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山口 千賀子 院長の独自取材記事

横浜西口 エキニア歯科・矯正歯科

(横浜市西区/横浜駅)

最終更新日:2024/12/13

山口千賀子院長 横浜西口 エキニア歯科・矯正歯科 main

横浜駅西口から徒歩約1分、アクセスの良い「横浜西口 エキニア歯科・矯正歯科」は、歯列矯正をメインとして、口元の美容と健康に特化したクリニック。院長の山口千賀子先生は、東京歯科大学を1993年に卒業し矯正歯科を専門に臨床、研究の経験を積んだ後、複数のクリニックで長年、歯列矯正に従事してきた。「きちんとした矯正を適正な価格で」と語る山口院長の言葉からは、安価で手が出しやすいものよりも、長期的に安心できる歯列矯正を提供したいという思いがにじむ。誰にも親しみやすく、優しく語りかけてくれる山口院長に、矯正歯科への思いや診療方針などについて聞いた。

(取材日2024年10月11日)

2つの方法のコンビネーションで集中的に歯列矯正を

こちらのクリニックの特徴を教えてください。

山口千賀子院長 横浜西口 エキニア歯科・矯正歯科1

当院は、お口元の美容と健康に特化したクリニックで、お子さんから大人までの歯列矯正をメインに行っています。患者さんは、当院がある横浜駅周辺にお住まいの方はもちろん、鶴見区や川崎市、横須賀市などから通ってくださる方もいらっしゃいますね。矯正には、ワイヤー矯正やマウスピース型装置を用いた矯正などの選択肢がありますが、最近お勧めすることが多いのは、ワイヤーとマウスピース型装置の両方を段階によって使い分ける矯正方法です。患者さんからは「ハイブリッドの矯正法」と言っていただいたこともありますが、ワイヤーとマウスピース型装置それぞれに得意な部分が違うので、双方のコンビネーションで矯正期間の短縮をめざすことができます。

ワイヤー矯正とマウスピース型装置を用いた矯正は、それぞれどのような利点があるのでしょう?

マウスピース型装置が得意としているのは、あまり大がかりに歯を動かさずに改善が望める症例です。装着していても目立ちづらく、お仕事やプライベートにおいて装置が目立つことを避けたい方にお勧め。ただ、1日のうち22時間以上は装着していただきたいので、その負担が気になる方にはワイヤー矯正を勧めるようにしています。また、マウスピース型装置を用いた矯正をご希望される場合においても、初めのうちは奥歯など見えない範囲の歯にワイヤーをつけて、ある程度歯並びの改善が望めた後マウスピース型装置に移行するほうが矯正期間の短縮につながります。ワイヤーは大きく歯を動かす際に、マウスピース型装置は歯の微調整をする際に向いているので、歯並びの状況や段階に合わせて装置を使い分けることで、効率の良い矯正が可能となります。もちろん、患者さんのご意向が第一優先ですので、どちらかの方法のみで矯正したい場合は、お気軽にご相談ください。

初診では、まずどのようなことをするのか教えてください。

山口千賀子院長 横浜西口 エキニア歯科・矯正歯科2

初診のカウンセリングは60分の時間をお取りして、患者さんのお口のお悩みを伺います。コミュニケーションを取りながら、望ましい矯正方法の提案や患者さんのご希望などについてお話を重ねていきます。あか抜けた雰囲気にしたい、横顔美人をめざしたいといったご希望をお持ちの患者さんが、最近多いように感じます。また当院では、カウンセリング時に、ご本人の携帯電話のカメラ機能を使わせてもらい横顔を撮らせていただきます。自分ではなかなか見ることのない横顔を矯正でどのような変化が望めるのか、実感していただきたいなと思い始めました。加えて、口腔内スキャナーで撮った画像を見ながら、抜歯した後にどのような矯正を行っていくのかといったイメージを詳細に説明します。もちろん矯正方法や費用などについても詳しく案内します。

自身も1人の子の親として、小児矯正に親身に寄り添う

子どもの矯正は、いつ頃から始めるのが良いのでしょうか?

