阪急京都本線・正雀駅近くの商店街にある「かたおか整形外科 手の外科クリニック」。院内に一歩足を踏み入れると、手を木の幹に模したロゴマークが目に入り、木の香りがふんわりと漂ってくる。「温かい雰囲気をめざして、木のテイストを取り入れました」と話すのは、片岡利行院長。救急関連の医療機関で研鑽を積んだ後、手術を中心とした整形外科診療に数多く携わってきたエキスパートだ。中でも、専門とする手の外科には、大阪大学医学部附属病院やJCHO星ヶ丘医療センター、堺市立総合医療センターで深く携わってきたという。多くの手術を経験し、手の外科の専門性を磨いてきた片岡院長が、なぜ地域の開業医となったのか。さらに、クリニックの強みや診療に対する思いについても語ってもらった。

（取材日2024年9月3日）