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蛯原 有男 院長の独自取材記事

えびはら整形外科

(大和市/つきみ野駅)

最終更新日:2020/04/01

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スポーツにケガや故障はつきものだ。「もしかしたら、その一瞬活躍できたかどうかだけでその後の人生が変わるかもしれない。だから私は全力で選手を守りたいんです」と朗らかだが強い意思の見える笑顔で語るのは、「えびはら整形外科」の院長、蛯原有男先生。少年野球やサッカーチームに入っている子どもたちから成人まで、多くのアスリートをサポートする一方で、「死ぬまで元気でいてもらいたい」と、地元の高齢者の健康をサポートし、老若男女問わず大勢の患者から慕われている。常に先進の機器を取り入れ、患者の健康寿命を延ばすべく診療に向き合う蛯原先生に、リハビリテーションのことから今後の展望まで、熱い思いをじっくり聞いた。
(取材日2018年5月16日)

老若男女問わず、多くの患者の健康を支えるクリニック

クリニックの特徴について教えてください。

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私はもとは北里大学を出ておりますので、開業するにあたって大学病院と連携のとりやすい場所ということでこの地での開業を決めました。もともと専門が脊椎外科のため、脊椎関係の患者さんのリハビリテーションなど大学病院や他のクリニックからの紹介も多いです。また、私自身ずっとスポーツをやっていたことから、スポーツ整形や関節外科にも力を入れています。開業当時から毎日のようにずっと通ってくださる高齢の患者さんからアスリートの方、少年野球やサッカーをしているお子さん、腰痛や肩こりに悩む女性など、幅広い層の患者さんに来院していただいています。

設備や器具が充実していて驚きました。

リハビリテーション用のマシンなどは、新しい機械が出るたびに買い替えるようにしています。だいたい3~4年ごとには新しくしていますね。当院はリハビリテーションだけでなく、健康を維持するために筋肉のトレーニングに来られるような患者さんも多いので、いつも同じことばかりじゃ飽きてしまうと思うんです。新しいマシンが入るとみんな興味を持つし、わかりやすい数値で結果が目に見えてわかるとやる気が出るんですよね。治療に対する患者さんのモチベーションを維持するためにも、いいものがあれば積極的に取り入れるようにしています。また当院には肩こりや腰痛で来られる女性の患者さんも多いので、配置もいろいろ工夫して、お互いの顔や治療中の姿が見えないようにするなど、プライバシーにも配慮しています。

予約制のリハビリテーションもとても人気ですね。

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機械を使ったリハビリテーションは予約なしで受けられますが、理学療法士による機能訓練は予約が必要で、一人ひとりの患者さんの症状や健康状態に合わせたメニューを作成し、治療を行っています。脊椎や関節の手術後や骨折後のリハビリテーションから、「最近歩くスピードが落ちてきたから筋力をつけたい」「ひどい肩こりをどうにかしたい」という患者さんまで、理学療法士がパーソナルトレーナーとして、つらい症状にある医学的根拠に基づいて症状の改善をサポートします。なかなか予約が追いつかない状態で申し訳ない限りですが、患者さんに笑顔になっていただけるよう、スタッフ一同頑張っています。

地域のスポーツ選手たちを幅広くサポート

そもそも先生はなぜ整形外科の医師になられたのでしょうか。

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父が田舎で開業医をやっていたので、物心ついた時には自然と自分も医師になりたいと思うようになっていました。ところが私は三男坊。兄が2人とも医科、歯科に進んだものだから「お前は医者にならなくていいから、好きなことをやれ」と言われて(笑)。でもどうしても医師になりたかったのは本当ですから、そんなこと言わないでくれと説得しました。無事に医学部に入学してからは、アメリカンフットボールにのめり込んで、6連覇を達成。今でも院長室にヘルメットを飾ってあります。選手時代に足首を骨折して整形外科に入院したのがきっかけで、整形の道に進むことを決めたんですよ。

