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山崎 万理子 院長の独自取材記事

メドックにしふじクリニック

(春日井市/高蔵寺駅)

最終更新日:2026/01/08

山崎万理子院長 メドックにしふじクリニック main

春日井市東部の丘陵地に広がる高蔵寺ニュータウンは、高度成長期に誕生した日本三大ニュータウンの一つで、現在も約4万人が暮らす大きな街だ。「メドックにしふじクリニック」は、そのニュータウンの一角、旧小学校跡地を活用した多世代交流の広場に面して建つ。名古屋市昭和区の「メドック健康クリニック」の分院として開業したクリニックで、2026年1月から山崎万理子先生が院長に就任。25年前から近隣に暮らし、市外の病院で幅広い経験を重ねてきた山崎先生。「この機会に高蔵寺の医療に少しでも貢献したいですね」と穏やかに語る。家族全員で相談できる存在をめざし、患者の話に耳を傾ける姿勢を大切にしているという。優しく包み込むような笑顔が印象的な山崎先生に、同院の特色や今後の展望について聞いた。

(取材日2025年11月19日)

子どもから高齢者まで、誰もが相談できる場でありたい

まず、開業の経緯を教えてください。

山崎万理子院長 メドックにしふじクリニック1

高蔵寺ニュータウンは、法人の吉田理事長が中学卒業まで過ごした街です。現在理事長は、名古屋市にある「メドック健康クリニック」の院長を務めています。年月を経てこの地域は高齢化が進み、人口も減少傾向にあったことから、春日井市は2016年に「高蔵寺リ・ニュータウン計画」を策定しました。その一環として、小学校跡地が多世代の集まる広場として整備されることとなりました。吉田理事長は、かねてより地元に恩返しをしたいという思いを強く持っており、再生が進むこの場所なら地域の力になれるのではと考えたそうです。その思いが形となり2024年、この広場の一角に分院となる当院が開業しました。

「にしふじ」という院名は地域にちなんだものなのですね。

はい。以前この地にあった小学校の呼び名にちなんで名づけられています。少しでも住民の方々に親しみを持っていただけるようにと、理事長の思いが込められた名前です。建物や内装は白やベージュ、やわらかい緑を基調としており、どなたにも安心してくつろいでいただける空間をめざしています。当院が立つこの広場には、薬局、グループホーム、カフェ、体育館、運動場などがあり、お子さんから高齢の方まで地域の皆さんが集まる場になっています。夏にはお祭りなどのイベントが行われることもあります。当院へもぜひ気軽に立ち寄っていただければと思います。また、75台分の共同駐車場があり、車でのアクセスも便利です。公共交通機関では、名鉄バス「藤山台南」から徒歩3分と来院しやすい立地にあります。

今後、どのような診療をしていきたいとお考えですか?

山崎万理子院長 メドックにしふじクリニック2

私は25年前から近隣に住んでいまして、医師としては市外の病院に勤務することが多く、地元の医療に関わる機会はほとんどありませんでした。今回の院長就任をきっかけに、高蔵寺の医療に少しでも貢献できればと考えています。 流行性の感染症が広がる時期には、ご家族全員が同時に体調を崩されることも少なくありません。親御さんご自身がおつらい状況でも「お子さんだけ小児科へ」というケースもあるため、できる限りご家族全員を診てあげられたらと考えています。もちろん小さなお子さんには専門的な診療が必要な場合もありますが、まずはご家族で気軽に相談していただける存在になりたいですね。

患者の悩みを全部受け止める気持ちで寄り添う

内科疾患全般に対応されているのですね。

山崎万理子院長 メドックにしふじクリニック3

水曜日午前の診療を担当されている堀南美先生は、もともと血液の病気を診る血液内科が専門で東洋医学を学ばれており、漢方薬も処方しています。漢方薬は、病気だけでなく体質を含めて総合的にその方に合う薬を選ぶもので、副作用が少ないことからも求められる患者さんは少なくありません。私の専門は消化器内科ですが、これまで勤務してきた病院では、内科全般を幅広く診てきました。消化器領域を軸にしながらも、日本内科学会総合内科専門医として、さまざまな症状や疾患に対応してきた経験があります。前院長の森明美先生が呼吸器を診てこられたように、私も今後も引き続き、その領域を含めて幅広く診療にあたっていく予定です。消化器に限らず、地域の皆さまの多様な健康相談に応えられるよう努めてまいります。

