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河路 光介 先生の独自取材記事

大阪なんば内科・消化器内視鏡クリニック

(大阪市浪速区/なんば駅)

最終更新日:2024/08/07

河路光介先生 大阪なんば内科・消化器内視鏡クリニック main

大阪メトロ御堂筋線・なんば駅直結、JR難波駅、大阪難波駅からも徒歩圏内とアクセス抜群の場所にある「大阪なんば内科・消化器内視鏡クリニック」。2024年6月に開業した同院は、患者第一を掲げる奥久徳(おく・ひさのり)院長のもと、2人の常勤医師が在籍している。その1人が、研究者から医師へと進路変更した異色の経歴の持ち主である河路光介先生。地域の中核病院や大学病院などで内視鏡検査の技術を磨き、肝臓の診療にも深く関わってきたという。柔和な笑顔と優しい口調が魅力の河路先生に、これまでのキャリアや入職の経緯、診療の際に心がけていることなど、幅広く話を聞いた。

(取材日2024年7月12日)

研究者から医師へ。診療ではわかりやすい説明に注力

異色の経歴をお持ちだと伺いました。

河路光介先生 大阪なんば内科・消化器内視鏡クリニック1

ノーベル賞を受賞するような研究者になりたいという夢を持って、京都大学理学部および大学院で学び、基礎研究を続けていました。しかし現実は甘くなく、研究者として生きていくのは困難だと限界を感じてしまったんです。そこで新たな道を考えたときに思いついたのが医師でした。医師を選んだ理由は、これまで生物学を専攻し、生き物のスペシャリストをめざしていたため、次は生物としての人間のスペシャリストとして社会貢献がしたいと考えたから。加えて当時、塾講師をしていたのもあって、さまざまな人と関わり合って仕事をすることに憧れもあり、再受験で京都大学医学部に進学しました。当初は小児科医師を希望していましたが、在学中に消化器領域の治療が必要な持病を発症したため、消化器内科に進路を変更しました。

これまでのご経歴とこちらのクリニックにご入職された経緯を教えてください。

医学研究所北野病院や京都大学医学部附属病院を経て、関西電力病院で診療経験を積みました。その時に、当院開院が決まった奥久徳院長が、関西電力病院との連携や患者さんのご紹介などの件であいさつに来られており、そこで医師を募集していると聞いたのです。ぜひやってみたいと手を挙げたのは、医師になってからずっと中核病院に勤めてきて、その世界についてはほぼ把握できたと感じるとともに、次は「開業」の世界がどうなっているのかという興味が湧いていた時期であったからです。さらに立ち上げから関われるということも、大きな魅力でしたね。奥院長の患者さんを第一に考える理念にも心から共感し、開院前の数ヵ月間は同じグループである「芦屋おく内視鏡クリニック」で勤務した後、当院に入職しました。

患者さんに接する際に心がけていることなどありますか?

河路光介先生 大阪なんば内科・消化器内視鏡クリニック2

患者さんによって来院される理由もさまざまであることから、ニーズをしっかりくみ取って、できるだけ患者さんに寄り添えるよう心がけています。元をたどれば、私は医学・医療の世界の外の人間。医師がよく使っていても、一般の方からするとよくわからない言葉は多いでしょう。例えば「炎症」とよく言いますが、私自身は医学部で「炎症」と言われても、最初は何のことかさっぱりわからなかったんですよ。そのため説明の際にはできるだけ専門用語を使用せず、わかりやすい言葉に置き換えています。塾講師時代の経験から、かみ砕いて話すということに関しては長けているのではないかと自負しています。また私自身の病気の経験から、診断を受けたときに相当なショックを受けることは身をもって体感しており、診療の際には患者さんの心情に最大限配慮するよう努めています。

スピードと負担軽減のバランスを考えた内視鏡検査

先生の考える、クリニックの強みは何ですか?

