症状で、当院にも「呼吸器内科でエックス線をしてもらったが、異常がなかった」と悩み、原因がわからず当院にたどり着く方もいらっしゃいます。治療の基本は内服薬もしくは注射です。現代では新たな薬が次々と開発されていて、B型肝炎、C型肝炎、梅毒も含めて多くの場合で完治をめざせます。

Q性感染症の受診はハードルが高いように感じるのですが……。
A
蒲田駅前内科・泌尿器科・皮膚科クリニック 他科と合わせての受診も可能

▲他科と合わせての受診も可能

そのように思う方も多いでしょう。ですが性感染症は原因に応じた治療を行う必要があり、早めの受診が大切。私は総合診療を行う医師として、年代も症状も多様な患者さんの不調に広く向き合っています。当院には内科や皮膚科で受診する患者さんも通われていますし、実際に「頭痛に悩んでいるが、実は陰部にも違和感を感じる」など、複数の症状を訴える方もいらっしゃいます。順番が来たらお名前ではなく番号で呼び出しますし、どの科の受診なのかが他の方にわかることはありません。触診ではなく尿検査で判別できる性感染症もあります。このような受診環境ならば、心理的なハードルも下がるのではないでしょうか。

ドクターからのメッセージ

宮本 一成院長

病気を悪化させないため、また感染の拡大を防ぐためにも、性感染症は早期治療が重要です。自覚症状のあるものが多いですから、少しでも違和感を感じたら放置は厳禁。そのほかにも、喉の異常が続いたり、パートナーが性感染症になったなど思いあたる節がありましたら、早めに検査にいらしてください。当院は蒲田駅東口から徒歩1分。土曜も含めて夜7時30分まで診療を行っており、通勤や通学の帰りに立ち寄られる方も多いです。患者さんのプライバシーにも配慮して、明るく開放的な雰囲気づくりを心がけています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

性感染症検査:梅毒/3000円、HIV/5000円、淋菌/3000円、トリコモナス/5000円 ※詳細については、クリニックにお問合せください。

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