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宮本 一成 院長の独自取材記事

蒲田駅前内科・泌尿器科・皮膚科クリニック

(大田区/蒲田駅)

最終更新日:2024/10/10

宮本一成院長 蒲田駅前内科・泌尿器科・皮膚科クリニック main

蒲田駅を出てすぐの場所で、2024年9月より診療を行う「蒲田駅前内科・泌尿器科・皮膚科クリニック」。東邦大学の出身で、医師としてのキャリアの多くを蒲田で積んだ宮本一成院長が「蒲田の地に恩返しがしたい」と開業したクリニックだ。日本内科学会総合内科専門医として、子どもから高齢者まであらゆる症状に対応。院内に先進のCT検査機器を備え、放射線治療の専門知識と読影技術を駆使して適切な診断に努めている。さらに東邦大学との連携やネットワークを生かし、必要と判断した際は適切な医療機関にスムーズに紹介。「その見極めも開業医の役目です」と穏やかな口調で話す宮本院長に、診療時の心がけや今後の展望など話を聞いた。

(取材日2024年9月20日)

「誰も断らない医療の最初の入り口」をめざして

蒲田駅からすぐの通いやすい立地ですね。

宮本一成院長 蒲田駅前内科・泌尿器科・皮膚科クリニック1

蒲田駅東口を出て少し左に歩くと到着しますので、迷わずいらしていただけるかと思います。土曜も含めて夜7時30分まで診療を行っており、通勤や通学の帰りに立ち寄られる方も多いですね。アプリを使えばオンライン予約やウェブ問診、クレジット決済も利用可能。なお予約優先ではありますが、ご予約がなくても対応いたします。院名に「内科・泌尿器科・皮膚科」とありますが、「何科に行ったらいいのかわからない」という症状でもぜひいらしてください。日本内科学会総合内科専門医として、お子さんからご高齢の方まで、的確なアドバイスと治療につなげていきたいと思っています。

先生はこれまでどのような症状を診てこられたのですか?

私は自分自身が医療のお世話になった経験から「医師」という職業に興味を持ち、初めはいわゆる「スーパードクター」に憧れていたんです。それもあり東邦大学を卒業後、東邦大学医療センター大森病院では救急医療・主に救命救急センターを選びました。ほかにも内科、小児科、皮膚科、アレルギー科、泌尿器科、産婦人科、麻酔科、性感染症科と広く経験してわかったのは、私の性格には、患者さんと向き合う「内科」が合っているということでした。そこで総合診療の医師をめざすことになるのですが、もう一つわかったのは画像診断と読影技術の大切さ。日本医学放射線学会放射線科専門医を取得することで、広く全身の診断・治療を行うことが可能になりました。その後、大規模総合病院の放射線治療科では主に悪性腫瘍を、総合診療を行うクリニックではプライマリケア全般を診療してきました。

なぜ開業を選ばれたのですか?

宮本一成院長 蒲田駅前内科・泌尿器科・皮膚科クリニック2

総合診療の医師として、誰でも何でも相談できる「誰も断らない医療の最初の入り口」を作りたかったからです。これまでの経験で、患者さんの全身を診られるだけのスキルは身についたと自負しています。開業場所は初めから蒲田と決めていました。大学時代から長く過ごした蒲田は、私にとって地元ともいえる場所。にぎわいも人情味もあり、大好きな場所なんです。この辺りで開業した大学時代の仲間も多く、大森病院が近いのも魅力ですね。自分で責任をもって対応すべきか、専門的な検査や治療など適切な医療につなぐべきか、しっかり見極めるのも開業医の役目ですから。開業にあたり、院内のレイアウトや体制づくりは妻が手伝ってくれました。全体的に明るく開放的な雰囲気を意識して、壁紙の色も工夫して選んだんですよ。

早期発見や不安の解消に役立つCT検査

悩みが複数ある場合にも相談できますか?