山口千賀子院長 横浜西口 エキニア歯科・矯正歯科3

理想としては、小学校1年生くらいの頃に一度カウンセリングだけでも受けてみて、早めのアプローチが必要かどうかを確かめておくといいですね。小児矯正は小学校低学年くらいから、永久歯が生えそろう小学5~6年生くらいまでの時期を目安に行います。その時期に矯正を行うメリットは、顎の骨の成長を利用できることです。最近は、歯のサイズに比べて顎が小さいお子さんが多く、いわば3人がけの椅子に無理をして4人で座っているような状態になっています。けれども、お子さんの成長を利用すると4人がけのサイズまで顎を広げられることが望める場合があるので、将来永久歯に生えそろった後の、仕上げの矯正の時に抜歯になるケースをできるだけ減らすことも望めます。

成長途中だからこそ、無理なく顎を広げることが期待できるのですね。

そうですね。小児矯正で大切なのは、歯が乳歯から永久歯に生え替わって、永久歯が生えそろい、仕上げの段階に入る時に歯をなるべく抜かずに矯正を終えられるようにするための土台作りです。そのため、小児といっても小学校高学年や中学生くらいまで成長していると、もう顎を広げることを期待できないので、抜歯をして矯正をしなくてはならない場合があります。もちろん成長には個人差がありますから、一概にはいえないのですが。体が大きくなってからの矯正ですと、顎を広げるための装置をつけていただく時間も長くなってしまい本人の負担が大きいので、可能であれば小学校に上がる前後くらいに一度ご相談に来ていただいて、後々に備えていただくと良いでしょうね。当院は無料で矯正のカウンセリングを受けつけていますので、お気軽にご相談ください。

可能な限り、早めにカウンセリングを受けるのが良いのですね。

山口千賀子院長 横浜西口 エキニア歯科・矯正歯科4

はい。ケースはさまざまですので、早くに矯正をスタートしたほうがいいお子さんもいれば、もう少し様子を見てからのほうがいい方もいらっしゃいます。いたずらに矯正期間が長くなってしまっては、お子さん自身も保護者も疲れてしまいますから、適したタイミングを見計らって矯正を開始するのがいいと考えます。私自身にも息子がおり、一人の親として息子が成長していく様子を見ていますので、お子さんのお口の状態を見守る保護者のお気持ちも、自分事として実感しています。お子さんたちの矯正も、ぜひお任せください。

患者の訴えを聞き逃さず、一人ひとりに合った矯正計画

大人になってから、歯列矯正を受けるかどうかを迷われている方も多いと思います。

山口千賀子院長 横浜西口 エキニア歯科・矯正歯科5

長くコンプレックスを抱えていらっしゃったり、なかなか踏み出せずに長い時間がたってしまったりといったお悩みをお聞かせいただくことも多いです。当院では大人の歯列矯正も、ワイヤー矯正やマウスピース型装置を用いた矯正のどちらも実績が多数あります。何歳からでも始められますので、まずはぜひご相談いただければと思います。私自身、かつて、眼科手術について一度カウンセリングに行った後、少し時間を置いてから実際に手術を受けたのですが、もっと早く踏み出せば良かったと悔やんだ経験があります。同じように、歯列矯正を受けるかどうかで悩まれている方が一歩踏み出すお手伝いをしたいですね。

矯正歯科の診療にあたって、心がけていらっしゃることを教えてください。

患者さんのちょっとした訴えを聞き逃さず、丁寧にカウンセリングを行ってご希望を引き出していくことです。やはり、ご本人の訴えやご要望をきちんとすくい上げなければ、一人ひとりにマッチした、納得していただける矯正は行えないのだと思います。親身になって患者さんに寄り添いながら、診療を進めていきたいですね。

読者へのメッセージをお願いします。

山口千賀子院長 横浜西口 エキニア歯科・矯正歯科6

「こんなことを聞いても大丈夫かな?」と思わずに、小さなことから何でもご質問、ご相談していただければと思います。カウンセリング段階だけでなく、矯正が始まって以降もわからないことや疑問に思うことがあればいつでもお聞かせください。診療とは関係ない、世間話のようなお話をしながらでも大丈夫です。患者さんの矯正を行いながら、いろいろお話しくださる方とは雑談も交えながら診療します。ぜひ気楽な心持ちで来院していただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ワイヤー矯正/33万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/22万円~、ワイヤーとマウスピース型装置を用いた矯正/49万5000円~、小児矯正/6万6000円~、部分矯正/16万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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