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關 杏奈 院長の独自取材記事

スカイメディカルクリニック

(高松市/春日川駅)

最終更新日:2024/08/27

關杏奈院長 スカイメディカルクリニック main

高松市春日町で、2024年5月に診療を開始した「スカイメディカルクリニック」。同年3月まで地域を支えてきた「春日佐々木医院」を、關杏奈(せき・あんな)院長が継承した。クリニック名には、訪れた患者の心が少しでも晴れ渡ってほしいとの想いが込められている。父の死をきっかけに医師をめざしたという關院長は、勤務医として数多くの内視鏡診療に携わる中で、より深く患者と関わり向き合いたいと、開業を決意。同院では、春日佐々木医院時代のようにかかりつけ医の使命を果たしながら、關院長が専門とする内視鏡検査や消化器疾患の診療に力を入れていく。院内にはAI技術を駆使した先進の内視鏡機器を導入し、各種健康診断や企業健診にも対応。患者の心を照らす笑顔で、「開業医は天職」と語る關院長に、診療への想いなどを詳しく聞いた。

(取材日2024年7月3日)

患者と深く接しながら、患者の人生に関わりたい

先生が医師を志したきっかけは?

關杏奈院長 スカイメディカルクリニック1

小学5年生の春に、父を病で亡くしたことがきっかけです。いつもどおり出勤したはずが、お昼頃には「気分が悪い」と言って帰ってきて倒れ、救急車で運ばれて、そのまま帰らぬ人となりました。その日の朝、「桜がきれいだね」と言う父に、春休みの宿題をしながらそっけなく返事をしたのが最後になってしまったんです。この時の悲しい思いから、病気や人の命に関わる仕事がしたいと思うようになりました。専門分野に選んだ消化器内科は、内科の中でも外科に近い側面を持つ診療科です。内視鏡を活用して、悪性腫瘍の切除に取り組むこともあります。他でもない、自分自身の手で治療にあたれるところは、消化器内科の大きな魅力だと感じています。

どのような経緯で、医院を継承されることになったのでしょうか?

大学卒業後は、岡山大学の関連病院などで内視鏡診療の経験を積み重ねてきました。主に急性期病院で勤めていましたが、病気の改善後はその後の治療を開業医の先生にお願いすることが多く、自分で長く診ることができませんでした。もともと私には、「患者さんの人生に関わりたい」という思いがありました。うれしいことは一緒に喜び、悲しいことは一緒に悲しむ、そんな医師を理想としていたんです。開業することによって、これからは患者さんと深く接しながら、患者さんのすぐそばでお役に立ちたい。そう考えていた頃に、後継者を探していたのが佐々木先生です。初めて佐々木先生にお会いしたとき、その温かな人柄や患者さんへの対応を見て、「ここを継承したい」と思いました。お互いの思いはマッチングし、無事に継承となりました。当院のスタッフは佐々木先生の頃のままなので、顔見知りのスタッフがいる安心感を持って来院される患者さんも多いです。

医院名には、どのような想いが込められていますか?

關杏奈院長 スカイメディカルクリニック2

病院やクリニックに行くのは、あまり好きじゃないという方が多いですよね。それに、受診するタイミングは心も体も落ち込んで、元気がないときだと思います。当院へ来られる方には、青空を見上げたときのような爽快感が生まれたらいいな、少しでも患者さんの心が晴れたらいいなという想いで、この名前をつけました。待合室の壁や、内視鏡室の天井にも青い空を取り入れています。医院のロゴマークは、クリニック名に合わせて作成したものです。聴診器をモチーフにした止まり木、つまりクリニックに鳥が相談に来ているようなイメージで、デザイナーさんに作っていただきました。鳥の体に隠れたハートは、患者さんとの信頼関係や安心感、絆などを表現しています。

先進の設備を導入し、内視鏡検査に対応

クリニックの強みについてお聞かせください。

關杏奈院長 スカイメディカルクリニック3

当院の強みは、私が多く手がけてきた内視鏡検査です。内視鏡機器は、開業と同時期に発売されたばかりの新機種を導入しました。高出力のLED照明つきで、明るく高精細な画像を映し出します。病変があればAIがマーキングしますし、切除が必要な大腸ポリープなどもAIが鑑別します。見落としを防ぐ意味では便利ですが、私はAIに負けたくないので、先に病変を見つけようと頑張っています(笑)。胃の内視鏡検査では、口と鼻どちらから内視鏡を通すか、鎮静剤を使用するかどうかも、できるだけ患者さんのご希望に合わせていますね。下剤を飲む前処置室はトイレつきの個室なので、患者さんも落ち着いて過ごせると思います。基本的には私が検査を行いますが、男性医師を希望される場合は、同じ消化器内科の医師である夫が土曜日に対応します。

現在は、どのような患者さんが来られていますか?