宮本一成院長 蒲田駅前内科・泌尿器科・皮膚科クリニック3

もちろんです。高血圧と皮膚症状など、複数のお悩みも併せてご相談ください。それぞれがまったく別物なこともあれば、一つの病気が複数箇所に影響することもありますし、性感染症など「皮膚科なのか婦人科なのか」と診療科を迷うような症状もありますよね。総合内科専門医とは、循環器や呼吸器など内科の知識を広く持ち、適切な診断を行う医師のこと。どのような不調でも、まずはご相談いただければと思います。

CT検査も院内で受けられるのですね。

はい。画質の鮮明な先進のタイプを導入しています。開業医でCTを備えているのは珍しいかもしれません。その理由は高額であることのほかに、読影技術をもつ医師が必要だということもあるでしょう。私は総合内科専門医であると同時に、放射線治療も専門。CTの有用性を存分に生かして、確定診断につなげられると考えています。CT検査は病気の早期発見だけでなく、不安の払拭にも役立ちます。例えば頭痛の症状があった際、「脳腫瘍ではないか」と不安になる方もいらっしゃいます。もし本当に重い病気が隠れているならば早期発見に越したことはないですし、原因が些細なものだとわかった場合は安心感につながります。患者さんの不安を取り除いて差し上げることも、かかりつけ医の大きな役目なんです。

診療の際に心がけていることをお聞かせください。

宮本一成院長 蒲田駅前内科・泌尿器科・皮膚科クリニック4

患者さんの話をよく聞いて、検査結果をしっかりと確認し、適切な判断ができるよう努めています。当院で治療を行う場合には、曖昧なことを言わずにきちんと症状や病名をお伝えします。もし当院では確定診断や治療が難しいと判断したら、迷わずに適切な先へつなげるのでご安心ください。「こちらに相談して良かった」と思っていただけるような診療を提供していきたいですね。そして優しく温かな対応で接すること。私自身も幼少期に先生に優しくしてもらった記憶があり、その先生のように、医師として人として優しい人間でありたいと思っています。また、患者さんの通院の負担を減らすために、アプリを活用して血液検査や尿検査などの検査結果の通知や処方箋の閲覧が行えるものを導入しております。

スタッフたちとともにクリニックを成長させていきたい

スタッフの皆さんの丁寧な対応も印象的です。

宮本一成院長 蒲田駅前内科・泌尿器科・皮膚科クリニック5

複数人いる看護師や事務スタッフのうち、何人かは以前から親交のある方々です。新たに採用するにあたっては、スキルだけでなく「優しさ」を重視しました。結果、思いやりにあふれたスタッフがそろって、開業を迎えることができました。慣れないことばかりで慌ただしいこともありますが、具合の悪そうな患者さんを奥にご案内したり、人手の足りないポジションを補い合うなど、スタッフたちが自主的に動いてくれています。院内が清潔に保たれているのも、ポスターが見やすく整えられているのも、スタッフたちのおかげです。これからも皆で力を合わせて、より良いクリニックへと成長していきたいですね。

お忙しい日々の中、休日はどのように過ごされていますか?

今は自分の診察能力をもっと上げたいと思っていて、休日は勉強時間に充てています。当院には年代も症状もさまざまな患者さんがいらっしゃるのですが、すべてにおいて満点の診察ができているとは言い切れません。泌尿器科のご相談に対して膀胱鏡の検査はできませんし、赤ちゃんの診察にももっと力を入れていきたいですね。学びを続けて、いずれは当院の診療に反映していきたいです。

診療の幅がますます広がりそうですね。

宮本一成院長 蒲田駅前内科・泌尿器科・皮膚科クリニック6

診療室も4部屋ありますから、幅は広げていきたいですね。私自身のスキルアップもそうですし、東邦大学の先生に定期的に来ていただくことも考えています。それに伴って設備も充実させていこうと構想を練っております。少し先の話ではありますが、数年後に実現できればと思います。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

勤務医時代、総合病院や大学病院で「何科に行っていいかわからない」「子どもの受診のついでに、生活習慣病の常用薬を処方してもらえないだろうか」という患者さんの声を多く耳にしてきました。それを解決できるのが総合診療だと考え、実現するために蒲田の地で開業しました。不調があれば、まずは一度いらしてください。患者さんの不安を解消し、的確なアドバイスができるよう力を尽くします。

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