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インプラントや入れ歯を正しく選択
全顎的な治療で口腔環境を守る

大宮いしはた歯科

(さいたま市大宮区/大宮駅)

最終更新日:2024/07/01

大宮いしはた歯科 インプラントや入れ歯を正しく選択 全顎的な治療で口腔環境を守る 大宮いしはた歯科 インプラントや入れ歯を正しく選択 全顎的な治療で口腔環境を守る
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何らかの理由で歯を失った場合、治療の選択肢には入れ歯、ブリッジ、インプラントがある。自分に適した治療法を正しく選択するためには、それぞれの治療法について詳しく知ることが大切だ。個々の患者に適した治療法を選ぶためには、歯科医師の知識も重要だろう。「大宮いしはた歯科」の石幡一樹理事長は、「残った歯を守る」「よく噛める」ことを重視して治療法を提案。東京医科歯科大学で義歯について研鑽を積んだ経験から、義歯に精通した上で、入れ歯なのか、インプラントなのか、あるいはインプラントと入れ歯の併用・インプラントデンチャーがいいのかを見極めることができる。10年先、20年先を見据えた全顎的治療、適切な治療の選び方について石幡理事長に詳しく聞いた。

(取材日2024年6月14日)

インプラントや入れ歯を適切に選択し、よく噛めて、長く維持できる口腔環境をめざす

Q全顎的治療とは、どのような状態をめざす治療なのでしょうか?
A
大宮いしはた歯科 患者ニーズに合わせて、さまざまな治療を提案する

▲患者ニーズに合わせて、さまざまな治療を提案する

全顎的治療がめざすところは、口腔内全体を正しく機能させることです。噛み合わせを長期にわたって安定させるためには、奥歯が安定していてしっかり噛める状態にすることが大切です。そのため、粘膜に乗せるため沈下する可能性のある入れ歯よりも、骨に固定するインプラントのほうが、長期的に安定した噛み合わせをつくることが望めます。噛み合わせが悪い状態で全顎的治療はできないので、当院ではファーストステップとして、治療用の仮の入れ歯を入れるなどして、今の噛み合わせが問題ないかを確認します。これが落ち着いてから、自由診療の入れ歯かインプラントか、あるいはインプラントと入れ歯の併用にするかを選択して治療を進めます。

Q年齢や状況に応じて選択する治療法は変化すると聞きました。
A
大宮いしはた歯科 初診の段階で十分なカウンセリングを行う

▲初診の段階で十分なカウンセリングを行う

例えばご高齢の方で、薬を飲んでいる、または糖尿病などの疾患があるといった状況であれば、リスクがあると判断して無理にインプラント治療を勧めることはありません。入れ歯などの別の方法を検討します。患者さんの年齢と全身状態に合わせて、自由診療の入れ歯やインプラント治療などの選択肢の中から選ぶことになります。その際、患者さんには、それぞれの治療がどれくらい持つのか、残った歯に対してダメージが少ないのはどの治療法か、そして、治療後自分でケアができるかどうかなどを説明します。歯科医師が最も深く考えて実践するべきは、再治療になりにくい提案をすることだと考えています。

Qこちらの入れ歯治療について詳しく教えてください。
A
大宮いしはた歯科 設備を整え、幅広く専門的な治療ができる体制を整えている

▲設備を整え、幅広く専門的な治療ができる体制を整えている

入れ歯のメリットは、外科手術の必要がないこと、ブリッジと比較して歯を削らずに治療できること、他の治療法と比べて短期間で治療が終わることです。一番のデメリットは、噛む力が出にくいことです。また、保険診療と自由診療の入れ歯ではできることに違いがあり、グミのようなものを20秒ほど噛んでもらって、どれだけ粉砕できたかで咀嚼力を評価できる検査をすると、自由診療の入れ歯のほうが数値が上がりやすいデータもあります。当院では、金属床義歯やコーヌスクローネ義歯、ノンクラスプデンチャーなど自由診療の入れ歯にも対応していますので、その患者さんの口腔環境に合った入れ歯を製作し、しっかりと噛める状態をめざします。

Qインプラント治療のメリット・デメリットをお聞かせください。
A
大宮いしはた歯科 丁寧な診察と説明を行いインプラント手術を行う

▲丁寧な診察と説明を行いインプラント手術を行う

メリットは噛める状態を長く維持できることが望めます。また、骨に固定するため、他の補綴装置と比べ、天然歯と同様の噛み心地が期待できます。外科治療が必要なこと、そして治療期間が長いことがデメリットだといわれますが、当院の場合、骨の状況が良ければ抜歯した当日に仮歯を入れる、抜歯即時埋入インプラントを行います。下顎で2ヵ月、上顎でも3ヵ月で最終的な補綴物を入れることが見込めます。インプラント治療が怖いと感じる方もいますが、眠ったような状態で手術を受けることが望める、静脈内鎮静を用いることもできます。静脈内鎮静法はパニック障害のある方、歯科恐怖症の方には外科手術への心理的負担を軽減する治療法ですね。

Qどのような思いを持って診療にあたられていますか?
A
大宮いしはた歯科 「生涯にわたって食事を楽しむ」を実現することがモットー

▲「生涯にわたって食事を楽しむ」を実現することがモットー

歯科医師の仕事は患者さんがしっかりとおいしい食事ができるようにし、患者さんの健康寿命の延伸に貢献することだと考えています。そして、今までの経験上、一番手応えを感じる治療がインプラント治療です。当院では、適応する場合なら抜歯即時埋入インプラントを行います。通常だと1年程度かかりますが、約3ヵ月で終えることも望めますし、外科手術が1回で済みます。そして手術において患者さんの負担を軽減するために必要な技術を日々研鑽しています。歯を失う流れに入るとそれを止めるのは難しいですが、インプラント治療はそれらの流れを食い止めるのに有用な方法です。健康意識の高い方には、ぜひご検討いただきたいですね。

ドクターからのメッセージ

石幡 一樹理事長

今は何も問題がない方でも、問題を最小限で見つけるために歯科の定期的な受診が重要です。また、残った歯を削られたくない、抜かれたくないという人はインプラントを考えてみてほしいです。歯を削ることでトラブルが始まり、神経を取ると状態が悪いほうに向かいます。例えば60歳で神経を取った歯が1本もなく、1ヵ所だけ治療するのであれば、保険診療の補綴でもいいと思いますが、治療を重ねれば最終的に抜歯になる可能性は高まります。当院では再治療になりにくい治療法の提案を心がけ、残存歯を守ることに誠心誠意向き合っていきます。よく噛めるようになりたい、全顎的治療を希望しているという方はぜひご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

抜歯即時埋入法によるインプラント治療/45万5000円〜(ガイド代:5万5000円を含む) ※骨補填材代4万4000円~8万8000円がかかる場合がございます。金属床の総入れ歯/44万円~、インプラントオーバーデンチャー/55万円~、コーヌス義歯/55万円~、ノンクラスプデンチャー/11万円~

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