主には近隣の方々が、糖尿病や高脂血症、高血圧などの生活習慣病、風邪や胃腸炎などの日常疾患など、さまざまなお悩みで来院されています。皆さん真面目で、健康意識が高い方が多い印象です。あとは「どこの科に行ったらいいのかわからない」「具合が悪いけれど、理由がわからない」といったご相談もありますね。そういう、ちょっとしたことでも頼っていただけるとうれしく思います。最近では、健康診断の結果、精密検査が必要になったり、胃腸の調子が悪いと内視鏡検査を希望される40〜50代の女性患者さんも増えてきました。医師とスタッフ全員が女性ということで、検査のハードルを下げられているのかなと思っています。

診療の際には、どんなことを心がけていますか?

關杏奈院長 スカイメディカルクリニック4

患者さんの立場に立って、患者さんのお気持ちになって考えるということです。昔、難病を患った友人から「患者になったこともなければ、患者の家族になったこともない人には、こっちの気持ちはわからないよね」と話されたことがありました。それは私に向けられた言葉ではなかったんですが、「そういうふうに思われることもあるんだ」と動揺を覚えたんです。それからは「もし自分が患者だったら」「自分が患者さんの家族だったら」と常に考えながら診療にあたっています。患者さんの心の中のこと、ご家族のこと、診察室を出た後の生活のことを考えながらお話を聞くと同時に、患者さんからも話しやすいような雰囲気をつくることを大切にしています。

何でも相談できるかかりつけ医をめざして

患者さんや、そのご家族とのエピソードがあれば教えてください。

關杏奈院長 スカイメディカルクリニック5

患者さんが亡くなられた後に、そのご家族からお手紙を頂いたり、病院まで来てお礼の言葉を頂いたりしたときには、胸がいっぱいになりました。家族を亡くした直後の余裕のなさは、私もよくわかっていますから。勤務医時代には、抗がん剤治療をしていた患者さんに「私は手術ができなくて、先生の勉強の役に立たなかったから、死んだら解剖してもらいたい」と言われたこともありました。そのときはどうすべきかと迷いましたが、ご家族の方も「父の希望だからお願いしたい」と言ってくださったので、ご遺志どおりに病理解剖をして、勉強させていただきました。その患者さんには今でも感謝していますし、そこまで信頼していただけたことがとてもうれしかったです。

そうした経験を経て、開業された今のお気持ちはいかがですか?

考えなければいけないことが増えたという苦労はありますが、地域のかかりつけ医として、患者さんの頭の先から足の先まで診られるうれしさのほうが大きいです。私は医師として、「患者さんのお役に立てるようになりたい」と思いながら今日まで過ごしてきました。その目標も少しずつ達成できるようになり、やりがいのある日々を送っています。開業して良かったですし、今は開業医が天職だったと思っています。

休日はどのように過ごされていますか?

關杏奈院長 スカイメディカルクリニック6

家族と過ごすことがほとんどです。小学生の息子2人は外で遊ぶことが大好きなので、一緒に虫を捕まえに行ったり、メダカをすくいに行ったりしています。私自身は仕事が趣味になっていますが、患者さんの健康を守る立場として、健康的な生活も心がけています。具体的には、早寝早起き、食べすぎないことや減塩、軽い運動ですね。なるべくストレスもためないようにして、夜はよく眠るようにしています。

最後に、読者へのメッセージをお願いいたします。

地域の皆さまに、末永く貢献できるクリニックをめざしています。消化器疾患から日常的な疾患、症状まで、困ったことがあれば何でもご相談ください。この場所での対応が難しいと判断した場合は、適切な医療機関をご紹介することもできます。当院は患者さんお一人お一人と信頼関係を築きながら、確かな安心感をお届けし、患者さんの心を晴れやかにしたいと考えています。悲しいときもうれしいときも、一緒に分かち合える存在になれるよう頑張りますので、どうぞお気軽にご来院くださいね。

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