先生を頼りにしているスポーツ選手も多いそうですね。

自身の経験もありますから、当院ではスポーツ整形にもかなり力を入れています。普段から心がけていることとして、患者さんにはわかりやすく納得のできる説明をしています。薬もただ出すのではなく、なぜこの薬なのか、いつまで飲めばいいのかしっかり説明していますし、治療法についてもなぜこのような症状が出るのか、いつ頃まで続くのかも併せてお話しします。そうすると患者さんは安心しますし、安心することで治療にも前向きに取り組めるようになります。特に現役の選手にとっては試合や大会に出られるかどうかが最大の関心事。いつまでにこれができるようになる、いつ頃からはこんな練習ができるようになると、その都度明確にして本番までの調整をしながら治療にあたるようにしています。チームドクターのような形で選手をサポートしていますね。「先生のおかげです」と、結果を出せた患者さんにお礼を言われるとうれしいですね。

最近の気になるケースについて教えてください。

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今に始まったことではないのですが、地区のスポーツのチームなどでケガや故障をすると、まず初めに監督さんなどに民間療法に行くよう勧められ、「ずっと通っているけれどよくならない」ということで来院される患者さんが結構多いんです。そういう場合は、良くなるどころか、かえって悪化しているようなこともあります。民間療法自体を否定する気はまったくありませんが、早く復帰するためにまずは整形外科に来て、きちんと診察を受けて医学的根拠のある指導のもと、民間療法を利用するようにしてほしいですね。怪我をして腫れているような状態の患部に施術を行い、悪化させてしまっているようなケースがあるのは、非常に残念なことだと思います。また同じ薬を長く飲み続けている割には症状が改善しないという方も、今は新しい薬もどんどん出ていますのでご相談ください。

「死ぬまで元気」をモットーに地域医療の底上げを

先生の健康法について教えてください。

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とにかく意識して動くことです。今はテレビのチャンネルを変えるのも動かずにできるし、500m離れた場所に車で移動するような時代です。便利になった分、意識しないと全然動かないまま生活できてしまうんですよ。だから普段からとにかく意識して体を動かすようにしています。スポーツは子どもの頃からずっとやっていて、今は休日はもっぱらゴルフです。あとは自転車も好きなので、休日はそのどちらかに時間を使うことが多いですね。ラジオ体操も毎日やっていますよ。患者さんに言っている以上、私もさぼっていられません。何事も目標を立てて、それに向かって毎日取り組んでいます。

今後の展望をお聞かせください。

寿命には健康寿命と平均寿命があり、現代は健康寿命の方が10年くらい早く終わってしまう傾向にあります。例えば女性の平均寿命は88歳ですが、80歳くらいで足が悪くなってしまったり、寝たきりになってしまったり、多くの方がいわゆる「要介護」という状態になっているんです。当院も開業して17年になりますが、やはりその間にだんだん通えなくなってしまった患者さんもいて、すごく寂しいです。ですから当院に通ってくださる患者さんには、できるだけ平均寿命と健康寿命の間を短くして、できれば死ぬまで元気でいてもらいたいですね。それとスポーツ選手にケガや故障はつきものですが、適切な治療を受けられずに選手生命を絶たれてしまうようなことをなくしていきたいです。未来のアスリートの可能性を守ることも、医師としての大きな使命だと思っています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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最近はスポーツブームで就学前の小さなお子さんもサッカーなど、本格的にスポーツを楽しむ時代です。しかし、お子さんは痛みや不調をうまく言葉で説明できません。負担や故障を抱えたまま無理を重ねてしまったり、あるいは適切な治療を受けられなかったばかりに選手生命を絶たれた選手をたくさん見てきました。本人はもちろん、親御さんや監督には整形外科はケガしてから来るところではなく、ケガを予防するため、選手生命を守るために、例えば野球であれば投げ方指導など、技術的なアドバイスも行っていますので、もっと気軽に利用していただきたいですね。また、「死ぬまで元気」をモットーに、シニアの患者さんや肩こりに悩む女性にもご自分の体の状態を知っていただき、安心して治療を受けられるよう患者さんと二人三脚で診療を進めています。どうぞお気軽にご相談ください。

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