河路光介先生 大阪なんば内科・消化器内視鏡クリニック3

ターミナル駅直結、土日祝診療など、地理的にも時間的にも、アクセスが良いのが第一の特徴だと考えます。胃と大腸内視鏡の検査時間を午前と午後で変えているという医療機関が非常に多いのですが、当院は時間帯で区切っていないところも受診しやすいポイントの一つ。朝から胃・大腸ともに検査が可能なため、患者さんの待機時間が少ないのも大きなメリットだと思います。もともと開業については勉強したことがまったくないため、内視鏡検査室を4室設ける当院がクリニックとしてどの程度の規模なのかなど、実はクリニックについてよくわかっていないこともあるんです。ただこれまで勤務してきた病院と比較すると、遜色ない検査をご提供することができていますね。

先生が内視鏡検査で注意されていることなどを教えてください。

できる限り患者さんにご負担がかからないように、少し時間はかかっても、丁寧に優しく内視鏡を操作しています。私の場合、スピードにこだわり過ぎてしまうと患者さんに苦痛を与えてしまうこともあるかもしれませんので、スピードと丁寧さのバランスを図りながら、患者さんにとって最も良いかたちでの検査提供をめざしています。また患者さんの様子を見ながら、鎮静剤・鎮痛剤の量を微調整しています。

クリニックの雰囲気もとてもいいですね。

河路光介先生 大阪なんば内科・消化器内視鏡クリニック4

内視鏡に特化して経験を積んできた看護師さんから、内視鏡のことは未経験の方までさまざまな人材が集まっています。当院のスタッフは皆さん優秀で頼れる人ばかり。私は当院入職後、特に一般内科については勉強を重ねていますが、スタッフさんたちも始まったばかりのクリニックで新しいことに取り組み、一生懸命スキルアップを図っています。みんなでクリニックをつくり上げていこうという、良い雰囲気がありますね。患者さんとの関係だけでなく、スタッフ間も含めて、私が皆さんのいい潤滑油になれたらいいなと考えています。

肝臓領域の診療経験も豊富、まずは気軽に受診を

奥院長から「河路先生は肝臓領域が特に強い」と伺いました。

河路光介先生 大阪なんば内科・消化器内視鏡クリニック5

肝臓が専門というわけではないのですが、関西電力病院時代は8年間、肝臓のチームに入って診療をさせてもらっていたという経験があります。当院は内視鏡検査に特化した専門クリニックですが、一般内科や肝臓内科も掲げていますので、内視鏡検査ご希望の方以外も気軽に受診してください。肝臓に関しては、血液検査および超音波検査の実施が可能です。また当院で胃や大腸の内視鏡検査を受けていただいた方には、B型肝炎、C型肝炎の確認も行います。B型肝炎、C型肝炎に関しては症状が出てからでは遅いので、早期発見・治療につなげることが非常に大切です。

今後の展望はありますか?

C型肝炎については良いお薬が開発されたこともあって患者さんの数は減少していますが、現在まで医療機関にアクセスがなく、肝炎に罹患していることに気づいておられない方もいらっしゃいます。そういった方々にどう病気のことを広めて治療に結びつけていくかも考えていかなくてはならない課題だと認識しています。それ以外は、まだ始まったばかりのクリニックですので、日々の検査と診療を誠実に行うことが大切です。しっかりと患者さんの支持が得られるよう努め、クリニックを盛り上げていきたいと考えています。

読者にメッセージをお願いします。

河路光介先生 大阪なんば内科・消化器内視鏡クリニック6

人生を左右する最も大きな病気は、多くの方にとって「がん」であると考えられます。がんの場合、症状が出てからでは遅いというケースがほとんど。できるだけ早く、症状がないうちから定期的に検査を受けに来ていただけたらうれしいですね。私の診療における強みは、じっくりとお話を聞けるところ。患者さんのお話をしっかりとお聞きし、寄り添う医療の提供に努めます。当院はアクセス抜群で、土日祝診療・朝検査など、お忙しい方でも受診しやすい環境が整っています。何かお困りのことがあれば、気軽に受診してください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

初診料/2910円(※外国人旅行者の方は状況により異なります)、胃・大腸内視鏡の同日検査/4万5000円、モーニング大腸内視鏡検査/2万6850円、胃カメラ検査(自費)/1万7200円、大腸内視鏡検査/2万6850円、人間ドック/2万7000円

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