排尿の悩みは専門家へ
早めの相談で毎日を楽で豊かなものに
はしむらクリニック
(羽曳野市/藤井寺駅)
最終更新日:2026/01/08
- 保険診療
排尿トラブルは「年のせい」「様子を見よう」と受診が遅れがちな疾患だ。女性では恥ずかしさから、子どもでは「そのうち治るだろう」と我慢してしまうケースも少なくない。しかし、その間に生活の質が低下してしまうこともある。羽曳野市にある「はしむらクリニック」の橋村正哉院長は、日本泌尿器科学会認定の泌尿器科専門医。腎臓・膀胱・前立腺など、排尿に関わる臓器を幅広く診療し、丁寧な問診と検査を重ねながら、一人ひとりの生活に合った治療を大切にしている。「我慢せず、早めに相談してほしい。少しの工夫や治療で、毎日をもっと楽に過ごせるようになります」と橋村院長。内科・皮膚科も併設し、家族で通える身近な医療機関として地域に寄り添う橋村院長に、泌尿器科受診のポイントや治療について話を聞いた。
(取材日2025年12月12日)
目次
生活に直結する排尿トラブル。快適な毎日をめざし、泌尿器の専門家が生活背景に配慮した治療を実践
- Qどのようなときに泌尿器科を受診すれば良いのでしょうか?
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A
▲問診や検査を通して症状に合った治療をすることが大切と話す院長
泌尿器科は、いわゆる「おしっこ」に関わるトラブルを専門に診る診療科です。尿をつくる腎臓、ためる膀胱、通り道となる尿管・尿道、男性では前立腺など、尿の生成から排出までに関わる器官を幅広く診療しています。男性生殖器もこれに含まれるため、性に関わる問題も診療します。診療範囲が意外と広いことに驚かれる方も多いです。それだけに同じ症状であっても、その背景にはさまざまな原因が隠れていて、問診や検査を通して一人ひとりの状態を確認して治療をしていくことが大切です。気になる変化があった時や、これまでの治療で改善しないと感じたときは、早めに「おしっこ」の専門家である泌尿器科にご相談ください。
- Qよくある症状について教えてください。
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A
▲排尿に関する症状が老若男女問わず受診のきっかけとして多い
受診のきっかけとして多いのは、「おしっこを我慢できない」「何度もトイレに行きたくなる」「急に強い尿意を感じる」といった排尿に関する症状です。また、「尿に血が混じる」「健康診断で尿の異常を指摘された」といった相談も少なくありません。こうした症状の背景には、女性では膀胱炎や過活動膀胱、男性では前立腺肥大症や前立腺の炎症、男女共通では尿路結石や腎臓・膀胱の病気など、さまざまな疾患が関係していることがあります。つい年齢のせいだと思って我慢される方も多いのですが、必ずしも高齢者だけの問題ではなく、40~50代で悩む方も珍しくありません。症状が軽いうちに一度確認しておくことで、安心につながるでしょう。
- Q放っておくと、どんなリスクがありますか?
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A
▲日々を快適に過ごすため、排尿の症状は軽視せず治療を受けよう
排尿の症状を放っておくことで日常生活にさまざまな支障が出てくることがあります。例えば、トイレが近いことで旅行を諦めてしまったり、車での移動中も頻繁に休憩が必要になったり。夜間頻尿が続くと、何度も起きるので睡眠不足になり、ご本人だけでなく家族まで寝不足になってしまうことも。また、尿が出にくい状態を放置すると、膀胱に尿が残りやすくなり、感染や腎臓への負担につながる場合もあります。治療によって外出や睡眠が楽になることが見込めるケースも多いです。せっかくの人生を我慢で制限するのではなく、日々を少しでも快適に、楽しく過ごしてほしいと考えています。
- Q検査や治療法について教えてください。
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A
▲体への負担が少ない尿検査や内視鏡検査で原因を探る
まず行うのは尿検査と、腎臓や膀胱を確認するエコー検査です。これらは体への負担が少なく、原因を探るために欠かせない基本的な検査です。必要に応じて、おなかのエックス線検査や、尿の勢いを調べる検査、残尿量の測定を行うこともあります。また、詳しい確認が必要な場合には、細くやわらかいカメラを使った膀胱の内視鏡検査を行うこともありますが、痛みや恥ずかしさには十分配慮しています。治療は、検査結果を踏まえ、お薬による治療が中心になることが多いですが、水分の取り方など、生活の見直しだけで改善するケースも少なくありません。必要に応じて排尿日誌を活用しながら、無理のない方法で症状の改善をめざしていきます。
- Qこちらのクリニックの特徴を教えてください。
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A
▲「一人ひとりの生活を優先した診療」を大切に患者の負担を減らす
当院で大切にしているのは、「一人ひとりの生活を優先した診療」です。症状だけでなく、お仕事やご家庭の状況、ご本人やご家族の考え方を伺い、その方に合った治療を一緒に考えます。しっかり治療したい方にはきっちりと、仕事や生活を優先させたい方には無理のない方法を提案します。また、内科・皮膚科も併設しているので、この症状は皮膚科か、泌尿器科か、はたまた内科か、と迷う場合も気軽にご相談いただけます。駐車場が広く車で通院しやすいことや、ウェブから予約可能な時間帯予約制のシステムを導入し、待ち時間削減への取り組みをしていることも特徴といえると思います。それでもお待たせしてしまうことは多々ありますが……。