クリニックとして大切にしている診療方針について教えてください。

「身近なまちのホームドクター」であることは、クリニック全体で大切にしている当院の理念です。ホームドクターは身近なかかりつけ医であり、患者さんが最初に相談する存在です。まずはお悩みを一度きちんと受け止めることが役割だと考えています。高齢の方では、体のあちこちに不調が出て、内科・泌尿器科・皮膚科と複数のクリニックを受診されることも少なくありません。そのようなときに「どの科へ行こうか」と迷われた際、当院のことを最初に思い浮かべていただけたらうれしいですね。まずは当院でしっかりと診させていただき、必要に応じて適切な検査や治療をご提案します。その上で、当院での対応が難しい場合には、速やかに専門のクリニックや病院へご紹介することもホームドクターとして大切な役目だと考えています。

日々の診療の中で、特に心がけていることはありますか?

山崎万理子院長 メドックにしふじクリニック4

患者さんのお話をしっかり伺うことを大切にしています。ただ、じっくりお話を伺う診療が続くと、どうしてもお待たせする時間が生じることもありますので、全体の流れを見ながら進めるよう心がけています。それでもできる限り気兼ねなく相談していただける雰囲気づくりは大切にしたいと考えています。また自分の判断や行動が患者さんの人生を大きく変えることがあるということを常に心に置いて、診療を続けていきたいです。

日々の生活の中で病気を予防できるよう支える

こちらでは予防も大切にされていると伺いました。

山崎万理子院長 メドックにしふじクリニック5

患者さんが日常生活を健やかに過ごしていただくことが、当院の願いであり目標です。私は、以前勤めていた病院には最初の15年間は非常勤として、その後の10年間は常勤として携わってきました。ご高齢の方が中心で、療養病床を持つ病院ということもあり、慢性疾患を抱える患者さんを長期的に診ていく機会が非常に多かったですね。そうした経験から、治療と同じくらい、日々の生活の中で病気を予防することの大切さを強く感じています。慢性疾患は早期の気づきと取り組みが進行の抑制につながることも多いため、当院でも予防に力を入れ、地域の皆さまの健康を長く支えていきたいと考えています。

予防や早期発見に向けての取り組みについてお聞かせください。

特定健診をはじめとする各種健康診断、市のがん検診などの取り組みを通じ、引き続き疾患の早期発見に取り組んでいきたいと考えています。近年、高血圧や糖尿病などの生活習慣病、メタボリックシンドローム、さらにがんに罹患する方が増えています。これらの疾患の予防・早期発見に向けて、定期的にクリニックで健康状態を調べることを皆さんにお勧めしたいですね。がんについても、早期に発見すれば改善できる可能性が高まります。勤務医時代には、念のために……と思い詳しく調べてみたところ、発見が難しいとされる早期の食道がんが見つかり、手術以外の治療を選択できたということがありました。その時、患者さんから頂いた感謝の言葉は深く心に残っていますし、当院でも、私の判断や行動が患者さんの人生を大きく変えることもあるのだという思いで検査に臨んでまいります。

そのほかに患者さんの健康づくりを支えるために、取り組んでいきたいことはありますか?

山崎万理子院長 メドックにしふじクリニック6

当院と同じ広場にある薬局との連携を進めたいと考えています。必要に応じて管理栄養士の方に食事指導や健康相談に対応していただければ、患者さんにとっても診察室で医師から指導を受けるより話しやすい場合があると思うからです。食事は病気の経過に大きく関わる重要な要素ですので、専門職のサポートを受けられるのはとても心強いですね。

最後に、地域の皆さんに向けてメッセージをお願いします。

当院は「身近なまちのホームドクター」としてどなたも幅広く受け入れ、お話を伺いながら内科全般を診ていくスタンスでいます。どうぞ構えることなく、気軽に立ち寄っていただければと思います。SNSも積極的に活用しており、病気や健康に関する情報を発信するとともに、SNSから予約いただくことも可能です。診察券としてもご利用いただけるため、若い方にも受診しやすいのではないでしょうか。今後も、地域の皆さんの健康的な生活を支える医療に従事していきたいと考えています。困ったことや気になることがあれば、どうぞ我慢なさらず、広場に遊びに来るついでにお立ち寄りください。

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